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衝撃!福島第一原発4号機が再び傾きだした 大飯原発再稼働 使用済み核燃料が燃え始める (週刊現代) 
http://www.asyura2.com/12/genpatu25/msg/503.html
投稿者 赤かぶ 日時 2012 年 7 月 10 日 07:26:01: igsppGRN/E9PQ
 

衝撃!福島第一原発4号機が再び傾きだした 大飯原発再稼働 使用済み核燃料が燃え始める
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/32957
2012年07月10日(火)週刊現代 :現代ビジネス


 もう一度大きな地震が福島第一原発を襲ったら、日本は破滅する。優先すべきは4号機の復旧のはずなのに、原発再稼働に血道を上げる政府と原子力ムラの面々。暴走はもう止められないのか。

■毎時10シーベルトという悪夢

 それは福島原発の復旧作業に携わる人たちにとって絶望的なニュースだった。6月27日、福島第一原発1号機の建屋内の圧力抑制室外側で、毎時10・3シーベルトという破滅的な放射線量が検出されたのだ。

「1号機建屋の地下1階には汚染水が溜まっていますが、東京電力が水面の直上の放射線量を計ったところ、この数値が出たのです。毎時10シーベルトは人間が浴びると即死するレベルです」(全国紙経済部記者)

 もはや1号機の中心は人間が立ち入れないレベルにまで汚染されている。

 原発事故から1年3ヵ月が経過したいまになっても、なお続く絶望的な状況。1号機だけではない。4号機においても、外壁にこれまで発見されなかった大きな傾きが生じていたことが、東京電力の調査で分かったのだ。

「去る5月に東電が4号機の(外壁)を調査したところ、原子炉建屋の西側に、水素爆発の影響によって傾きが出来ていたことが確認されたのです。

 そこで、改めて6月に詳細な調査を行った結果、先月の調査よりもさらに広い範囲で傾きが確認されたのです」(同)

 東京電力は「この傾きは建築基準法で定められた制限値を下回っている」と説明した上で、「解析した結果、耐震性に問題はない」と報告した。

 だが、建築基準法の制限値を下回っているからといって「安心である」と断言できるのか。そもそも4号機の地盤が不安定になっていることが専門家から指摘されている上、5月26日に公開された4号機建屋の無残な姿を見ると、とても大地震に耐えられるとは思えない。日本原子力研究所出身で技術評論家の桜井淳氏はこう漏らす。

「東京電力は4号機の耐震工事を行ったので、震度6強までの地震には耐えられるとしています。しかし、先の原発事故で4号機がどこまで壊れたのか、いまだに正確にはわかっていません。日々新しい損傷が発見されているような有り様で、『耐えられる』といえるわけがない」

 さらに、4号機の修復作業に携わる関係者からはこんな不安の声が聞かれる。

「たとえ東電の言うように、建屋が地震で倒れなかったとしても、別の問題がある」

 と内情を明かすのは、復旧作業に携わる東電協力会社の幹部社員だ。

「現場の人間が恐れているのは、建屋の崩壊ではなく、地震によって冷却システムのパイプが損傷してしまうことです。4号機の貯蔵プールには使用前・使用後のものを合わせて約1500体の核燃料が保存され、水を循環させることでこれらを冷却していますが、水を循環させるためのパイプが仮設のもので、どの程度の揺れに耐えられるのかまったく分からないのです」

 万が一このパイプが壊れたら、冷却が止まって核燃料が剥き出しになってしまう。しかし、この幹部社員によると「これを修理するための人材の確保や指揮系統の確立はまったくなされていない」という。

■首都圏3000万人に被害

 脆弱すぎる4号機。仮に建屋が崩れて核燃料が剥き出しになったり、パイプが破損して核燃料が冷却できなくなった場合、どのような惨劇が起こると予想されるのか。前出の桜井氏が説明する。

「大きな地震や津波などによってこの貯蔵プールが壊れて、冷却水が抜けてしまえば、剥き出しになった核燃料の温度が上がり、崩壊熱によって放射性物質を格納している容器が燃え出してしまう。そうなると昨年の事故の十倍もの放射性物質が放出されることになります」

 もしそのような事態が起これば、確実に日本は破滅する、と同氏は警告する。

「放射能に汚染される地域は、昨年の事故で汚染された地域の10倍になる。近藤駿介・原子力委員会委員長が菅直人前総理に示した報告では、首都圏3000万人に影響が及ぶとされていた。ですから一刻も早く使用済み核燃料を安全な場所に移さなければならないのですが、いまだその作業は進められていません」

 4号機をめぐる状況は「最悪」の一言に尽きるが、そもそもなぜ危険な核燃料が、原発施設内に保管されているのか。それは「他に持っていく場所がない」からである。

 政府は各原発で大量に発生する使用済み核燃料について、青森県六ヶ所村で再処理を施してウランとプルトニウムを取り出し、再利用するという方針を進めてきた。

 しかし、現在六ヶ所村では再処理作業が停滞している。物理学を専門とする、弘前大学大学院の宮永崇史教授は、六ヶ所村の状況についてこう説明する。

「ウランとプルトニウムを抽出した後に生じる高レベル放射性廃液の処理が六ヶ所村で進められる予定でしたが、度重なる事故・トラブルによって、この処理を行う実験が完全にストップしている状態です。6月18日から再び処理実験が始まっていますが、基本的な技術面で問題が指摘されており、今後上手くいく見通しは少ないといえます」

 六ヶ所村の再処理施設に投じられた総予算は約2兆円。ところがリサイクル計画は完全に破綻しており、ただの「使用済み核燃料の貯蔵地」となってしまっている。

 そして六ヶ所村も、現在保管可能容量の97%が埋まっているため、これ以上使用済み核燃料を受け入れられなくなっている。そのため使用済み核燃料は各原発施設内に設けられた貯蔵プールに保管しておくほかないのである。

