http://www.asyura2.com/12/genpatu25/msg/195.html
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オーストラリアABCが、福島第一原発4号機の燃料プールの問題について取材を行った。
初公開された4号機燃料プールも取材
小出裕章氏やロバート・アルバレス氏にインタビューを行い
その深刻な危険性について語ってもらっている。
鈴木智彦氏にも取材
氏の潜入取材映像も紹介
4号機建屋の補強工事の杜撰さについて現場作業員の証言
村田光平元駐スイス大使にも取材
(豪ABC) 4号機燃料プールの危険性について
http://www.youtube.com/watch?v=_TJo0HLFR_s
Experts warn of another disaster awaiting at Fukushima
http://www.abc.net.au/7.30/content/2012/s3532725.htm
「4号機核燃プール」には「日本の運命」が賭かっている
http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2012/06/post-0735.html
小出さんの「4号機プールの水が抜ければ、冷却できなくなり、
フクイチからすでに放出されたセシウムの10倍もの量が新たに放出される。
風向きによっては東京は人が住めなくなる」――のコメントに、
思わず身ぶるいしたオーストラリアの視聴者も、きっと多かったに違いない。
強い地震がまた起きて、プールから水が抜ければ(あるいは倒壊すれば)……
発生した放射能雲が日本の首都圏を壊滅させる、とてつもない脅威を秘めた
「フクイチSFP4」。
(東京近郊に住む)村田光平さんは、英語で「We cannot sleep peacefully.
(枕を高くして眠れません)」と答えていたが、さもありなん、
と頷いたオーストラリア人も多かったはずだ。
ワシントンのアルヴァレズ博士による、「もうひとつの危険性」の指摘。
地震によるプールの破損・倒壊の危険性もさることながら、
「SFP4」から使用済み核燃料棒を取り出す回収作業自体も、
よほど慎重に行なわないと、たいへんなことになる、という警告だった。
取り出した燃料棒をその場で入れる「コンテナ」ひとつとっても
100トンもの重量。
爆発でアバラ家のようになった4号機の建屋構造物に、
それだけの重さに耐える力はあるのか……?
そんな「もうひとつの危険性」の指摘とともに、さらに、考えさせられたのは、
マーク・ウィランシー特派員が「福島競馬場」での取材と重ね合わせて提起した
「フクイチSFP4のオッズ」問題とも言うべき、「賭け」「確率」の問題である。
ウィランシー特派員のレポートでは、「賭け」に破れ、頭を抱えて座り込む
日本人男性の姿が映し出されているが、日本政府・東電の
「震度6を上回る地震は来ない(から大丈夫)」という「予想」を真に受け、
「賭け」に破れた日には、頭を抱え、悔しがるだけでは済まないのだ。
少なくとも東京を含む東日本は「死の灰」で壊滅する。
そこには最早、勝ちもなければ負けもない。
全滅、総被曝受難、あるのみ。
豪ABCの視聴者は、ウィランシー特派員のレポートを見て、日本政府・東電の
「フクイチSFP4」をめぐる、抜本対策を先送りして、このまま放置しておく
「賭け」がいかに無謀なものか、ただちに納得したことだろう。
「フクイチSFP4」が破綻すれば、全員が敗者となる。
「SFP4」に賭けられているもの――それは、
(少なくとも)日本というこの国の運命そのものである。
<参照>
福島第一原発4号機燃料プール
http://ima-ikiteiruhushigi.cocolog-nifty.com/nature/2012/03/post-566d.html
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