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「別の場所に避難できた」=住民ら、文科省報告に怒り−福島
http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2012072700948
2012/07/27-20:24 時事通信
「公表を前提としていなかった」。東京電力福島第1原発事故で27日、文部科学省がまとめた報告書は、放射能の拡散状況を予測する緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)が避難に活用されなかった理由を、こう説明した。情報が途絶する中、逃げ惑った原発周辺の住民からは厳しい批判の声が上がった。
福島県浪江町では、多くの住民が一時、原発とは反対方向の同町津島地区に避難した。同地区の放射線量が高かったことは、後から分かった。
檜野照行副町長は「後からみれば、町民は放射線量の高い所を逃げ惑っていた。公表されていれば別の場所に避難できた」と悔しさをにじませた。
報告書は、公表の判断は政府の原子力災害対策本部の役割としたが、副町長は「それは通常時の対応。原発が爆発するような時は、情報が分かったところが公表するのが当然だ」と批判した。
浪江町から避難している無職の女性(58)は事故直後、津島地区のつしま活性化センターに3日間避難。炊き出しの食事を受け取る際など、屋外に出ることもあったという。「何で公表しなかったのか。いまさらどうしようもないが、怒りを通り越して、あきれてしまう」と話した。
同県飯舘村の菅野典雄村長は、「日本全体が原発事故は起きないと平和ぼけに陥った結果、SPEEDIを使えなかった。国やわれわれ自治体を含め、危機管理がなかった。そこは反省すべきだ」と語った。
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