 立命館大学名誉教授の安斎育郎教授は、このことが大惨事をもたらす可能性について、こう指摘する。

「各原発の貯蔵プールも、耐震設計はされていますが、建物も老朽化が進んでおり、大きな地震が発生すれば崩壊するかもしれない。福島第一原発4号機のプールだけが危ないのではなく、各原発の貯蔵プールでも同様のことが起こる危険性があるのです」

 いま、多くの原発施設で貯蔵プールの容量が満杯に近づいている。内閣府の資料によれば、2011年9月現在で大飯原発の貯蔵割合は69%、伊方原発は63%、玄海原発は78%、柏崎刈羽原発は79%に達している。間もなく貯蔵量のピークを迎えてしまうほどの使用済み核燃料を各原発は抱えこんでいるのだ。

 日本各地に「福島第一原発4号機予備軍」が存在するという恐ろしい状況。仮に大地震や津波によって貯蔵プールの冷却システムが破壊され、核燃料が剥き出しになるような事態が起これば、先の4号機のケースで説明したように、大量の放射性物質が放出されることになる。

 たとえば現在六ヶ所村には国内最大となる2860tの使用済み核燃料が保管されているが、原子力資料情報室の調査によると、なんらかの事故で貯蔵プールに保管されている使用済み核燃料が再燃焼し、そのうち約1%にあたる30tが放出されただけでも、北海道から首都圏にまで、急性障害を引き起こすほどの放射性物質が撒き散らされるという。

■国を殺める大飯再稼働

 こうした状況を踏まえた上で、福島原発事故独立検証委員会の北澤宏一委員長は「すくなくともダメージが深刻な福島第一原発4号機の使用済み核燃料は、いますぐどこか別の場所に移さなければならない。それをやらないまま原発を再稼働することは、国を殺めることになりかねない」と指摘する。

 ところが政府はこの問題に解決の道筋をつけることなく、大飯原発の再稼働を決定し、国を殺める道を進もうとしている。

 7月から再稼働する大飯原発3、4号機。あいかわらずその安全性については大きな疑問が残されたままだ。その上、再稼働直前になって、次々と新たな「不安材料」が浮上している。

 6月27日未明には、3号機の高圧送電線の開閉所で、電流が地面に漏れて1時間以上に亘って警報が鳴る事故が発生。関西電力は「原子炉の安全性に問題はない」と発表したが、このタイミングでの事故には、近隣住民ならずとも恐怖を覚える。

 また、6月26日には大飯原発の「安全説」を揺るがす次のような事実が明らかになった。

「各方面から『大飯原発の真下に活断層がある可能性が高いから、調査してほしい』と要請を受けた保安院は、6月ごろから独自に調査を始めました。ところが、保安院が関西電力に『過去に政府に提出した、大飯原発3、4号機地下の破砕帯(脆弱な断層)に関する資料を提出してほしい』と依頼したのに、関電は『写真を探しているが見つからない』として、これを提出しなかったのです」(大飯原発の取材を続ける地元紙記者)

 自分たちにとって不利になるかもしれないことについては何でもゴマカす。これぞ「原子力ムラ」の体質だ。活断層があるとないとでは、その安全性に大きな違いがあることは言うまでもないのに、電力会社は「もう結果は分かっているので、詳細な調査は必要ない」と結論を下したのである。

 6月28日、与野党の超党派議員で構成される「原発ゼロの会」が、耐震性や地盤状況などを判断材料に作成した全国50の原発の危険度ランキングを発表した。堂々の1位は大飯1号機、2位が2号機。再稼働が決定した大飯原発3、4号機は26位であったが、稼働年数20年程の比較的新しい両原発が中間にランクインしたのは、やはりその地盤状況が不安視されている上に、情報の不透明さが不信感を与えているからだろう。

■まだウソをつく東電

 政府は次の再稼働計画について、原発に関する新しい規制委員会が発足し、新たな安全基準が作られるまでは大飯以外の原発を再稼働させることはない、としている。

 耐震性を含め、新しい組織が原発再稼働についてどんな安全基準を掲げるのか、国民は注視しなければならないが、前出の安斎教授は、今後の「原発再稼働」の動きについて、「政府はひとつの原発を再稼働させたことで、他の原発もなし崩し的に稼働させる方向に向かっている」

 と悲観的な見方を示す。

 事実、6月27日に行われた各電力会社の株主総会では、「女川原発の再稼働に向けて、地域の皆様の理解をいただけるように努める」(東北電力)、「泊原発は11月までに再稼働できるよう努力する」(北海道電力)、「伊方発電所の運転正常化を早期に実現するよう努める」(四国電力)、「島根原発再稼働に向けた取り組みを継続する」(中国電力)と、各電力会社が原発再稼働に向けての意欲を見せている。

 そのなかでも伊方原発は早期にストレステストを実施し、政府が次に再稼働させる原発の有力候補といわれているが、ここでもずさんな「安全報告」が行われている。愛媛県議の逢坂節子氏が説明する。

「伊方原発は最大でマグニチュード9レベルの地震が起こる恐れがある南海トラフの間近にあります。現在、伊方原発の再稼働が可能かどうかの調査が行われていますが、原発の耐震性について十分な調査と議論がなされているとは言いがたい」

 四国電力は昨年11月、「伊方原発は想定する地震の揺れの1・86倍までなら耐えられ、炉心溶解に至らない」とする報告書を保安院に提出している。だが、保安院が審査したところ、実際は1・5倍程度までしか耐えられないことが判明した。最新のテストでは想定の2倍以上の揺れに耐えられることが認められたというが、逢坂議員は「それでも不安が残る」と続ける。

「たとえ想定の2倍の揺れに耐えられるという調査結果がでたとしても、なぜ2倍なのか。福島の事故は想定の3倍の揺れによって起こったわけですから、『想定の2倍』という数字ですら、妥当とはとてもいえないと思います」

