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気温の上昇とと原発の温排水の関係は?原発が日本温暖化の原因?
http://www.asyura2.com/12/genpatu25/msg/467.html
投稿者 有間姫 日時 2012 年 7 月 08 日 19:59:24: 5ahFfPS8OJEVA
 

去年から今年にかけて軒並み原発が停止していき、ついに5月5日から2ヶ月間、原発が0になった。
今年は猛暑になる!と喧伝され続けながらも気温は30年前に戻ったかのように、冬は寒く、夏も心地いい暑さ。昼間は暑いが日陰や朝晩は涼しい本来の気候に戻ったよう。

原発の温排水が原因で原発がたくさんある福井の海の海水温が下がり、南国系の魚が死滅したというニュースがある。

高浜原発:南方系の魚、死滅か 停止後、温排水止まり 若狭・内浦湾
2012年05月18日
http://mainichi.jp/select/news/20120518mog00m040021000c.html

そして原発が全部停止した2003年も冷夏だったということで原発の温排水と日本の気候の因果関係はあるんでしょうか?  

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コメント
 
01. 2012年7月08日 20:23:09 : LTr6FaZeMU
ねーよ糞ボケがw どこのトーシローだよ。
小出ハイハイ出版狂をお勉強したのか?

はいはい、ささ、豆腐のカド、豆腐のカド。

[削除理由]:阿修羅にはふさわしくない言い回し、言葉の使い方の投稿
02. seijifusinnsha 2012年7月08日 20:26:02 : 5ssK95QRk/6js : yEgh39JB1A
京大の小出先生の本にも出ていました。
 100万キロワットクラスの発電量の原発は、稼動時には1秒間に70トンの
 海水の温度を7度上昇させて、毎秒毎秒海に戻しているそうです。一日では何トンになるのか、そして1年間では。停止状態にしても崩壊熱を冷やすために何ヶ月も海水を入れて冷却は続くそうです。日本で、世界で稼動している原発の数の倍数
海を温めることになります。小出先生は「原発は海温め装置」だと書かれています。海水温はほんの2、3度上昇しただけでサンゴの白化や海の生態系に与える
悪影響ははかりしれません。地球温暖化防止のために原発はやむを得ない、と今だ
に考える人も多いでしょうが、原発は地球温め装置だし、CO2を出さないというのも発電時だけ。ウソと騙しにまみれたありかたに絶望します。

03. 2012年7月08日 20:38:54 : qTBZoPnobl
生態系は環境にセンシブルに反応することは明白、太古からの固有種の変遷がその事実を示している。

04. 2012年7月08日 20:40:32 : FEC1zKK4NY
小出先生のはなしでは、
原発1基が、毎秒70トンの海水を7℃温度を上げるそうだ。

関西では毎年夏、いちばん厚いところが、どういうわけか福井県の
若狭湾(原発群が立地)の西部分だったが、なぜかなと思っていた。

今にして思えば、潮の流れで原発の排水が向かうところだ。納得。


05. 2012年7月08日 20:46:44 : hKe1g4cN7Q
原発で温暖化、確かに奇想天外かも知れない。

しかし二酸化炭素の増加による温暖化なる理論も同じような奇想天外さである。


06. 2012年7月08日 20:57:02 : WnmDGQxsL6
実際、昼間は30度になった日も、日が落ちると涼しくて、今夜も快適である。
我が子が生まれた30年前の今頃の暑さ、よく覚えているが、汗疹できまくりだった!

07. 2012年7月08日 22:05:06 : pjVZXjQ7sc
100万キロワットの原発一基が動くと、1日で広島原爆3発分のエネルギーを生み出す。その1/3が電気になり、2/3は排水として海に捨てられる。

かりに100万キロワットの原発が50基動いているとすると、

1日で、広島原爆2発 ×50=広島原爆100発分 の熱エネルギーが日本の海を温めている。

1年だと、広島原爆100発 × 365= 広島原爆36500発 である。


これで列島日本が熱くならなければ、その方がおかしい。


08. 2012年7月08日 22:17:52 : wYacum7yhI
水温が上がると空気中に二酸化炭素がでる。
間接的にはCO2を出してることになるのでは?

