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2012年4月21日土曜日
お魚の受難(放射能汚染)中禅寺湖 猪苗代湖 手賀沼 赤城大沼 宮城・茨城の海
食品の放射能汚染、陸のものではシイタケ、タケノコ、ワラビ、タラノメなどは常に基準値超過で逆に慣れてしまった感がある。新聞記事も小さい。
そんな中で久々に衝撃的だったのは、蔵王町の「ヤーコン茶」。
100ベクレルの基準値をはるかに超えて、1万2,360、1万7,200ベクレル。
しかも、生産者の方が念のために販売済みのロットを自主的に検査したところ、これが判明したという。
(「朝日」の記事。「毎日」の記事)
どうして、ここまで濃縮されたのか?
どうして、検査網をスルーして販売に至ったのか?
お魚のことが気になる。
漁ができない方には、まだ保障の道がある、
レジャー釣りの人は、ガマンすることもできる、
一番可愛そうなのは、当のお魚だ。
汚染のことは知らない、知っても逃げられない。
そのうち、変種がでたり、種の保存が危ぶまれたり。
お魚に関する最近のニュース。
■日光市の中禅寺湖で採取したヒメマスとブラウントラウト、ニジマスからも、新基準値を超える169〜147ベクレルを検出。中禅寺湖での釣りは解禁延期が続いている。
(「静岡新聞」4月20日)
■猪苗代湖で新基準値超え ヤマメなど、福島県が自粛要請
2012.4.18 21:14 [放射能漏れ]
福島県は18日、猪苗代湖(同県猪苗代町)と流入する舟津川で採取されたヤマメなどの川魚から新基準値(1キログラム当たり100ベクレル)を超える放射性セシウムを検出したと発表した。
県は猪苗代湖と舟津川を含む流入河川で釣りや漁を自粛するよう地元漁協に要請した。
県によると、猪苗代湖の魚が100ベクレルを超えたのは原発事故後初めて。
県の担当者は「生物濃縮の可能性もある」としている。
同県では、阿武隈川でアユやヤマメの出荷制限がかかるなど、県の広範囲で川魚を捕獲できない状況となっている。
県によると、猪苗代湖のヤマメから1キログラム当たり390ベクレル、ウグイから同192ベクレルを検出した。
(産経MSNニュース 4月18日)
■猪苗代湖のヤマメ、ウグイから基準値超セシウム
県は18日、海や河川などの魚介類と海藻44種類120点の放射性物質検査結果を発表、猪苗代湖の猪苗代町分で採取した魚と、同湖に流入する郡山市の舟津川の川魚から食品の新基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超える放射性セシウムが検出された。
検出値は、猪苗代湖で採取されたウグイが192ベクレル、ヤマメが390ベクレル、舟津川のウグイが250ベクレル。
猪苗代湖の魚が100ベクレルを超えたのは東京電力福島第1原発事故後初めて。
県は「生物濃縮の可能性がある」としている。
県は同日、猪苗代湖と舟津川を含む流入河川のウグイとヤマメ、北塩原村の大塩川のイワナについて釣りや漁を自粛するよう関係漁協に要請した。
(2012年4月19日 福島民友ニュース)
■手賀沼産コイとモツゴ 新基準値上回る 千葉県内水産物初
2012.4.6 18:15
千葉県は6日、県北西部にある手賀沼で捕獲したコイとモツゴから、それぞれ1キロ当たり330ベクレルと110ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表した。
食品の安全を確保するための国の基準値(1キロ当たり100ベクレル)を上回る。
4月に入って同県内水産物で基準値を超えたのは初めて。
手賀沼漁業協同組合(柏市)と我孫子手賀沼漁協(我孫子市)では、3月中旬に捕獲したフナとモツゴから現在の基準値を超える放射性セシウム検出していたため、出荷を自粛している。
今回は、放射性物質の影響を調べる追跡検査のため、捕獲した。
(産経MSNニュース)
■群馬のワカサギから新基準値超のセシウム検出
2012.4.3 20:49
群馬県は3日、前橋市の赤城大沼で3月28日に採取したワカサギから、食品に含まれる放射性物質の新基準値(1キロ当たり100ベクレル)を上回る同426ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。
厚生労働省によると、今月1日に暫定基準値に代わる放射性セシウムの新基準値適用以降、検査で新基準値を超えたのは初めて。
赤城大沼のワカサギからは、これまでも同100ベクレルを超える放射性セシウムが検出されている。
県はすでに同沼での釣りの自粛を地元漁協に要請しており、食用とすることも認めていない。
(産経MSNニュース)
しかし、一番気になるのは次のニュース。
産経MSNニュースの記事
「稼ぎ頭」次々出荷停止 放射線基準値 漁業にジワリ 関係者からは焦りといらだち
2012.4.15 21:42
食品中の放射性物質の新基準値施行から半月。
数値の厳格化により出荷停止となる品目が相次ぐ中、その影響は海産物にも及んでいる。
政府は12日の仙台湾のスズキに続いて、13日には茨城沖のシロメバルも出荷停止を指示した。
海産物の出荷停止は昨年4月の福島県のコウナゴ(イカナゴの稚魚)以来1年ぶりで、漁業関係者からは焦りといらだちが聞こえてくる。
(略)
宮城県では2〜3月、仙台湾のスズキ3検体から新基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超える放射性セシウムを検出。
(略)
水産庁によると、これまでに調べた水産物計8572検体(3月31日現在)のうち、500ベクレルを超えたのは252検体。一方で100ベクレル超になると1476検体に跳ね上がる。
基準値超えの多くを占めるのは福島県沖の魚だが、東京電力福島第1原発事故以降、同県沖の漁は全面自粛されており、政府はコウナゴを最後に出荷停止の指示を出していない。
(略)
この記事によると、全面的に自粛していた福島県以外のお魚では、新基準になる前(4月1日以前)には、100ベクレル超(500ベクレルまで)の魚は流通していたということになる。
記事は、100ベクレルの新基準を「厳格化」と言うが、もともとフクシマの事故前は、100ベクレル超過の物質は重点管理物質で、簡単に廃棄もできないとされていたもの。
慣れは禁物。
投稿者 黙翁 時刻: 21:41
ラベル: 原発 0 件のコメント:
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