 悲惨な原発事故が起きても反省をせず、事故が起こる前のルールと論理をゴリ押しして、それで理解を得られると考える原子力ムラの住人たちには、呆れるほかない。6月27日、東京・代々木第一体育館で東京電力の株主総会が行われたが、総会での東京電力の姿勢にもそのマインドが現れていた。総会に出席した、猪瀬直樹・東京都副知事が語る。

「東京都は東京電力の筆頭株主ですから、私は株主として東電側にいくつかの提案をしたが、その体質は事故前とまったく変わっていないと感じました。『信濃町の慶応病院のそばにある東電病院は相当高額で売却できる。病院のベッドの稼働率も低いのだから、売却して経営建て直しのための資産とすべきだ』と提案すると、東電側は突っ込まれたくないところだったのか、稼働率が低い理由について、『医師を福島に派遣しているため』というウソでごまかそうとした。こちらの調べで、病院から福島に派遣しているのは土日に一人だけ、と分かっている。

 こうした対応を見ていると、情報隠しの体質は少しも改善されていないのです。回答を聞いていても、いまだに殿様体質が抜けておらず、原発事故やその後の対応についても、反省しているとはとても思えない」

 福島の事故も収束せず、原発の安全性も十分に検証されぬうちに、反省なき人々の思惑によって、日本はなし崩し的に破滅への道を歩み始めている。


「週刊現代」2012年7月14日号より

http://www.bitway.ne.jp/kodansha/wgendai/sannet/article/120702/top_04_01.html


 

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コメント
 
01. 2012年7月10日 08:20:59 : lQydFPZ0w4
過去を反省しない 人間は 同じ過ちを又繰り返す

 ドイツのことわざ

日本人の為のことわざの様

 反省は 口先だけが 日本人の特徴

 お辞儀も 口先だけの意味


02. 2012年7月10日 10:17:07 : npansWPdOA
震度6までなら耐えられるとは逆に言えば、震度7では壊れますと宣言している。あとは震度7の地震が来ないよう、「お祈り」だけだ。しかし、神戸大震災は震度7だった。多くの安全基準をふみににじり、10万年間も保管が必要な使用済燃料の保管場所がないのに稼働さすのは、日本歴史上の犯罪だ。多くの人たちの法廷賛同で訴訟で止めるしかない。

03. 2012年7月10日 10:21:19 : iQinVlOl1c
日本の原発はクミトリ屋が来ないで糞が充満した便所なのだ!
フタから糞があふれている状態でまた糞をタレる(再稼動させる)気狂い原子力ムラ!
官僚がノサバる霞ヶ関・政府を乗っ取らなければこの日本はもうお終いかもしれない!

04. 2012年7月10日 16:59:16 : cCrcZ0sDf2
今日の共産党の質問「使用済み燃料はたとえ事故にならなくても毎日出ますが、それを処分するところは決まってるんですか?」と問われた野田総理は「決まっていません・・・・・・」
共産党議員「原発を今からでも止めようとは思わないのですか?
野田総理「ありません」
でした。

05. 恵也 2012年7月10日 18:10:59 : cdRlA.6W79UEw : kZsJnIRq5E
>> 他の原発もなし崩し的に稼働させる方向に向かっている

俺もそう思ってる。
大飯原発という日本でも中間の危険性を持った原発が再稼動したということは
危険性がそれより低い原発の再稼動が許されたということ。
半分の25機の再稼動は既定の路線。

>> 最新のテストでは想定の2倍以上の揺れに耐えられることが認められたという

この言葉にテストのいい加減さがわかる。
実際に耐えれるのは1つなのに、ストレステストをやるたびに変化するようじゃ係数
の取り方が適当に出来るのだろう。

伊方原発の対岸、別府湾には島があって1000軒位の家屋があったのに江戸
時代に一晩で沈んでしまったという記録があります。
伊方原発が一晩で沈んだらどうするんだろうね。
この辺は活断層でどうなるか判りません。

ーーーー引用開始ーーーー
この日の大地震で高崎山など崩れ,八幡村〔現在は大分市の一部〕柞原八幡社
拝殿など倒壊.海水が引いた後大津波が来襲し,別府湾沿岸で被害.

大分などで家屋ほとんど流失.「瓜生島」(大分の北にあった沖の浜とされる)の
80%陥没し,死者708という
(別府湾を襲った大地震 より)

>>01 反省は 口先だけが 日本人の特徴

間違い!
「反省は 口先だけが 日本政治家の特徴」

消費税は上げません。
原発は脱原発。
高速道路は無料化します。
八ッ場ダムは中止します。
ガソリン税は下げます。
まだまだありそうだ。


06. 2012年7月10日 19:02:56 : 4wS62u604M

20120525 報道ステーション・徹底検証:福島第一原発4号機
http://vimeo.com/42850195

「溶けるかどうかはわかりません・・・」


07. 2012年7月10日 21:04:35 : FfzzRIbxkp
本日2012年7月10日現在も
1日あたり240億ベクレルの放出をしているフクイチは、
今もレベル4の原子力事故が続いているってことだそうで


08. 2012年7月11日 00:05:33 : J4YfFlQzPI
いままで、原子力推進派はその利権を得るため行動していると思っていましたが。
彼らの本当の目的は日本の壊滅そのものそなのでは。

09. 2012年7月11日 01:26:37 : xQUGSpq4Uw
>>08
>>彼らの本当の目的は日本の壊滅そのものそなのでは。

多分一部のカルトキチ外を除いて、違うと思うよ。
利権団体は一度握った金ずるを離すが怖いのだよ。

あなたと当てはめてごらん、皆とは言わないが波に乗って一億儲けて、ある日突然翌朝一億損するシステムに成りますって言われたら抵抗するだろう?