09. 2012年7月08日 22:21:23 : muMpYCl6BM
原発は仮に事故がなくても大迷惑な存在。

10. 2012年7月08日 22:40:37 : qOdosltl0I
36℃の風呂はぬるく感じるが、43℃の風呂は熱くて入れない。
7℃上がるってのはそれぐらいのインパクトがある。
南国系の魚が死滅するのもわかる気がするね。

11. どらみ 2012年7月09日 06:23:09 : TaxpTeHRktbIQ : 384mLCJ0q2
海水面の上昇は、北極の氷が解けることで起きるのではなく〔もともと水中にある氷が解けても水面は上昇しない)、海水温の上昇に伴って、海水の体積が増えることによって起きる。

そのことから考えても、総熱発生量の7割程度でもって海水を温め続けている原発が、CO2は発生することで間接的に気候温暖化を招いているとされる(あくまでも「される」)火力発電より、温暖化への影響が少ないはずがない。

そもそも海水温上昇は環境の「直接的被害」である。原発を有する電力会社が現実に漁業補償などを行っていることが、その明らかな証明だ。

しかし、地球環境問題がテーマだとしたら、一部地域の漁業関係者への保証だけで事を済ませている電力会社は問題ではないのか。少なくとも連中に、「地球環境問題」を語る資格などまったくない。


12. 2012年7月09日 07:05:05 : vMKAaagmPk
>>10
>南国系の魚が死滅するのもわかる気がするね。

原発のせいで、地元の魚は逆に死滅していたんでしょうね。海水温が高いとき繁殖する
越前くらげが再稼動した大飯原発の付近で増えているそうだけど、生態系をめちゃくちゃにして
いるんでしょうね。

あと、原発事故がなくとも通常運転の原子炉から大量の放射性物質が排出されているので、日本の
魚は福島の事故まえからもう食えない状態だったそうです。

ちなみに100万kw級原発は、300万kwの熱を出すそうですから、1kwの電熱器300万個
をつけているのとおなじ熱をだしているのでしょう。これが、太陽光や太陽熱だと、太陽の熱を吸収
して、夏場いくらかすずしくなるのではないかな。


13. 2012年7月10日 23:14:58 : QkQGhpvD9w
ここでコメントを書かれている皆さんが、今ここにいらっしゃって本当によかったと思った。

皆さんが思われたとおり、原発なる「湯沸かし器」は、日本の局地温暖化の強い要因であったということです。

原発なるものに反対とか容認とか関係ない、海水を温暖化し、それで環境は狂ってきたということですよね。

地球温暖化という「名付け」により、ありもしないことをでっち上げてきました。
そして、それ(温暖化)に有効な対策が、原発なるものだと(苦笑)

アル・ゴアによる悪徳プロパガンダでしたね〜

太陽活動の不活性化傾向による、地球局所温暖化から全体の寒冷化へと進む予測は、20年以上前から研究者が言っていたのですが、彼ら彼女らは、プロパガンダに洗脳された大衆から、アホ扱いをされてました。それで当方もアホ扱いwww

アホ扱いはいいとしても、騙されら私たちは、核分裂による未来破壊へと足を突っ込んで、今や抜けられない状態ですから、これは悲劇というものです。

私たち人類にとって、核分裂はアンタッチャブルなことがらでしたが、人としての矜持を失った私たちは、「今さえ我さえ良くば」・・・の短絡な欲望に傾いて、今日の苦悩がありますね。

太陽活動の変化は、やがて「電気(電子)」の活用そのものに、大問題を引き起こすことも予想されています。それって、現代テクノロジーの根幹にかかわるのですけど〜

信じたくないですね!しかし、それが起きた時には人類はこうする、というシミュレーションが、今の私たちには必要なのかもしれませんね。


14. 2012年11月03日 14:56:22 : EFzTgfwR4k
なるほど、排熱で海が温まるわけですね。
原子力ならず、石油・石炭・ガス発電も排熱がでますので、
原子力発電と火力発電をとめると、排熱が出ず、夏が涼しく過ごせるわけだ。
なかなか面白い論理だ。

