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原発収束作業で「ピンハネ」横行 (TBS) 
http://www.asyura2.com/12/genpatu25/msg/909.html
投稿者 赤かぶ 日時 2012 年 7 月 27 日 21:50:39: igsppGRN/E9PQ
 

原発収束作業で「ピンハネ」横行


http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye5091887.html


 原発事故の収束作業をめぐって、違法な多重派遣によっていわゆる「ピンハネ」が横行しているとして、日本労働弁護団が国に厳正な指導を求めました。取材に応じた元作業員の男性がその実態を証言しました。

 「APDっていう線量を測る機械が鳴る。ウィンウィン鳴る」(福島第一原発の元作業員の男性)

 福島第一原発で、去年7月から8月初めまで緊急作業に従事した長崎県出身の男性(45)。当初、建屋の外での作業と聞いていましたが、実際には爆発して崩れた1号機の建屋内での作業を命じられました。浴びた放射線量は、ひと月あまりで12ミリシーベルト。そのまま1年間に換算すれば、被ばく量の上限の3倍近くの値になります。

 「これが給与明細」(福島第一原発の元作業員の男性)

 ところが、日給は1万1400円。約束された額よりも安く、危険手当もなかったといいます。

 「これを受け入れたのでは本当に奴隷になってしまう」(福島第一原発の元作業員の男性)

 日本労働弁護団によると、東京電力と男性の間には6社もの業者が入っていました。男性が直接、労働契約を結んでいたC社からD社には、日当と危険手当、あわせて2万4000円が支払われていましたが、F社から男性に払われたのは1万1400円のみでした。

 派遣先から、さらに別の会社への「多重派遣」は、いわゆる「ピンハネ」を生みやすいとして、職業安定法で禁じられているのですが、C社の当時の社長は去年、次のように話しました。

 「(Q.違反の認識は?)全くない。どこでもやられているのでは」(C社の社長【当時】、去年12月)

 日本労働弁護団は27日、この男性に対する賃金の未払いや多重派遣は違法だとして、労働基準監督署などに申告することを明らかにしました。

 「個々の下請け企業が悪質という問題にとどまらない。構造的な問題」(日本労働弁護団・水口洋介弁護士)

 弁護団では国に厳正な指導を求めるとともに、福島原発で働く労働者の安全管理は東京電力が直接行うよう法改正を求めています。(27日17:20)


 

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コメント
 
01. 2012年7月27日 22:23:50 : FEC1zKK4NY
国や地方自治体の役人やその外郭団体職員がピンはね・中抜きのおおもと
だけに、指導といっても難しいわ。へたすると、自分達が浮き出てくる。

02. 2012年7月27日 23:12:56 : VH8bBu7qiE
今日の経産省前抗議デモで、福島の方が「原発作業員がハローワークで日給8000円程で募集されている」と訴えてらっしゃったので、気になったので調べたら・・・
http://hibi-zakkan.sblo.jp/article/57283861.html

03. 2012年7月28日 04:06:42 : QObKrsB7xc
>東京電力と男性の間には6社もの業者が入っていました。男性が直接、労働契約を結んでいたC社からD社には、日当と危険手当、あわせて2万4000円が支払われていましたが、F社から男性に払われたのは1万1400円のみでした。

日本という国は、国家ぐるみで、犯罪を犯す国なんだな。

みんながやってるから、平気で、人を殺す国だ。
集団いじめと同じだな。

大人が平気で法律を無視して、人に、命に関わる危険作業をやらせて、ピンハネだ。

犯罪もみんなでやれば怖くない。
人殺し、みんなでやれば、怖くない。

今の、国の責任者は野田佳彦だろ?わかってるのか・
勝栄二郎なのか?


04. 2012年7月28日 05:19:01 : Xa7abHVHz2
福島第一元作業員「賃金、手当ピンハネ」労働局に訴え「多重派遣」も
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2012072702000095.html
http://megalodon.jp/2012-0728-0442-55/www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2012072702000095.html
福島第一原発の収束作業で危険手当の未払いなどを申し立てる元作業員の男性は、
本紙の取材に、原発の建屋外の作業だと説明されていたことや、
被曝の恐怖と闘いながらの作業だったのに正当な手当が支払われない怒りを語った。
20キロの鉛板を入れたリュックサックを背負い、防護服に全面マスクを着け、
1号機原子炉建屋の急階段をビル六階の高さまで駆け上がる。
線量計の警報は鳴りっぱなし。
緊張と息苦しさで心臓が破裂しそうになる。
「早く終われ、早く終われ」。男性は心の中でつぶやき続けた。
昨年七月に携わった作業を男性が振り返った。
建屋内にいたのは10分弱だったのに、二・四ミリシーベルトも被ばくした。
一般人の年間被ばく上限の二倍以上もの線量だ。
建屋内に局所的に線量が極めて高い場所があることなどが影響したとみられる。
このほか男性は高濃度汚染水を処理するための配管作業など、
被ばく線量の高い作業に当たった。
福島第一での作業は一カ月あまりだったが、
この間に計約一二・三ミリシーベルトも被ばくした。
原発作業員の被ばく上限は五年間で100ミリシーベルト。
年平均20ミリシーベルトが作業員の手持ち線量だ。
男性の場合、わずか一カ月で半年分を使ったことになる。

下請け会社も自社の社員が線量を使い切ってしまうと、次の仕事を取りにくい。そこで男性のように臨時の作業員を雇うケースが出てくる。
男性は「自分が(被ばく線量の高い作業を短期で担う)
高線量要員だったことを後で知った」


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