彼らは個人的に考えてるいるからだよ。
社会的に考える人が増えないかぎり、こんな未熟な事が続く・・

だが、やはり目覚める人が出て来た様で、デモを見ても分かるが今までマスゴミは
報道出来なかった事も、報道せざるおえなくなって来てるww

瓦礫に関しては、犬エッチケーはまだまだ政府よりであり、これでよく視聴料を取ってるなと。

犬エッチケーにデモを行ってもいいくらいだ。



10. 2012年7月11日 02:56:24 : S2EGs6Hnik
一社ぐらい透明情報を流す度胸のいい社が現れてもいいが

実は隠れがいる筈だ

今晩女房と相談してプレシジョンなメデアに変心してほしい

爺IAもKG婆も爺津情報を提供することヤブサカデナイヨ。


11. 2012年7月11日 06:38:18 : Rll5GkK2Ss
こんな地震国に危ないものをよく作ったな。

徳川の外様大名対策を導入するのがいい。
江戸に家族を人質にしたように推進派の家族を原発敷地内で生活させる。

経産省の官僚の家族、賛成の政治家の家族、電力業界の家族も結構いる
寂しくない。
団地にして住みやすい様にしてやれ。そうすれば本気になる。


12. 2012年7月11日 07:24:56 : nEY8lOZmJo

 いわゆる原発慎重派や反対派の方々と意見を交わす機会がある。すると、今4号機こそが危ないだろう、と詰め寄られる。福島第一の地盤(岩盤)は不等沈下しており、使用済み燃料プールを含む建屋全体が50p以上も傾いていて非常に危険だ、というのである。また、地元から避難している人々の間でも、「今度は4号機が危ない」という噂が広がり、皆怯えている。そう福島の知人から聞いた。2012年1月頃の話である。
 そんなはずはない。そもそも、4号機の使用済み燃料プールからは、2011年3月11日以降、一度も冷却水が目立って減ってはいないことが確認されている。また、念のための耐震補強工事も済んでいるはずだ。
 そういう思いを胸に、現地の視察に加わった。
 ホールボディーカウンターの計測を受け、防護服に身を包んでヘルメットを被り、最初の目的である4号機を訪れた。免震重要棟から4号機に至る道路脇には、数えきれないほどの桜の樹々が植わっていた。満開である。例年ならここで所員や近隣の住民がお花見をしていたーその様子が彷彿とされ、眼前の人気なくも咲き誇る桜との対比が哀しい。
 4号機前でマイクロバスを降りて、ざっと概観する。テレビや写真でしばしば見たが、実際に水素爆発による損傷を受けた建屋を眼前にすると、その凄まじい破壊力の痕に圧倒される。
 地上階から作業用の梯子を登って、使用済み燃料プールがある5階フロア、つまりオペレーティングフロアまで上がった。
 当日は快晴で、5階フロアから見渡す海は波頭が砕けて白く映っていた。案内役の所員の計測によれば、このフロアでは線量は0.35ミリシーベルト/h程度である。このフロアは3号機から飛んでくるガンマ線の影響が大きい。ちなみに1階フロアでは、線量はこの10分の1程度である。
 5階フロアに立って、あらためてクレーンなどの周辺機器や吹き飛んだ壁面の損傷の激しさを目の当たりにした。その中でも、床そのものと支柱が、全くと言っていいほど損傷を受けていない状態には目を見張った。
 使用済み燃料プールは、埃等が入らないように白いビニールカバーで覆われていた。
http://blog-imgs-54-origin.fc2.com/a/s/u/asumaken/20120527k0000m040053000p_size5.jpg
(シートに覆われた福島第1原発4号機の使用済み燃料プールを視察する細野原発事故相ら=福島県大熊町で2012年5月26日午後1時56分、代表撮影)
 プールの4隅の隙間から、冷却水が満々とある様が確認できた。隣の原子炉ウェルはカバーがなく、開口部全面にわたってひたひたとある水が見えた。
 4号機では、過去2回(2012年2月7日と2012年4月12日)、使用済み燃料プールと原子炉ウェルの4隅の水位(実際には、床面から水面までの距離)を測定し、計測値の差異が1oであることを確認している。すなわち、4号機の使用済み燃料プールはもちろんのこと、建屋も全く傾いていないのである。
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/images/handouts_120413_04-j.pdf
 使用済み燃料貯蔵プールは、様々な方面からその危険性が必要以上に騒がれている。そのために、耐震バックチェックに用いる地震動(600ガル:この値は2011年3月11日に発生した地震による揺れとほぼ同等)と同程度の地震が再び襲ったと仮定して、その耐震強度を精密なコンピューター・シミュレーションで解析している。その結果、耐震性が十分にあることを確認している。しかしながら、世間にはびこる噂や不安に対応するために、「念のための」耐震補強工事を行っている。耐震補強は、コンクリート壁や鋼鉄製の支柱を建屋の基礎構造に追加してはめ込むことで行われた。その結果、概算だが、以下のように強度が増していると見積もられている。
・2011年4月頃のようなプール水温が90℃くらいまで上昇した状態
 <補強前>2011年3月11日の地震の1.5倍まで耐えられる
 <補強後>2011年3月11日の地震の2.0倍まで耐えられる
・現在のようにプール水温が概ね20〜30℃で維持されている状態
 <補強前>2011年3月11日の地震の2.0倍まで耐えられる
 <補強後>2011年3月11日の地震の3.0倍まで耐えられる
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/info/images/120426_01-j.pdf

