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2012年7月25日午後2時09分
再稼働の前提となるストレステストについて経済産業省原子力安全・保安院が関西電力高浜3、4号機(福井県高浜町)の現地調査に入ったものの、大飯3、4号機(福井県おおい町)に続く国内原発の再稼働は見通しが立っていない。
ストレステストの1次評価結果を提出した福井県内原発は大飯の2基を除いて現在7基。高浜3、4号機を含め、安全性の判断は9月に発足する原子力規制委員会に持ち越される。しかも「独立した規制委がいつ、どういう判断をするか予測できない」(枝野幸男経済産業相)という状態だ。
大飯の2基以外で1次評価を提出した国内原発は21基。うち四国電力伊方3号機(愛媛県)は保安院の審査を終えたが、二重チェックする原子力安全委員会は規制委の発足を控えて審査しておらず、再稼働手続きは事実上止まっている。
保安院は7月に入り、1次評価審査の最終段階となる現地調査を高浜3、4号機のほか、北海道電力泊1、2号機、九州電力川内1、2号機(鹿児島県)で実施。問題がなければ8月中にも6基の審査結果をまとめる方針だが、残る14基は審査を終えないまま規制委に引き継がれる。
保安院原子力安全技術基盤課は「審査中のプラントもこれまで確認したことを整理し規制委に引き継ぐ」とするが、この日高浜の調査に入った保安院の門野利之総括安全審査官は「審査は直接的に再稼働には結びつかない。再稼働のプロセスは原子力規制委員会が何らかの決定をする」と述べるにとどまった。
県幹部は「新基準が大飯3、4号機の判断に使われた暫定基準をベースにするのかはまだ分からない」とさえ指摘する。
一方、昨年末が提出期限だった2次評価は、まだ着手した電力事業者がおらず、国としての取り扱いも不明だ。
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