http://www.asyura2.com/12/genpatu25/msg/667.html
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----------引用開始------------
今まで「命は大切だから家畜を殺さないで」と言っていたのに、今度は「殺して肉として出荷したい」と言い出した……(もぐもぐブログ)
http://hamstern.air-nifty.com/mogumogu/2012/07/post-3710.html
『
日本獣医師会による20km圏内会議
http://ameblo.jp/fukushimakachikusos/entry-11294947511.html
>そして、ある研究結果が獣医師会から発表がありました。それは牛の体内の放射性物質の減退の観察結果でした、内容は3ヶ月間汚染されていない飼料を与えたら、ほぼ残留量がゼロに近くまで下がった事でした。となると食品として出荷出来る事が出来るようになり、畜産農業が再開可能となる事についての挙手で、農家さんは畜産の肉牛に戻す方向性で一致しました。結局牛は畜産農家のためのものなので、肉に戻す方向性で一致した事には複雑な思いでした。
』
20km圏内の家畜(牛、豚、鶏、他)については、国はよそへの移動や出荷を現在禁止しています。
「じゃあ毎日余計な金かけて育て続ける意味はあるのか?」という疑問の声があちこちから上がっていました。当然です。
それに対して「命は大切だから家畜を殺さないで」という感情論だけで意味の無い延命がされ続けていました。
元々原発事故前からそうですが、家畜は寿命まで生かされる事はなかったのです。
乳牛だって、乳がまともに出なくなったら途中で「新しい牛を入れるのに邪魔」だからという理由で、屠殺されていたのです。
ペットと違って、農家の家畜の扱いはそんなものです。
寿命が尽きる何十年後までも飼い続けた畜産農家なんて日本じゃほとんどいないでしょう。
寿命まで飼うと餌代や世話代が余計にかかるから冷淡に殺していた(業者に引き取ってもらって殺させて一部は肉として出荷していた)・・・・それが実際の畜産農家です。
ところが、原発事故後、一部の人が「殺すのはカワイソウ」とか言い出しておかしい事になってました。
で、さんざん「殺すのはカワイソウ」と言って生かし続けていた農家達が、今度は「やっぱり殺して肉として出荷させてくれんか?」と言い出しているようです。
あれ?今まで「命は大切だから殺さないで!!」とか言ってたのに・・・。
仮に出荷する場合、放射性物質の検査はセシウムとヨウ素についてしかしないでしょう。
それだけ調べて、「含有量が減ったから安心だ」として出荷するのは私は危険だと思います。
他の放射性物質については未検査のまま出荷。
ストロンチウムが強烈に残った骨が全国の飲食店や家庭で料理に使われる事になるかもしれない。
また、昨年のニュースでは、家畜の肉を詳細に検査したところ、同じ放射性物質でも部位ごとに含有率が結構違うという事もありました。
(モモの肉と、腹の肉で、放射性セシウムの含有率が違う、みたいに)
部分的に調べて「安全だ」と判断するのはどうかと思います。
20km圏内の家畜については、国が補償する事になっています。
「出荷しないと農家に金が入らない」というわけではありません。
補償されるのにわざわざ肉として出荷して全国に流通させるのは、農家達や、生かすのを支援していた人たちの自己満足以外の何物でもありません。
「原発20km圏内の家畜の肉が出回ってるんだ」という事になると、他の福島の肉の大幅な価格下落を引き起こすでしょう。他所の畜産農家達が被害を受ける事になります。
それに対して彼らは責任が取れるのでしょうか?
汚染牛肉騒動で被害にあった全国の焼肉店・精肉店なども、また売り上げ低下の被害を受ける事になってしまいます。
消費者からは「どうせ産地偽装されるんでしょ?」と思われて、全国規模で肉の価格下落を引き起こす事になってしまうでしょう。
20km圏内の家畜は絶対に出荷するべきではありませんし、全国の消費者は猛反対すべきです。
無駄な延命を続けると、「肉として出荷したい」と言い出す人が出てくるだろうと思ってましたが、やっぱりというか、そういう展開になってきました。
全国の消費者がこれに猛反対しないと、このまま高汚染地域の家畜の肉が日本中に出回る事になってしまいます。
流通段階で産地が偽装されてしまって、知らずに食わされる事にもなってしまうでしょう。
チェルノブイリ事故の時は原発30km圏内の家畜はさっさと殺処分して農家に補償したのに、日本においてはまともな対応をしないせいで、こんなおかしな話になってきています。
-----------引用終了------------
「殺すのは可哀想だから」という事で国の殺処分命令に反対し、生かし続けられていた20km圏内の家畜たち。
ところが、最近は「殺して肉として出荷したい」と言い出しているよう。
なんじゃそら。
「出荷はしないで研究用に生かすから」という事で延命が認められていたのに、それがいつの間にか消費者のあずかり知らないところで「やっぱり出荷しましょう。」という風に話が変わってきているのはとんでもない事だ。
国から補償されるんだから、いちいち全国に出荷するな。
食わされる消費者の身にもなれ。
農家達は原発事故の被害者だが、被害者だからという事で、何をやってもいいというわけではない。
この件はブログやtwitterで紹介して、絶対阻止しないといけない。
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