http://www.asyura2.com/12/genpatu25/msg/896.html
Tweet |
中電・浜岡5号機の海水進入で腐食騒ぎ・・・福島第二原発の稼動はあり得ない
http://blog.goo.ne.jp/genshiryoku_2011/e/1a487964fded98678cb4988d51fe6153
2012年07月27日 がんばれ福島原発!
中部電力の浜岡5号機で、復水器の冷却管から、海水が流入した事故に対して大騒ぎしている。
この事故は、BWRプラント(沸騰水型)で最大のウィークポイントだと思っていた場所で発生した。
1プラントで復水器内に設置される冷却管は、数万本に達し、その両端を溶接する構造になっている。
この冷却管の中を海水が流れ、外側にタービンを回し終えた蒸気が通ることで冷却され、水に
戻るのだが、前述の溶接部からの海水の流入は、高い確率で発生する。
溶接部は、運転中に腐食が進展するのではなく、定期検査の為に海水が流れていないときに進展
する。
今回の浜岡5号機の場合は、大きな損傷があり、そこから海水が原子炉側に流入してしまった事故だ。
この事象を前提に福島第二原発を鑑みると、全号機の再稼動など考えられない。
第二原発の損傷は、第一原発に比べて軽度だとされているが、それは、外観上だけで、建屋内には
大量の海水が浸入し、原子炉建屋・タービン建屋含めた全ての建屋の地下部分が海水に水没して
しまったのだ。
この海水流入は、浜岡5号機で起きた事故とは、タイプが違うものではあるが、海水に水没してしまった
機器は、分解点検・交換で何とかなるのであろうが、配管は違う!
各建屋を縦横無尽に走り回る配管の交換あるいは配管継ぎ手(接合部)ガスケットorパッキンの交換は、
原発建設時の何倍もの期間と労力を要するからだ。
こんな途方も無い工事を行うはずもなく、目視点検(85%程度が限度か・・・)だけで稼動する等と
いうことは、絶対に認めることは出来ない。
設計者達は、原子炉の構造等のシステムに目を向けるのだが、現場視点では、原子力プラントの最大の
ウィークポイントは配管であるということだ。
すでに、政府・東電を代表にした”原子力ムラ”は、BWR型の原子炉の再稼動を模索しているようだが
福島第二原発もその構想に入っていると漏れ聞こえてくる・・・
毎週金曜日の首相官邸前での「原発反対デモ」は、日本の歴史上初めてと言えるほどの規模と期間に
達している!
真実に目を向ける人が、それだけ多くなり、行動する人が出てきている!
真実に目を背けることなく、自分の出来る事をやっていきたいと思う。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 原発・フッ素25掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。