15. stupid_opinion 2013年4月05日 20:41:33 : goEpNZSlrdPyk : yOxsaMiQMV
私は、原発の温排水が日本海の秋田沖海面の温度上昇に及ぼす影響について、研究してきました。秋田沖に注目したのは、原発から遠く離れており、対馬海流の流れに沿った下流の沿岸部だからです。

海面温度の基礎データは、気象庁のホームページから入手しています。

震災15ヶ月後(昨年6月下旬)には、震災前の10年6月下旬に較べて、秋田沖海面温度は実測値で2℃低下、秋田沖海面温度に大きな影響を与える周辺の温度(長崎沖の対馬海流温度、稚内沖のリマン海流温度、輪島大気温)などで補正した計算値では、震災前の5年間(06〜10年)の6月下旬に較べて2.9℃低下していました。

分析には、重回帰分析方法を選択しました。この分析方法によれば、各種の変動要因を統計的に処理できるからです。

この結果は、小出先生の仰るとおり、原発の温排水は海暖め装置だという結論になります。

太陽光で海水を温めようとすると、海は深さ方向に透明なため、10m以上もの暑さの海水を温めなければなりませんが、温排水の場合は、比重が軽い海水なので、海洋の表面に張り付き、深さ方向には攪拌されません。

従って、太陽光荷較べ、熱エネルギは1/10〜1/100程度の小さなエネルギで海面を暖めることができます。

地球温暖化を専門に追求している殆どの学者の方々は、人為的排熱は、太陽光の5千分の1以下なので、原発の温排水も無視できるとしていますが、実際のデータからは、原発の温排水の影響で、海面温度が上記のように温暖化しています。

また、単純に日本海(秋田沖)と太平洋の定点(東経135°、北緯30°)とを較べると、原発の建設に伴って、最近の25年間で、日本海の方が、3倍も温暖化している事実も発見しました。

エルニーニョ現象/ラニーナ現象の例からも、海面温度は、気候変動に大きく影響します。


16. stupid_opinion 2013年4月05日 23:24:41 : goEpNZSlrdPyk : yOxsaMiQMV
北半球は確実に温暖化していますが、南半球は殆ど温暖化していません。

一方、大気中の二酸化炭素濃度は、北も南もほぼ同じです。

何故、北半球、特に北極の温暖化が最近激しくなった(30年前より6℃程度温暖化)のでしょう?

IPCCや環境省の専門化は、この理由として、北半球は陸地が多いので高温になり易く、南半球は海洋が多く熱容量が大きいので、高温になりにくいとしています。

この論理はばかばかしいとは思いませんか?この理由なら、有史以前から北半球は南半球より温かかったことになるでしょう。

北半球と南半球をじっと眺めてみると、北半球には、工業国、つまり経済的に繁栄している国が多く、勿論、原発もダントツに多いですね。

日本のような中緯度にある国では、北方からの冷気と南方からの暖気とが交互に流入し、中緯度特有の季節感や、大気温を構成します。そして、自国で消費するエネルギで、暖められるのは当然です。

消費エネルギは、全地球的に見れば、太陽光エネルギの5千分の1以下の微々たるものです。しかし、海洋の表面を直接温めれば、極めて低エネルギでも、有意に暖めてしまいます。また、北極は、それ以上の高緯度はないので、それ以上の冷気の流入はありませんし、太陽光も殆ど期待できません。

従って、北極では、それ以南での消費エネルギの増大が直接的に温暖化を促します。

南極には、高く降り積もった雪があり、アルベド(太陽光の反射率)は高い値に維持され、中緯度地域の人口も少なく、中緯度からの暖気流入が増加するはずもありません。

要するに、地球の温暖化の真因は、人類の消費エネルギそのものと、二酸化炭素(濃度は僅か0.035%)より1桁大きな温室効果を有する水蒸気(IPCCは無視してきた)の温室効果だと思います。

大気温の高低によらす、平均的な湿度はほぼ50%に維持されるという報告があります。これに従えば、大気温が上昇すると、大気中の水蒸気量も増大し、温室効果もその分増大することになります。