 4号機のプールを後にして階下に移動し、次にいわゆるペデスタルに入った。ペデスタルは原子炉圧力容器の真下にあるコンクリート壁と床で囲われた部屋である。その入り口は縦横各1m程度と狭い。ここは保守点検等に作業員が入っていく空間である。
4号機内部構造図
http://masaki-knz.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2011/11/19/4_2.jpg
(左)格納容器の内部入り口 (右)ペデスタルの内部入り口
http://masaki-knz.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2011/11/19/4_3.jpg
 腰を屈めて、頭を打たないように入っていく。するとそこには、頭上から杭のような構造物が山ほどぶら下がっている。いわゆる制御棒駆動機構や各種の計測器の管である。触ってみると左右に動く。
(ペデスタルの内部の林立する管)
http://masaki-knz.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2011/11/19/4.jpg
 1号機から3号機では、このペデスタルの床面に、果たして溶融燃料が到達しているのか、はたまた溶融物質がコンクリートをどれくらい侵食しているのかが、近未来の関心事である。構造物が林立している現物を見れば、たとえ溶融貫通(メルトスルー)していても、途中で冷えて固化し引っ掛かるようにも思えるが、予断は許されない。
 このペデスタルは、普段の運転時でも比較的、線量が高い場所であるが、私たちが訪れた際は、0.25〜0.3ミリシーベルト/h程度であった。
 ペデスタルを後にして、さらにその下の圧力抑制室に向かった。圧力抑制室(空洞のドーナツ状構造物)のちょうど外側の保守点検用の部屋に入っていった。圧力抑制室そのものの断面は、直径10mほどもある巨大な構造物である。4号機は全く損傷を受けていないので、保守用のデッキを自由に動き回ることができる。問題は、ご存じの2号機の圧力抑制室である。室壁面の損傷が疑われ、ロボットが調査にも入ったが、今のところ損傷個所の有無や、その場所などは分かっていない。
 次に、そこから少し離れた場所にある乾式キャスク置き場を訪れた。乾式キャスクは、使用済み燃料の保管と輸送に用いる容器で、直径と長さがそれぞれ2.5mと6mほどある。キャスクの建物は、津波に襲われて海草や漂流ゴミが天井に引っ掛ったままで、脇の階下に通じる吹き抜け構造には、どこから流れてきたのか乗用車が何台も突き刺さったままだった。津波のパワーをまざまざと感じた。
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/roadmap/images/m120528_06-j.pdf
 その一方で、キャスクはびくともせず、元あった場所に横たわっていたのである。使用済み燃料の中間貯蔵には、同様のキャスクが用いられる。そして、高レベル放射性廃棄物の最終処分に用いるガラス固化体も、同様の仕組みと構造物で保持され処分される。
 ここまで概ね1時間の視察を終えて、免震重要棟に戻る途中、6号機の空冷式非常用ディーゼル発電機が私たちの目に飛び込んできた。このディーゼル発電機は、6号機の建つ地面よりもやや高い位置にあり、津波の難を逃れた。設置位置と空冷であった(つまり海水で冷やさなくともよい)ことが幸いし、その電気は6号機のみならず5号機にも併用された。こうして、5・6号機は事なきを得たのである。このことは大いなる教訓であり、その教訓を生かすべく、他の原子力発電所の安全対策として、まさに水平展開されるべきものである。
 私は、このように現場をこの目で直に見て、構造物をこの手に触って、原子力発電所はやはり地震には耐え得るように出来ているという確信を身体で感じた。それは、現場のエンジニアや作業者も一様に感じているとの事だった。この事はもっと多くの専門家や関係者、特に他電力の関係者が現場に出向いて感じ取り、共有すべき事ではないだろうか。地震国・日本における原子力発電所の将来を考え、今後、原子力発電所を配備していこうとする諸外国に真っ当に伝えるべき事であると考える。

 2012年の2月末に、いわゆる独立検証委員会の福島原発事故調査・検証報告書が公開された。日本再建イニシアティブの手によるものである。
 この報告書は比較的読みやすく、政治家を中心とした聞き取り調査結果は重要性も高いように思える。しかし報告書を繙いて、一つ大きな違和感を覚えた。それはこの報告書の最後の最後、本書の’奥付’の後にさりげなく添付された資料’「最悪シナリオ」の作成に関する経緯’である。本文と直接関連があるらしい文書がこのように奥付の後に書籍を、私はかつて目にした事がない。一体どいういう位置づけなのか。
 この10ページに満たない文書は、平成23年3月25日付で、原子力委員会委員長の近藤俊介氏の名前が印字されている。政府関係者の求めに応じて作成されたという。安全性に関わる不測事態がもたらすであろう放射線の線量評価が、いわゆる決定論的な手法、つまりシナリオベースでなされている。
 疑問は2つある。
@なぜ安全性、つまり規制に関わる問題の評価を推進側である原子力委員会が行ったのか
Aこのような重要なリスクに関わる問題を決定論的手法、つまりシナリオベースで評価していいのか
 @については、当時、原子力安全委員会は多忙を極めていたらしいことが本文中に書かれているが、理由にならない。Aについては、そのような評価の結果、1〜3号機のみならず、4号機のプールにおける燃料損傷とコアコンクリート相互作用の発生に言及し、福島第一原子力発電所から200km以遠の地域でも有害な影響が発生し得ると解釈させる結論が導き出されている。全量放出、気象条件無視の、極めて荒っぽい見積もりなのだ。放出の仕組みや放出量(ソースターム)は機構論的に詳細に評価されなければならない。また、評価における不確定性は、確率論的に評価しなければならない。ソースタームの推定にERSS(緊急時対策支援システム)を開発してきたはずだし、気象条件(風速、風向き、風況)の評価のためにSPEEDI(緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム)も開発してきた。そういった、従来重んじてきた基本的考え方と方法論を根本的かつ決定的に蔑にするものである。
 ここに、政府関係者が「4号機が危ない」という短絡した解釈をし、福島の地域住民を不安のどん底に陥れた流言の源があった。そして、当時の宰相が「東京も住めなくなるぞ」と脅しに脅したその言質の出所がここにあったのではーそう思わざるを得ないのである。

