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http://tanakaryusaku.jp/2012/07/0004612
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http://www.labornetjp.org/news/2012/0701report
レポート : 大飯ゲート前行動の現場から
きみネットより
蒔田です。
今朝(7/1)5時に友人6人で京都を発ち、7時頃大飯ゲート前に到着しました。
昨夜も雨の中で、真夜中に車を鎖でつなぎバリケードが築かれ
夜を徹して抗議行動が続けられていました。
私たちの車もバリケードの最前列で頑張ってくれました。
雨でずぶ濡れになりながら、徹夜組の若い人たちが声を挙げ続け、
持ち込んだドラムや打楽器を打ち鳴らして、
休むことなく、しかもお祭りのように楽しく!気持ちを奮い立たせてくれました。
8時前に反戦老人クラブをはじめ(こちらは平均年齢70歳位?)
連日宿泊のデモ隊が拍手の中到着。
ゲート前は300人以上になり、雨が強まる中でドラムと抗議の声が膨れ上がり
ました。
機動隊がさっそく登場し、何度か緊迫感が漂いましたが、
一時間ごとにメンバー交代して徹底無表情で立っているだけ。
並んだ機動隊の盾をコツコツと叩きながら、
何時間も静かに隊員の顔を見つめ続ける若い女性たちには胸を打たれました。
私は、あなたたち顔を見て話をしようよ、
いい身体してるんだからこんな因果な仕事はやめなさい!
ひたすらしつこくオバサン話しかけ作戦を展開、いやだったと思う。
女性や子ども、老人が多い時間に手は出さない、疲れるのを待つのだと見て取れ
ました。
Uストリーム配信などで多くの人が見ているのは、随分心強いものですね。
来たくても来れない膨大な仲間が背後にいるのですから。
現場の弾圧の目撃者がいるのは、暴力の抑止になるのを実感しました。
雨で消耗する中、神輿をかついだオトコたちも登場し、みんなの気持ちを奮い立
たせました。
激しい雨の中でドラムを叩き続ける若い女性、意気軒昂な老人たち、
仮面の機動隊員と対照的な美しい表情の顔ばかりです。
上がるかとみえた雨が激しく降り出し、
どしゃ降りになった昼過ぎに体力限界で引き上げました。
バリケードから抜けるとき、うちの車も泣いて・・
帰り道、他県の装甲車が何十台も待機しているのを、
たまらない思いで睨みながら、夕暮れ以降に起こることに悔し涙でした。
悔しいけれど、できることをそれぞれが長〜い時間軸で、
がんばらない、あきらめないで続けていくってことですね。
緊迫しながらも非暴力に徹したお祭り空間、今もあらたに現場に向かう人たちが
います。
彼らを孤立させないで!
これはひとつの始まり、ジブンたちの力を信じたい。
On 2012/07/01, at 22:51, m wrote:
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明日に向けて(501)大飯原発再稼動反対!!現場の熱い行動を全国に伝えよう!!
mです。(20120701 23:00)
野田政権は、本日午後9時より、大飯原発3号機の再稼動に踏み切りました。
今、原子炉から制御棒が抜かれ、臨界にむけて核分裂が始まりだしています。
これに対して全国から数百人の人々が大飯原発ゲート前に駆け付け、
再稼動反対の大きな声を上げています。今朝からぶっ通しです!
警官隊は午後6時ごろより強制排除を開始しました。幾度かの攻防が行わ
れたようですが、さきほど伝わってきた情報によると、午後10時現在、50
人の方たちが、ゲートの原発側に入り、鎖でゲートに体をくくりつけ、太鼓
をならしながら抵抗を続けているそうです。
これをその前にわって入った警官隊を取り巻く形で残りの方たちが応援して
いるようです。この様子を伝えてきた、友人で、山水人を主宰している
Sさんからのメールを転載します。
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Sです。
ゲート前より
大飯原発3号機、再稼働したようですね。
ここからはまったくわかりません。
こちらの状況は、実力行使に警察が入ってから3時間余り。
一番外側の座り込みのバリケードは暴力的に引き抜かれ、その次の自動車の
バリケードを警察は突破。
ゲートに鎖でくくりつけた仲間たちと対峙。
そのゲートの原発側に約50人の仲間が、ドラム隊のリズムに乗って、完全
武装の機動隊に押し返されないように頑張っています。
残った仲間たちは、座り込みのラインからかなり押し出され機動隊と対峙して、
ゲート内側に孤立した仲間を励ますように抗議を続けています。
警察は解散しなければ実力で排除すると指揮車から再三通告していますが、
中に孤立している仲間たちを勇気づけるためにも続けるしかありません。
中で頑張っている仲間がこれからどうなるのか、非常に心配です。
今のところは、逮捕者は出ていません。みんな非暴力を徹底しています。
引用終わり
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今回、政府が踏み切った再稼動の処置は、福島原発の事故原因の確定や、
責任者の処罰もないままのものであり、安全原則を完全に踏みにじったもの
です。
同時に毎週の首相官邸を取巻くデモ、とくに6月30日には20万人にも達した
反対の声を踏みにじったものであり、民主主義に完全に反したものです。
こうした暴挙に対し、抵抗するのは私たち民衆の崇高な権利であり、
同時に義務でもあります。
現場の人たちは、私たちの国の憲法にかかれた「基本的人権は不断の
努力によって守られなければならない」という精神を体をはって体現して
くれています。だからこの人たちの行動を守ることが私たちの義務です。
とくに現場では雨をついた早朝からの行動が続いています。
ずっと声をだし、ずっと太鼓をたたき、ずっと抗議を続けています。
彼ら彼女らを孤立させてはいけない!
そのために何をなすべきか。
今すぐ、この現場の様子を、たくさんの人に伝えましょう。
そうして全国から現場への注視を高めましょう。
今、それぞれがいる場で、現場の奮闘につながりましょう。
そうして一緒に闘いましょう。
IWJによる現場中継のURLも示しておきます。
http://www.ustream.tv/channel/iwj-oita1
ぜひそれぞれの持つ手段で、情報を拡散してください!
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