この正のフィードバックにより、温暖化が僅かであっても、水蒸気の温室効果の増大によって、温暖化が加速するということになります。

勿論、道路のアスファルト化や工業化によって、アルベドが低下し、地球に残される太陽光エネルギが増大していることも温暖化の原因の一つでしょう。そういった意味で、真っ黒な太陽光発電用パネルを砂漠に敷き詰めれば、地球はあっという間に温暖化するに違いありません。


17. stupid_opinion 2013年4月05日 23:56:25 : goEpNZSlrdPyk : yOxsaMiQMV
2011年までの冬は、首都圏で、氷が張ることは珍しかったのですが、震災以降、30年ほど前に戻ったように、首都圏でも毎日のように氷が張りました。

気象庁は、「高空の寒気の勢力が大きく・・・」と主張しますが、北陸の高山に当たって雪を降らせ、からからになって断熱圧縮された空気が首都圏を凍らせているのだと思います。

つまり、日本海の海面を這うように吹き込んだ北西の季節風が、山を越えて、関東地方に吹きつけたのでしょう。高空の寒気ではないと思うのですが。

雪を降らせて山越えすれば、フェーン現象で確実に大気は温まりますが、元々日本海で冷却された空気なので、首都圏で氷を張らせる力を持っているのでしょう。

震災2ヶ月前には、山陰地方に降ったベタ雪で、港に係留されていた漁船452隻が沈没しました。

水蒸気の結晶が不十分で、比重の大きな雪が大量に降ったためだと思われます。

震災後も豪雪でしたが、漁船の沈没はありません。

また、夏季の越前クラゲは、原発の稼動停止とともに、姿を消しました。

一方、韓国では、原発周りの沿岸地域で越前クラゲが大量繁殖していますし、再稼動した大飯原発周辺には、クラゲが繁殖しました。

また、若狭湾や秋田の猟師さんたちは、震災後に日本海の昔の魚が戻ってきて喜んでいいるという情報もあります。


18. stupid_opinion 2013年4月11日 13:49:03 : goEpNZSlrdPyk : yOxsaMiQMV
環境省は、原発の温排水が付近の海域にどのように影響しているかについて、シミュレーション計算し、実測データとよく一致していたと報告しています。

100万Kw当たり70トンの温排水を7℃上昇させて海(海面)に放出たときの拡散をシミュレーション計算したとのことです。そして、3℃、2℃、1℃上昇した海域の範囲を求めたとのことです。

ただ、このようなシミュレーションについては、実測データへの合わせ込みが容易であることから、シミュレーション自体には、殆ど価値がないと思っています。

むしろ、多くの原発が稼動したときの、原発から離れた場所(秋田沖)での表面温度への影響を調べることが重要だと思います。

恐らく、「原発の温排水が放出する熱量が、太陽光エネルギに比べると取るに足らない量なので、秋田沖の温度が変化するはずは無い」と主張されるのだと思いますが、海水表面温度の上昇、水蒸気の増大、温室効果の増大というように、二酸化炭素とは桁違いに大きな水蒸気の温室効果が正のフィードバック効果を示すことから、十分秋田沖の海面温度の上昇は説明がつくと思います。

現に、震災前の5年間の対馬海流やリマン海流の海面温度や輪島市大気温と、秋田沖海面温度との相関を重回帰分析法で統計解析すれば、震災後のそれらのデータと、震災前の相関関係から、秋田沖海面温度は明らかに震災後2〜3℃低下しています。

元々、ある仮説「原発の温排水では、広い海面の温度を上昇させるほどの力はない」をたてておいて、理論解析(シミュレーション結果)と、実測値とが一致したから、その仮説は正しいとする論理展開を余り信用することはできません。

何故なら、二酸化炭素の温室効果による地球温暖化説が、同様の論理の結果で、沖らかに間違った論理展開であったからです。


19. stupid_opinion 2013年5月20日 11:17:17 : goEpNZSlrdPyk : yOxsaMiQMV
二酸化炭素が温暖化の原因であるとする説は、以下のような過程で主張されるようになりました。