 米国の上院エネルギー委員会のロン・ワイデン議員がどういう経緯と動機か知れないが、ごく最近も「4号機の燃料プールの危険性」騒ぎ立てている。
http://jp.wsj.com/japanrealtime/blog/archives/11225/
国務長官のヒラリー氏やエネルギー長官のチュー氏に書簡を送って警告している。ワイデン氏自身、2012年4月上旬に現地視察をし、自身のホームページで「状況は聞いていたより悪い」などと断じている。しかし、彼は一体自身の目で何を確認し、事故後の対策の進展をどこまで理解しているのだろうか。
 ワイデン氏が言う使用済み燃料をできるだけ早期に取り出した方が良いというのは、正論かもしれない。しかし、補強を終えて耐震性を増したプールにこの先、何が起こるというのだ。
 もちろん、余震による構造強度の劣化、冷却機器の故障等の可能性はゼロではない。ただし、今はその事に対応する事が以前より容易になっている。その事も含めて斟酌すべきであり、いたずらに不安を煽るべきではない。
 現場の作業員は、くじけそうな時も日夜、私たちの安寧のために黙々と全力を尽くしている。その事を忘れるべきではない。

 以上は、澤田哲生氏(東京工業大学原子炉工学研究所エネルギー工学部門助教)の主張をもとに、独自にネット情報を補足したものである。


13. 2012年7月11日 07:29:54 : cgtBrPxPa2
>>05
>危険性がそれより低い原発の再稼動が許されたということ。
>半分の25機の再稼動は既定の路線。

どこにそんな話がある。危険性がそれより低いとか政府がどこで認定した。そういう言い方は
原発再稼動への後押しになりますよ。

大飯3,4号機は暫定基準での安全性が確認されている、電力が厳しく不足している関電
管内の原発であるというのが公式の政府の理由でしょう。


14. TET 2012年7月11日 07:41:11 : UVmM7NkAYwQe6 : CFUJji6dRa
ここまで手も足も出ない様な代物に手を出した当時の自民党から
反省の声は聞こえてこない。民主党は事態を更に悪化させお得意の隠蔽と
収束宣言で蓋をしているようだが怖いねえ。
3000万人が避難するようになる日本を考えるとどんなパニックが起きるやら。
日本崩壊は間違いない。
突然ある日大パニックだと交通マヒ買い占めガソリンスタンド長蛇の列高速の渋滞等々
電話は通じずテレビ局だって逃げるだろうからどうなるんだろうね。
3000万人があちらこちらに逃げるとしたら相当の時間が必要だ。
誰も金を持って逃げ切れない。銀行はどうなる?不動産は大暴落でも金がないから
すぐに地方の不動産は買えない。難民キャンプのような感じかな?
わからないがとにかく普通の状態では無くなるね。
笑い話で終わりますように。。。

15. 2012年7月11日 09:06:46 : cCrcZ0sDf2
>>14 UVmM7NkAYwQe6 : CFUJji6dRa さん

もし事故が起きたて、3000万人が避難するような事態になったら、野田政権なら、道路封鎖して、通さないんじゃないの?

「直ちには健康に被害は無いんですー!」「みんなして逃げたら、そこがゴーストタウンになっちゃうじゃないですか!戻れ!もどれ!家で待機せよ!命令だ!逃げる奴は逮捕するぞー!」

そのうち銃だの戦車だの、あっ、まさかオスプレーって国民を狙う為じゃないよね。
何するかもうワカンナイヨあの政権は。


16. 2012年7月11日 10:25:38 : 2SiiUAIYuo
>>12 よくもまぁだらだらと人の立てたスレッドにのっかって饒舌なカキコミを!

バカバカしくて途中スルーして最後を観たら、3.11以後も果敢に原発の安全性を説いてメディアに出まくっているかの澤田センセイの言説で腰を抜かしたよ。原子力村の村長というより総務部長(パシリ)みたいな澤田センセイのご卓見を披露する人間がまだ居るとは!


17. 2012年7月11日 14:40:53 : 063n6JcMEQ
☆国民生活破壊にも無感覚の金の亡者達の詭弁

権利と義務は対。義務には必ず責任が存在している。
国民はこの原発に関する義務も権利も放棄した。
よって、推進者は過去の放射性廃棄物処理の全責任なども一手に負う。
当然だ。

日本国民は、責任の所在を曖昧にし、はっきりさせないという法的な正確さへの理解は、全く大きな弱点としてきた。未だに、お上の決めた法と、国民主権の法とを混同して、区別が付かない所がある。国民主権の法の義務と権利の意識が低すぎて、簡単にお上の決めた法に丸め込まれてしまう。現在、お上という相手は狡猾な詐欺師となっている。国民主権の法の筋道に理解と信頼の不足している国民は、ただただお上の横暴に不満を漏らすだけで、自分達の無力を嘆く。
今は2012年であり、世界の先進国日本の21世紀の時間の中にある。
お上と百姓の関係は完全に捨てよう。悪いお上は、百姓の指導者を買収して繰り入れる。そうしたら、百姓が何をされようとも反論できない仕組みだ。いつまでもこんな法の仕組みの中にいてはいけない。自分で民主主義の、参加の義務と公正なルールからの利益供給の権利が獲得できる考え方に移らなくてはいけない。国家の一大事に、役立たずの烏合の衆であることは、民主主義の無知ということであり、恥ずかしいことと思うが。

今後、原発ソース電源とそれ以外の発電所ソース電源の選択権が消費者国民に正当な選ぶ権利として認められる。

独占業者の利権結託者との横暴も限界を超えている。
原発ソース電源は、大量に売れ残ると言うことだ。
やりかたが犯罪的な者達には自業自得だ。

国民が知らない所で決められた原発湯沸かし器発電商売の不平等は、国民主権、平等の原則に著しく逸脱したものであり、こんなあきらかに公平ではない不平等ルールの商業基準から、今後も国民被害が重大な商売を利権結託政治家と共謀して強行されたらたまらない。おまけに商品の説明も補償も嘘だらけ。
不正なインチキルールがもたらせる者は何か?誰かが被害を被ると言うことだ。
金の亡者達は、何と国民に対して、その生活や健康や、命に、直接被害を与えるインチキ法に、知っていて、汚い金儲けのためにこんな腹黒い利権屋政治達が国民を騙して作ったインチキルールを後押ししているのだ。これ、国民の敵だ。国民の生活の敵。国民の命の敵。法律を守らないので国法の敵でもある。この国民の敵の主張を弁護する学者マスコミがいて、実はグルであり、合わせて国民の敵なのだという背景をしらないと騙され続けてしまうのだ。いつまでもお上の法により決定したインチキでも、賢い抵抗ができない無力の決定の部外者百姓でいてくれと言うことだ。新聞テレビもこのへんの民主主義の無知の弱みを狡猾に突く誤解誘導、誤解の扇動をよく見かける。最近は遠慮もなくぬけぬけとやる。その薄汚さは、まったく腹立たしい卑怯なやり方だ。

