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放射能汚染が放置されていることの意味は?
福島第一原発事故から既に1年と4ヶ月も過ぎたが、目立った被害は出て来ていないようにみえる。しかし、実際に被害がないということではないようだ。低線量被曝にしても高線量被曝にしても、非常に高い線量での被爆以外は、放射線の電離作用によって生じる活性酸素が遺伝子を傷つけることで健康被害が起る。これはほぼ老化と同じだ。つまり、免疫力が低下したり、血管壁面がもろくなったり、知能が低下したりという症状は、全て老化現象と同じものだ。
チェルノブイリ原発事故で子供の甲状腺がんの発生が唯一つ被曝の被害として確認されているが、これさえも地元当局が見出だしたものでは無く、現地で治療にあたっていた日本人医師が気が付いたものだという。甲状腺がんの発症は事故後ほぼ5年から起こっている。
低線量被曝の被害は、だから、非常に分かりにくいものとして現われてくることになる。事故からまだ2年も経過していないのだから、ほとんど被害が表面化しないのもある意味当然だ。また、たとえ被害が出てきても、それを放射能によるものだと証明することは普通の個人にはまず無理だ。だからこそ、JCO事故での被曝にしても、その被害を一切行政は無視をしてきた。
しかし、福島第一原発事故による被曝被害は、東北地方や首都圏を始めとして、かなり広範囲に渡っている。つまり、老化が早く進むという症状が数百万人という規模で出て来るということだ。被爆者がせいぜい数十人から数百人程度であったJOC事故とはこの点が異なる。
このことは、近い将来、2016年ぐらいから、数百万人規模で影響が表面化するということで、各種統計にかなりはっきり現われてくることになるはずだ。東北地方一帯の新生児数の減少はもちろんだが、関東地方にも同様に現われるだろう。
日本政府や電力会社は、その被害を認めようとしないだろうが、影響は多方面に渡って出現するだろう。社会保障費の増加、労働コストの上昇、少子高齢化の更なる進展、税収の減少などだ。
現在のような政治では、結果的に、社会の階層化がますます進み、対立が様々な形で表面化するはずだ。一般市民社会がどんどんと劣化するのに対し、一部の特権階級が依然として利権をあてがわれ、比較的いい生活を保証されていく。
このままでは、ほぼ確実にイラクのような騒然とした社会になる。
防ぐには、まず免疫力を高めるように乳酸菌製剤やビタミンの摂取を大規模に推奨することだ。ところが、これは全く行われていない様子だ。
つまり、老化防止とほぼ同じような対策がされれば、かなりの被害が押さえられるのに、それが行われないというおかしな状態なのだ。例えば、週刊誌で何回かに渡って取り上げるとか、行政経費をかけないでやる方法は幾つもあると思うが、そういった動きが無いのは、なぜなのだろう。
少なくとも、免疫力を高めることで、若年層や働き盛りの人々の健康をかなり維持できるはずであり、それは、税収増、または、税収の維持に明確に役立つはずだ。
なぜ、そういった対策がされないか、それを考えると、次のような推測をするしかない。
つまり、上で予測したようなことが起きないと何らかの形で予測されているからではないだろうか。チェルノブイリ原発事故があったウクライナなどの地域では、平均寿命が短くなったのだ。まず、出生率が落ち、次に、若者、特に子供の健康が悪化し、次に壮年層の死亡率が高まっている。しかし、これが日本で起こっても、事態の解決にはならない。却って、働き盛り人口の低下によって財政的に悪化するばかりだ。そうなれば、円安に振れ、それは米国債を売却しろという世論を高めるだろう。それをアメリカ政権が望むはずがない。
鍵になるのは、福島第一原発事故のほぼ2年前に発生した豚インフルエンザだ。このインフルエンザは、とても奇妙な感染の仕方をした。数え上げればキリがないほどだが、主なものをそれを次に箇条書きにしよう。
1.発生源とされるメキシコでの感染源農場の確認がされなかった。
2.ウィルス自体がとても珍しい遺伝子を持っていて、1918年に発生して、世界中で数千万人の死者を出したとされるスペイン風邪の遺伝子を一部持っているとされた。更に、アメリカで感染拡大したウィルスと日本で感染拡大したウィルスはかなり遺伝子が異なっていたとされる。
3.そのため、強毒性であることが感染初期に盛んに言われたが、発生地のメキシコなど一部の国である程度の死者が出たが、アメリカや日本ではほとんど感染による死亡者は出なかった。このことについて、栄養状態や医療の充実度の違いと説明されるが、それ以外にも奇妙な点は数多くある。