産業革命以降の地球の平均温度が、二酸化炭素の空気中の濃度変化(0.028→0.40)にほぼ比例して上昇してきたこと。但し、その間、ピナツボ火山などの想定外の外乱要因を補正する必要があった。

しかも、スパコンによる地球システムのシミュレーションにより、温室効果ガス(二酸化炭素など)が地球の平均気温に及ぼす影響を定量的に確認できたこと。

従って、この仮説が科学的に証明されたものと、殆どの科学者が同意したのです。

しかし、よく考えると、人類が消費してきたエネルギは、二酸化炭素にほぼ比例しているでしょうから、消費エネルギを二酸化炭素と読み替え、スパコンのロジックに使われているパラメタを操作すれば、人類の消費エネルギが原因としてもおかしくありません。

これに対して、IPCCは、人類の消費エネルギは地球の表面に届く太陽光エネルギの5000分の1以下なので、無視できるとしています。

しかし、二酸化炭素説では、日本海の海面温度が原発の稼動停止によって、2〜3℃低下した事実や、二酸化炭素濃度は地球の南北で変わらないのに、北半球の北極に近い地域の温暖化が著しいことを説明できません。

無理なこじつけは素直には同意できません。特に、北半球が南半球に較べて陸地面積が多いので北半球が温暖化し易いと主張さえていますが、それが正しいとすれば、二酸化炭素の温室効果とは無関係に太陽光によって、北半球は産業革命以前から平均気温が上昇していなければいけません。

むしろ、北半球の高緯度地域では、以下の2つの理由から温暖化が激しくなっていると考えるの素直でしょう。

@ 中緯度の人為的な発熱が多ければ、そこからの暖気の供給が多い
A 極では太陽光が極めて少なく、面積も小さいので、高緯度地域へのこれ以上の低温冷気の供給は元々期待できない

更に付け加えるなら、人類の消費エネルギが、地表に届く太陽光の5000分の1以下であっても、原発の温排水のように、海洋表面に排出すれば、比重の軽い温排水は海底の冷水との混合が期待できず、海洋表面の温め装置として十分に機能します。

また、太陽光の場合は、100m以上の深さまで浸透するので、表面温度だけを上昇させることはなく、表面の暖め装置としては非効率です。

震災後の日本海の温度低下は、明らかに原発の温排水量の低下によるものですし、人類の消費エネルギが海洋表面に廃棄されると、5000分の1以下であっても、温暖化の原因とは十分なり得ることが判ったのです。


20. stupid_opinion 2013年6月01日 18:49:16 : goEpNZSlrdPyk : yOxsaMiQMV
原発以外の発電装置でも、排熱を出すのだから、地球にとっては五十歩百歩だという意見があります。

この意見は、以下の3点を考慮していない意見だと思います。

@ 原発の発電効率は、発電所で30〜35%、遠距離の送電ロスを含めると25%程度と効率が低いので、結果的に発電エネルギの約4倍の熱エネルギが地球にばら撒かれます(電気エネルギも最終的には地球に吸収されます)。

つまり、発電エネルギの65〜70%を海水の温排水として放熱し、遠距離送電のため、5%が送電ロスとなって、空気を温めています。原子炉の温度を高温にすると燃料棒が破損するなどの問題で、作動蒸気を高温にはできないため、火力発電のように高温の水蒸気を発電用タービンに送ることができず、低効率でしか運転できません。

火力発電所は、消費地に近接できるので、排熱をビルの暖房や工場の熱源としても活用できること、送電ロスが少ないことから、発電効率は、50〜80%と高効率で、発電エネルギの1.25〜2倍のエネルギが地球に放射されます。

つまり、原発は最新鋭の火力発電に較べて、2〜3倍のエネルギを地球に放射することになります。

なお、太陽光発電の場合、更に発電効率が低く、15%程度ですので、発電エネルギの6.5倍の熱エネルギが遠赤外線に変換され地球に放射されます。

砂漠は人工衛星から見れば白っぽく、太陽光エネルギの35%程度を可視光線として反射し宇宙に還しています。

しかし、真っ黒な太陽光パネルを敷き詰めると、太陽光エネルギ全てを吸収してしまいます。エジプトの砂漠でメガ発電が計画されていますが、地中海は激しく温暖化するでしょう。