永久猛毒拡散欠陥発電の正体は、半永久的福島県国土汚染で露見した。
おいおい、話が違うじゃないか!¢P意の国民は、悪質な詐欺に気がついた。
にも関わらずに、盗人猛々しい原発利権屋詐欺師集団の詭弁とごり押しは、違法という段階を越えて、国民の敵の危険な存在だ。
こいつら、何でもごり押しする気だ!
まともではない奴等が、権力の座にいるのか!

国民生活破壊危険の独占企業利益優先の優先と正当化をしゃあしゃあと語るグロテスクな国民の敵としての怪物だ。
この怪物の支配の根は深い。
しかし、国民には何も関係ない所の勝手な独善的な悪質な支配の仕組みである。まともなことは金の亡者の法の前に一切通らない暗黒世界の違法集団だ。勿論日本の正しい法律に違反しているものだ。肥大した巨大な癌であるが、切除手術でまだ日本国は助かる見込みがある。


18. 2012年7月11日 16:57:15 : 6qfhm57igE
社会学的には原発の真の目的は日本の核武装と戦争準備と分析しています。日本は{核武装のためには原発が必要だ」と言う産。官。学の原発推進派が日本の地下支配勢力である旧体制「ナチズむとフアシズム」の残党ら悪党一味{官僚。大手メデイア11社。既得権益勢力」と連携しているので、原発ゼロへの闘いはj持久戦になると見たい。100万人で霞ヶ関を包囲するまで反原発デモを続けるべきです。麻薬患者がコカイン注射をせがむようにカネの亡者{財界や地元交付金の欲しいカネの亡者ら」は今後も再稼動を原発依存症患者らが狂乱状態{禁断症状で}せがむでしょう。{国土と国民へ核攻撃を加えたような被害を与えた、フフシマ原発の放射能地獄の責任は産、官、学の原発推進派の国賊たちにあります。被害者が自殺までして抗議しているのに、加害者の原発推進派の国賊たちが、なぜ、逮捕や、処刑がされないのか?疑問です。これでは日本はいずれ原発や「核の火」や高レベル放射性廃棄物などにまみれ、逃げ込める寸土も無く、飲める水も無く、安全に食べられる食べ物も無く、業火の中を逃げ惑うことになるでしょう。核武装のために原発が必要だというタカ派には考え直して欲しい。先制攻撃や奇襲戦略は核戦争では通用せず、米。ロ。中。入りまじつての核戦争を呼ぶだけです。

20. 白髪の王子 2012年7月11日 20:04:02 : KmWe.dXoqS6IE : eipedvz4eU
事故を起こした電力会社の総務企画室には丸秘の暗殺者リストが存在していました。
そのなかのターゲットの一人に広瀬隆さんがいます。
小出助教と同じく、日本全国で精力的に講演活動されていますが
その命がけの行動力に感服し、微力ながら支援させていただいてます。
日本の原子力マフィアとの闘いは並大抵ではありません。
我が国は米国のマリオネット、なんでしょうから。

22. 2012年7月11日 20:33:12 : CqiySO4ABQ

福島民報 2012年6月28日(木曜日朝刊)
P2
 東電社長に就いた広瀬直己氏に聞く(利き手・編集局長 佐藤 光俊)

 東日本大震災の余震が続いており、福島第一原発4号機の耐震性に対する県民の不安は依然、消えない。

 「使用済み燃料プール下部については補強工事を実施した。原子炉建屋の膨らみを確認したところ、大震災と同規模の余震に見舞われても問題ないという結果が出ている。安心してほしい。今後も、しっかりと対策を取っていく」


23. 2012年7月11日 21:30:19 : yPGjKsnZpA
半年以上前に起きた皇子山中学のいじめによる自殺事件の報道過熱が大飯原発のデモをかき消している。
それは徐々に滋賀県潰しの様相を呈してきた。
びわ湖の水質を守るために原発を反対するのは滋賀県の使命だというのに、それをできなくさせられている。

大飯原発再稼働に反対して脅されたから屈したという滋賀県の嘉田知事。
脅しが実行されると、こんな風に政治家は政治生命を絶たれるのかと納得。
原発ムラのやり口は集団心理をコントロールする術を研究し尽くしている。

確かに皇子山中学の事件の隠ぺいは許されるものではない。
しかし何故騒がれるのが今なのか、去年のうちに報道されなかったのか。
この国には隠された事件報道のストックがいくつもあって、効果的に世論操作をするために小出しにされている。

今回の皇子山中学の一件の報道時期の不自然さは、原発推進に反発する世論のエネルギーを逸らすために仕組まれた目くらましだ。
視野狭窄にならないように注意しなくてはならない。


24. 2012年7月12日 01:44:05 : v60f0TwDTE
>>20
>>事故を起こした電力会社の総務企画室には丸秘の暗殺者リストが存在していました。

そのリストは手に入れたのか?
それが本当にあるのなら、大問題になるぞ。

具体的に暗殺者リストの人は始末されたのか?
暗殺を誰が請け負うのだ?

