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鉛板、原発構内に投棄させる 役員が指示 被曝隠し問題 (朝日新聞) 
http://www.asyura2.com/12/genpatu25/msg/772.html
投稿者 赤かぶ 日時 2012 年 7 月 22 日 03:48:35: igsppGRN/E9PQ
 

鉛板、原発構内に投棄させる 役員が指示 被曝隠し問題
http://www.asahi.com/national/update/0722/TKY201207210644.html
2012年7月22日3時19分 朝日新聞


 東京電力福島第一原発の復旧工事を下請けしたビルドアップ(福島県)の役員(54)が、作業員の被曝(ひばく)線量を少なく見せるために線量計「APD」を鉛カバーで覆って作業させた後、原発構内に鉛カバーをすべて投棄させていたことがわかった。厚生労働省は、本当の被曝線量を調べるには現物の鉛カバーで放射線の遮蔽(しゃへい)効果を確かめる必要があるとして回収を目指す。

 ビルド社の役員が21日、和田孝社長に説明したところによると、役員は昨年11月、工事現場である原発1号機西側の高台を下見した際に、高い線量を感知してAPDの警報音が鳴ったのに驚き、実際の工事では鉛カバーでAPDを覆うことを決意。作業員9人が約3時間、鉛カバーを着けて資材を運ぶなどの作業をしたとしている。

 作業員の一人によると、現場の線量は思ったほど高くなかったため、鉛カバーは1回装着した後は使うのをやめ、原発構内にあるビルド社専用の車の中に隠していた。その後、役員が「ばれたらおおごとだから捨てよう」と投棄を指示したという。

 この作業員は「原発構内の草むらに捨てた。構内は放射線量が高いため、見つかりにくいと思った」と朝日新聞の取材に話した。


 

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コメント
 
01. 2012年7月22日 04:22:22 : ynSQvzTlvk

>役員は昨年11月、工事現場である原発1号機西側の高台を下見した際に、高い線量を感知してAPDの警報音が鳴ったのに驚き、実際の工事では鉛カバーでAPDを覆うことを決意。

ビルドアップは福島県浪江町の設備メンテナンス会社で福島第1原発で配管の凍結防止工事を請け負っていたそうだから、この役員は放射線に関して無知だったのかもしれない。しかし、社員の健康を蔑ろにした事は事実だ。


02. 2012年7月22日 13:09:22 : QBjXcLVFaA
従業員が死んでいなかったとしても殺人未遂罪だろう。

03. 2012年7月22日 15:17:11 : FEC1zKK4NY
傷害・殺人に関する事件だ。至急、警察がのりだすべきだ。

04. 2012年7月22日 20:17:38 : DBwoGPUZfQ

 線量を逆算すれば、労働者人口と人件費がどれだけ必要かなど分かり切った事

 原発マフィアらが人の命など何とも思っていない事は自明

 下請けシステム=被曝隠しのシステムであり、黒幕は当然、原発マフィアだろ。


05. 2012年7月22日 22:22:13 : pVONYGjyvU
普通、「捨てよう」と言って、原発構内に捨てるだろうかね。


06. 一隅より 2012年7月22日 22:24:26 : PnbUj1IYwR18o : ErQdBkXZLA
3.11以来、高い線量でもかまわず働くことを求めていたのは、現場作業員自身でも下請け会社でも、東電ですらない。
いちばんそれを求めていたのは政府だった。被ばく線量基準の引き上げ、それができなければ基準の無視・違反くらいのことは(明示の指示か黙示の圧力かで)やらせたかも知れない。
 ↓

1. 2011年3月15日、「福島第一原発作業員の被曝線量上限引き上げ 厚労省など」、朝日

 厚生労働省と経済産業省は15日、東京電力福島第一原発で緊急作業にあたる作業員の被曝(ひばく)線量の上限を、現在の計100ミリシーベルトから同250ミリシーベルトに引き上げた。1人当たりができる作業時間を長くすることで作業効率を上げる狙いだ。
http://www.asahi.com/special/10005/TKY201103150475.html


2. 2011年4月9日、「2・5倍の被ばく新限度適用せず 原発作業員の放射線量」、共同

 高い放射線量下で進む福島第1原発の作業で、厚生労働省が事故後急きょ100ミリシーベルトから250ミリシーベルトに引き上げた作業員の被ばく線量上限を、派遣企業の多くが「現場が納得しない」などとして適用せず従来基準に従っていることが9日、共同通信の取材で分かった。・・・基準緩和は経済産業省などの要請によるもので、線量管理下での延べ作業時間や作業員数を増やすのが狙い。
 関電工の広報担当者は「いきなり引き上げても現場の作業員に納得されない」と漏らす。・・・東電子会社の東京エネシス(東京)は「現地での管理目標値は100ミリシーベルト。実際は、余裕を持って線量管理するためさらに低く80ミリシーベルトに設定している」と説明。がれき撤去にあたるゼネコンの鹿島や大成建設も100ミリシーベルトを基準にしている。一方、日立製作所は「200ミリシーベルトを社内規定とした」(広報担当)。
 東電は新基準を適用したが、4月初めにはアラーム付きの個人線量計が現場で不足し、作業員全員が線量計を持てない状況だったことが明らかになっている。
http://www.47news.jp/CN/201104/CN2011040901000737.html


3. 2011年4月18日、「ロードマップの実現に追いつかないことから−政府、作業員の被ばく線量のさらなる引き上げ検討」、日テレ

 福島第一原子力発電所事故の安定化に向け、政府が作業員の年間被ばく量の上限を、現在の250ミリシーベルトよりさらに上げることを検討していることがわかった。
 原子力発電所の作業員に認められる放射線量の限度は年間100ミリシーベルトだが、今回の事故に限り、250ミリシーベルトまで引き上げられている。政府関係者によると、十分な作業員の数の確保が難しくなっていることや、原子炉建屋内の放射線量が高く、今回引き上げた250ミリシーベルトの上限では原子炉の安定化に向けたロードマップの実現に追いつかないことから、上限の引き上げを検討しているという。
http://www.news24.jp/articles/2011/04/18/06181199.htmlhttp://newtou.info/entry/4997


07. 一隅より 2012年7月22日 22:50:16 : PnbUj1IYwR18o : ErQdBkXZLA
追加: 政府のやりかねない圧力の例。
 ↓

東海村JCO臨界事故のとき、>「JCO職員は事故当初、誰も止める作業をしなかったが、国からの代理人が『あなた達でやらなければ強制作業命令を出した後に、結果的にする事になる』と促された結果・・・同社職員らが数回に分けて内部に突入した、という話は有名です。

NHKスペシャルで「国からの代理人」とされた、この命令の張本人は、当時の原子力安全委員会委員長代理住田健二氏です。


08. 2012年7月24日 10:11:30 : LBBGXawKxc
鉛板?驚く事はありません。

それは線量計のスイッチを
定期的に切れと言われています。
被曝線量を越えたら
これ以上は稼げないぞ?と言われ・・・


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