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福島産「全力で売る」=売り上げ、原発事故後も維持−アンテナショップ店長・東京
http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2012070700178
2012/07/07-15:17 時事通信
福島県のアンテナショップ「ふくしま市場」(東京都江戸川区)は、東京電力福島第1原発事故の後も、堅調な売り上げを持続している。福島市出身の店長、桜田武さん(42)は「福島の代表として、全力で福島のものを売っていきたい」と話す。
「自然薯(じねんじょ)、福島の自然薯、いかがですかー」。今月初旬、店頭で試食用のてんぷらを揚げながら、買い物客に熱心に勧める声が響く。冷凍食品を手に持つ客を見つけると、「それじゃあ凍傷になっちゃいますよ」と、笑顔で買い物かごを差し出す。常に店内の様子に気を配り、休みなく動き回る。
「町の八百屋、魚屋さんの感覚でやっています」と桜田さん。ふくしま市場は、営業は午前9時〜午後9時で年中無休。毎朝宅配便で送られてくる新鮮な野菜や果物などが並ぶ。品質にこだわり、支援者が作った菓子を置いてほしいという福島県議の依頼を断ったこともある。
2006年のオープン時、店長に就任。順調に売り上げを伸ばしてきたが、昨年3月の原発事故が直撃した。牛乳、牛肉、コメなどから次々と基準を超える放射性物質が検出され、全ての食品検査を業者などに要請した。一方、売れ行きが鈍った商品でも、「わざわざ福島の価値を下げる必要はない」と値段は変えなかった。
11年度(昨年4月〜今年3月)の売り上げは1億8100万円で、10年度を3300万円上回った。今年は一時の「応援買い」が減り、事故前の水準は維持しているが、11年度には及ばない状態という。
秋にかけ、桃、梨、リンゴやコメなど主力農産物の出荷が本格化する。桜田さんは「事故から2年目の今年が勝負。スタッフ全員でお客さん一人一人に声を掛けて福島をアピールしていく。愚直にやるだけです」と語った。
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