そのリストを曝せや。
電力会社のアキレスの踵になるぞ。


25. たくたく 2012年7月12日 04:55:13 : ynbnhXDSV8sAQ : U2l0kPJAqw
反原発運動参加者やデモ参加者は、
公安が協力してリスト化されてるよ。
ご丁寧に社員が接触して個人情報もとってる。
弱みを握っていつでも圧力掛けられるように

26. 2012年7月12日 06:26:59 : HTw4ZiXazg
>>25
阿修羅の直近の投稿にも、原子力安全保安院が警察に傍聴人リストを無断提供していたとの
読売の記事があった。

また、関電と暴力団の関わり(作業員の請負)を示す新聞記事もあったな。こわい。こわい。


27. 2012年7月12日 07:21:35 : i37fD8kRRc
>>05殿
>伊方原発の対岸、別府湾には島があって1000軒位の家屋があったのに江戸
時代に一晩で沈んでしまったという記録があります。
>伊方原発が一晩で沈んだらどうするんだろうね。

海水で冷却されており、直ちに影響はありません! 
即座にお得意のタダチガキを宣うだろう。


28. 2012年7月12日 07:23:46 : i37fD8kRRc
日本という国家は、近い将来に壊滅する可能性が極めて高い状況にある。
一国の滅亡で済むとして、これを不幸中の幸いというべきか、抱き付き心中できぬ不幸というべきか。

で、事なきを得た宗主国は、日本の海底資源を我が物にすべく、在日米軍基地を、難局探検隊極東基地とでも呼び代えて、決死の覚悟で駐留し続けるのだろうか?

いずれにせよ、心中湾における神風特攻的な野田部隊による、形振り構わぬ自爆テロ政策ぶりに驚愕する。

原理主義者の開き直りが際立つ、泥舟にしてタイタニックな政権な野田!!


29. 2012年7月12日 16:39:00 : 9yGE2WZbcc
絶対安全、事故は起きない、が
傾きは建築基準法で定められた制限値を下回っていて
解析した結果、耐震性に問題はないだと(笑
ほんのちょっとの地震でも破損しかねない
強度無視の仮付けのちゃちな冷却パイプそのままで
どの口が言えるのかね?
死刑になってもおかしくないやつらが
どこまで世の中をなめくさりよるのかね?
下請けに任し経費をケチリ。ピンハネまでして給料?ボーナス?
東電関係者は全員不眠不休無給で現場で働いて被爆してのたれ死ね!

30. 2012年7月12日 19:53:22 : Gbt0FXrikA
四号機の爆発映像を隠しているのは、汚染水海洋投棄を支持したアメリカの意向。
なぜか四号機の収束にアメリカ軍が当たっていたと言うが、そのことについて誰か詳しく教えて貰えないだろうか?

みんな承知していることなのだろうが。311のあとの友達作戦は、事前に周到な用意があったらしく、空母ロナルドレーガンは、搭乗員と期待が被曝した急性放射能被害による遺体収容とほかの遺体の収容の他にも、四号機の仕事にも、目的を持っていたと考えるべきであろう。原子力空母なんだから放射能被害に関しては世界最先端の知識と装備を持つ。空母船体の全体洗浄シャワーなんてついている。とするとスピーディ隠蔽で、福島県民の被曝拡散の主犯は米軍と言うことになるのだが。

ひょっとしたら、東日本壊滅のために、ミサイルをぶち込む映像があったりしてね。吉田所長等(この人達、米軍のことに関していろいろ知っていると思うな)の頑張りのせいで大破壊がしくじり、焦って四号機にミサイルぶち込んだが、失敗。それで急遽、ミサイルの破片の回収作業を行うとかさ。

全部知っている菅直人は、わざと馬鹿のマネをして関心をそらせ、311テロの米国側の事態収拾の手伝いをしたとかね。

アメリカは日本を軍事攻撃した、という311の推理だが根強いね。
日本の売国奴政治家を今までのような既存の語法と文法で責めても仕方がないね。
この見方だとアメリカの犯行なんだから、正しく立証して、そして償いをさせる相手は、アメリカなんだから。
犯罪なんだから、いつまでも無実の茅の外にはいられやしないよ。

自然に考えてアメリカの大変な弱みと言うことになる。高い交渉能力が必要だが、日本は独立しなくちゃいけないんだよ。
ここいらで、アメリカの正体を、わかりやすいように描き直して、そこから、日本の売国奴達を追い詰めるという順番になる。

どうして、アメリカがすべて知っていて、日本の政治家に強制できたのに、スピーディ情報の隠蔽を逆に命じたのかを、説明する責任があるんだよ。すべてべったりの密着ぶりは明らかで、石原の個人情報でさえすべて知っている△なんだから。当然に△の判断がここに存在しているのだから。

同盟国だなんて冗談じゃない!
仮想敵国なんかではなくて、最大の敵対テロ国家なんだよ!
とにかく、奴隷地位から、逃げ出していかなければならない。

これは、国家間の殺人未遂事件なんだ。
偶然に、日本殺害は失敗に終わる。
大変な津波の犠牲者が出た。

ここに沈黙していたら、永久に奴隷だよ。永久に奴隷だよ。その奴隷はまだ恵まれた人間で、家畜と同等か、人口削減対象だよ。

ゲームオーバー。
こころの中で、きっぱりと訣別をさつけなければならないこと。


日本の生き残りの道は、こうしたところに探せる。
アメリカ人も真相を知り、日本への憎悪を募られる国民ばかりと考えたらば大間違い。アメリカにも日本人の意識の真実は発信し続けなければならない。アメリカの市民の責任が及んでいることだよ。アメリカ市民の意識を深層から、売国奴マスコミの介在を排除した所で変えるくらいのことは必要だ。韓国のKポップの売り込みよりも大きな発信をすべきことだ。


31. 2012年7月12日 21:14:16 : 7dueNEh41w
12様
正しいことを主張されてるように読めます。しかし本当なのですか。四号機の不安が世界の不安になってるという現状をどのように反論できるのでしょうか。明白です。実況と共に世界に向けて反論を持つ専門家と状況確認に共同責任を持って議論すべきです。みんな疑ってるんです。それが基準です。

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