A 原発の温排水は日本の河川総流量の4分の1もあり、海水を7℃温めて放水しています。海水の場合、熱容量が莫大なので、大きな熱量を与えても空気より温度上昇が小さいのですが、それが災いして宇宙への遠赤外線放射エネルギが減少します。

つまり、遠赤外線熱放射量は、ステファン・ボルツマンの法則により、絶対温度の4乗に比例するので、海水に放熱すれば、殆ど遠赤外線放射が増大せず、地球を冷やす能力が低下し、温暖化を促進するのです。

海水で冷却している火力発電所の場合、同じ発電エネルギで比較すると、地球への熱エネルギは原発の1/3〜1/2になります。

B 海水表面に放射する原発温排水では、比重の軽い温水が海表面に留まるので、太陽光エネルギ(深いところまで暖まる)に対して海表面温度を上昇させる効果が10倍程度は大きいと考えられます。

人類が消費しているエネルギは、地球表面に届く太陽光エネルギの1/5000程度で無視できるとしていますが、水蒸気の温室効果(二酸化炭素の温室効果の10倍程度はある)との相乗効果や集中的な温排水の廃棄を考えると、無視できない状況になっています。

つまり、12年6月下旬の秋田沖海面温度は震災前の5年間の温度に比べ、2.9℃も上昇していることが、日本海(対馬海流、リマン海流)の代表点の海面温度や大気温度(輪島市)との重回帰分析結果から明らかになりました。


21. syllable31 2013年7月12日 14:26:52 : IgAs0yz95XQOs : czXP7mzh3o
単純に電卓で世界の原発430基からの排水が地球の海表面1mの水量をどれだけ温めるか計算したら100年で2度C温めることになります。

地球の大気の温度変化は100年で0.5度C、最近100年で0.8度Cと言われてますが、海表面が原発だけで2度Cも温められたら更に地球温暖化を加速することになりませんか。


22. stupid_opinion 2013年7月19日 00:31:05 : goEpNZSlrdPyk : yOxsaMiQMV
世界の海表面が原発だけで2℃温められているとは言っていません、

日本の原発、それも日本海側に設置されている原発の稼動を停止したら、秋田沖の海水表面の温度が2〜3℃低下したことを、震災前の5年間(2006年〜2010年のいずれも6月下旬)と震災後の12年6月下旬とを比較し、重回帰分析(統計学参照してください)によって、証明したのです。

原発だけなら排熱エネルギは、小さいですし、実際に人類が消費しているエネルギの総量は、地表面に届く太陽光エネルギの5千分の1以下なので、温暖化の原因には成り得ないと決め付けることに異議を唱えています。

データは嘘は言いません。気象庁の海面温度データを統計分析した結果、日本海(秋田沖:付近に原発はない))の海面温度の上昇が判明したことを論文発表したものです。

台風の時期や、冬の季節風が強い時期には、海水の上下の攪拌が激しいので、原発温排水による海面温度の上昇はその分差し引かれます。

二酸化炭素の濃度は、南半球も同じですが、北半球、しかも高緯度が異常に温暖化している原因を明確にしなければいけません。

北半球の中緯度は、人口密度も高く、エネルギ消費の大きくなっています。そこの消費熱の影響で、高緯度地域が異常に温暖化していると見られます。

二酸化炭素の温室効果(水蒸気の降下の100分の1程度でしかない)は同じだけど、南半球の海洋面積が北半球より大きいので、温まりにくいとし、南半球の温暖化が遅れているという理屈は、理論的にどう考えても納得できる話ではありません。


23. 2014年1月06日 13:41:52 : Mq5WhxZ3lM
今まで世界中の原発の温排水が海水温度上昇の原因だと考えているのは自分だけだと思っていましたが、ここに同じ意見を持つ人が大勢いることを知って勇気付けられました。海をお風呂にたとえるとあちこちの焚口の種火がついたままの状態で少しづつ温められ続けていることと同じだと思うのです。冷める要因を考え付きません。すごく怖いです。


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