http://www.asyura2.com/12/genpatu25/msg/558.html
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二度と日本に放射能をまき散らさないために必要なことは何か 国会事故調委員に聞く
http://www.youtube.com/watch?v=5GI9iSrBL7o
http://www.veoh.com/watch/v34687234CAsCcgFD
玉川氏は冒頭で
「改めて言いますけれども、国会事故調査委員会は国会がつくったんですよ。
国会が必要だと思ってつくった。
しかし報告が出る前に一番大事な規制の法律を作っちゃったんですね。
一体何を急いで、何を待たないで、この国会事故調の何を恐れたのか」
と、憤激し、問題提起している。
国会事故調野村修也委員は、まず言いたいことがあるとして、
「『原子炉を止めてしまえば規制当局も強化する必要がない』という
批判があるが、原子炉が止まっていても必ずしも安全とは言えない。
だから止めても規制当局をつくることは必要」と述べる。
原発を止めさえすれば安全という新たな安全神話が心配
・電力会社:「裏で規制をコントロールしてきた」「経営体質が問題」
→地域独占を止め、発送電分離し競争させる
・規制当局:「ここまで専門性がないのか」
→規制庁を花形部署にする ノーリターンルールで
・法律:原子力規制委員会設置法:ノーリターンルールが骨抜き
「事故調が提言する前に骨抜きの法律を作るのは国会は矛盾している」
『報告書を踏まえ、検討が加えられ必要な措置を講じる』:結果的に無視できる
野村氏は、
「当然私達は自分達の提言を受けて、直ぐに法改正を検討すると信じてます。
当然やって頂けるものと今、ボールを投げているわけです。
ですから国会議員の本当の覚悟があるのかどうかってことを
私達国民は次は見てかないといけない」
小出裕章氏は、再稼働は「少なくとも提言が具体化されるまではダメ」
http://www.youtube.com/watch?v=5GI9iSrBL7o&t=14m11s
<動かしてない時と動いている時の危険性はどれくらい違うものなのか>
例えば昨年の3月11日の時にも地震と津波に襲われて
福島の原子力発電所が壊れてしまったわけですが、
地震に襲われて原子炉を停止させた時には原子炉の中で出ていた
発熱の7%分が放射性物質そのものが出していた熱であった。
でも一日経つとほぼ10分の1に減ってくれるのです。
それからは(熱は)なかなかスピードは速く減りませんけれども
1年も経てば、またその10分の1、つまり原子炉が停止した直後と比べると
(熱は)100分の1まで減ってくれる。
そういう性質を持っているのです。
ですから原子炉が動いている状態で事故に遭遇した時には
福島第一原子力発電所がそうであったように
数時間の内に原子炉そのものが全部溶けてしまう、
というようなことになったわけですが、
例えば発熱が100分の1になってくれているのであれば
数百時間は溶けるまでに時間がかかるということになりますので
対処の仕方はかなり楽になる。
ですから水がなくなってしまったら何かの補給の手段がないかとか
様々に対処するための時間的な余裕ができますので
大きな事故を防ぐというような意味で言えば私はかなり楽になると。
危険がゼロになるわけではもちろんありません。
原子力発電所を止めたらもうなんでもないんだよ、
安全なんだよということはもちろん誤解ですけれども、
でも大きな破局的な事故を防ぐという意味であれば
まずは動いている原子力発電所を止めるということは
大変効果的な手段だと思います。
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