4.メキシコとアメリカは国境が陸続きであり、日常の買い物などで行き来が大変に多い。だから、国境封鎖はできなかったというのもうなずける。しかし、日本やヨーロッパ、アジアなどへの航空機での移動において、感染国からの出発時ではなく、目的地での到着時に検疫が行われたのだ。日常の、世界中からいろいろな品物が入ってくるときに、輸入時、入国時に検疫をするのはある意味しょうがないし、合理的だ。しかし、伝染病の感染国があるとき、そこへの封じ込めが普通は優先される。つまり、そういった国からの出国時に検疫をして、出発時に熱があったり、風邪気味のものには出国を許さないというのが合理的な権益だ。そもそも、この時、一機一機、着陸した飛行機内で、狭い座席に数時間座ったまま、検疫がされたのだ。このこと自体が不合理であり、出発時に空港に来たとき、国際便の出発受付のカウンターにでも検疫所を設けて、そこでやればスペース的にも広く、時間的な余裕もあり、しかも、体調不良があればすぐに対応ができた。着陸したあとの検疫では、既に国際便で10時間ほd同じ狭い機内にいたわけで、その間にウィルス感染をしてしまう。このことは、ごく普通に分かることで、メキシコ政府ばかりか、アメリカ政府も、日本政府も、その他の国々も政府も、そして、世界保健機関でさえ、指摘をしなかった。
5.普通なら免疫力が落ちている高齢者に大量感染するはずが、若者に感染する場合が多かった。しかも、この傾向は感染源であるメキシコでは見られず、アメリカや日本で多く観察されたのだ。メキシコではかなりの死者が出たとされ、感染広がりの初期にはアメリカでも死者が出ている。
6.日本では、大阪や神戸、または北九州などでのやはり高校生への感染が報道されたが、この時期に、首都圏でもかなりの感染があったはずだとされている。しかし、なぜか、首都圏では感染の確認そのものがされなかったはずだ。
では、この奇妙な感染の仕方をした豚インフルエンザ(新型インフルエンザ)はどんな意図を持って感染拡大がされたのだろう。まず、事実として、大きな被害を出していないことがある。つまり、このウィルス自体は決して強毒性ではなかったのだ。では、なぜ、検疫体制をわざわざきちんと作らずに世界へ広めたのだろうか。合理的な推測は、この感染で免疫を作ることではないだろうか。高齢化した社会で主に若者へ免疫を作らせ、次に大規模なインフルエンザ感染があっても大丈夫なようにするということだ。
こう書くと、では新生児や幼児はどうするのかという疑問が出てくる。場合によるだろうが、犠牲になっては困る場合は、新生児や幼児用の予防注射で事前に免疫を作らせる方法をとるはずだと思う。つまり、反対に言えば、お年寄りも幼児も共にインフルエンザの犠牲になるような可能性もあるということだ。または、お年寄りにだけ重篤な症状をもたらすウィルスが作られている可能性もある。
つまり、今の日本で、福島第一原発事故による放射能汚染への有効な対策が取られていないのは、元々計画されていた高齢者の人口をインフルエンザ感染によって減少させることができるという見通しがあるからだとしか思えないのだ。
日本の財政が、脳天気にどんどんと赤字国債を発行して悪化して行っていても、そして、高齢人口がどんどんと増え、年に1兆円ずつ社会保障費が増えるということが統計上簡単に分かっていても、ほとんど有効な手当がされてこなかったのは、将来いつかの時点で、高齢者人口が大幅に減るということが一部の権力者にはわかっていたからではないだろうか。
なお、現在、メキシコではまた家禽に鳥インフルエンザが流行しているという。
「鳥インフルエンザがメキシコで蔓延! 1千万羽にワクチンを!!」http://www.qlifepro.com/news/20120728/bird-flu-spreads-in-the-mexico-10-million-feather-vaccines.html
参考記事
ブタインフルエンザ、メキシコ・アメリカからの帰国者以外の感染源が有り得るのか?
http://www.asyura2.com/09/buta01/msg/578.html
投稿者 taked4700 日時 2009 年 5 月 18 日 10:43:52: 9XFNe/BiX575U
ブタインフルエンザ、手洗いは、どの程度意味があるか?
http://www.asyura2.com/09/buta01/msg/487.html
投稿者 taked4700 日時 2009 年 5 月 14 日 18:12:09: 9XFNe/BiX575U
*6月8日の記事「近づく戦争・テロ社会、これらの動きを止めるべきでは?」から一連番号を付しています。<<1126>>TC:37822,BC:4488,PC:?、 Mc:?
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