13. 2012年6月27日 21:39:28
: Zvwski7C3M
九電株主総会“原発の再稼働は” 6月27日(水) 20時04分 . 九州電力の株主総会が27日、福岡市で開かれ、株主からは、経営状況や原発の再稼働などに関する厳しい意見が出されました。一方、総会のあとに記者会見した瓜生社長は、電力を安定供給するための原発の必要性を改めて強調しました。 ●原発反対派のグループ(音) 九州電力の株主総会の会場前では、原発に反対する市民グループがシュプレヒコールを上げる中、株主らが会場に向かいました。 ●古山記者 「九州電力の株主総会、あと1時間で始まるんですが、早くもたくさんの株主が会場に入っていきます。原発の再稼働問題や経営状況など、厳しい質問が飛び交うことが予想されます」 今年の九電の株主総会には、およそ1100人の株主が出席し、冒頭、瓜生社長は、やらせメール問題について謝罪するとともに、節電への協力を呼びかけました。 ●九州電力・瓜生道明社長 「原子力発電所の運転再開に賛成する意見の投稿を要請するという事態が発生いたしました。これにより、皆さまからの信頼を大きく損なうこととなり、株主の皆さまには大変ご心配をおかけいたしました。すべての原子力発電所の停止に伴い、極めて厳しい需給状況が続いております。この夏におきましても、節電へのご協力を賜りますようお願い申し上げます」 総会では、福島第一原発の事故を受けて、「安全性は確保されておらず、すべての原発を廃炉にすべき」、「経営の悪化と株価下落に対する対策を講じているのか」などといった厳しい意見が相次ぎました。 また、九電が今月22日に正式に発表したばかりの計画停電については、「電力を確保する努力が足りない」といった指摘もありました。 一方、一部の株主からは、原発の運転停止に伴う措置として、原発が立地する地域での雇用確保のための新規投資を行うことや、すべての原発を廃炉にすること、発電と送電を分離するための検討委員会を設置することなどが提案され、いずれも否決されました。 ●株主(総会後) 「こんな事故が起きても、なんか自信持って原子力発電を進めるとかいうのは信じられない」 「もう少し現実を、災害の方を見たら、とてもとても賛成できるような条件じゃないと思うんですけどね」 「どっちみち原発を動かさないかんと思いますけどね。その辺で、いつごろ動かすかとかですね、その辺の話がちょっとなかったのが少し残念だったですね」 「電気はなくてはならないもんですから、九電も一生懸命頑張って地域の人たち、また、国民の皆さん方の賛同を得て、原発についても再稼働するならば、十分、その人たちの意見あたりも聞いていただきたいと思います」 きょうの株主総会は、これまでで最も長い4時間に及びました。 社長就任後、初めての株主総会を終えた瓜生社長は、改めて原発の必要性を強調しました。 ●会見する瓜生道明社長 「株主の皆さまの中には、原子力発電所の設備、それから運用について、大変な危機感をお持ちになっているという声もありました。それゆえに、私どもは、やはり二度と福島と同じような事故は起こさないという固い決意のもと、安全対策等に今、取り組んでいるところでございます」 http://rkb.jp/news/news/8021/ 九電社長が株主総会で陳謝 いわゆる「やらせメール」の問題発覚後、初めてとなる九州電力の株主総会が、27日、開かれ瓜生道明社長は「信頼を大きく損なった」として陳謝しました。 九州電力の株主総会は福岡市中央区のホテルで1000人余りの株主が出席して27日午前10時から始まりました。 冒頭、瓜生社長がやらせメールの問題について「皆様からの信頼を大きく損なうもので心配をおかけした」と述べ陳謝しました。 その上で「原発の再稼働が不透明でことしの夏も厳しい需給状況だ。節電への協力をお願いするほか、株式の配当についても減額せざるを得ない」と述べ理解を求めました。 その後の質疑では株主から「原発の運転再開や信頼の回復について説明が不十分だ」といった厳しい指摘が相次いだのに対し、会社側は原発の必要性について改めて説明するなどしました。 また「人件費を減らさないまま電気料金の値上げを検討するのは納得できない」という株主の意見に対しては「人件費は適正と認識している。料金値上げは今後の原発の稼働状況次第で検討する」と答えました。 総会には一部の株主から原発の廃止や廃炉に向けた準備を進める検討委員会を設置すること、原発の運転を再開させないために電気料金の値上げを検討する委員会を設置することなど8つの議案が出されていましたが、採決の結果、反対多数で否決されました。 総会は株主の質問などが相次ぎこれまでで最も長い4時間にわたって行われました。 九州電力の瓜生道明社長は株主総会の後、記者会見し、今回の株主総会について「株主の方から多くのご意見や要望伺い会社の考え方も説明を尽くした。真摯なやり取りができたと思う」と評価しました。 一方、総会で質問が相次いだ、やらせメールの問題などからの信頼回復については「信頼の再構築のために時代のニーズにあうような新しい信頼関係を作っていくことが大事でそのために地道な対応をしていきたい」と述べました。 また、九州での原発の運転再開については「原発の運用に危機感を持っているという声が多くあったので福島第一原発と同じ事故を起こさないという固い決意で取り組んでいく」と述べ具体的には言及しませんでした。 06月27日 18時37分 http://www3.nhk.or.jp/saga/lnews/5083140631.html 九州電力で株主総会 いわゆる「やらせメール」の問題発覚後、初めてとなる九州電力の株主総会が福岡市で開かれ、瓜生道明社長は、「信頼を大きく損なった」として陳謝しました。 総会は、株主の質問が相次いだことなどでこれまでで最も長い、4時間にわたって行われました。 九州電力の株主総会は、福岡市中央区のホテルで、1000人余りの株主が出席して午前10時から始まりました。 冒頭、瓜生社長が、やらせメールの問題について、「皆様からの信頼を大きく損なうもので、心配をおかけした」と述べ、陳謝しました。 その上で、「原発の再稼働が不透明で、ことしの夏も厳しい需給状況だ。節電への協力をお願いするほか、株式の配当についても減額せざるを得ない」と述べ、理解を求めました。 その後の質疑では、株主から、「原発の運転再開や信頼の回復について説明が不十分だ」といった厳しい指摘が相次いだのに対し、会社側は、原発の必要性について改めて説明するなどしました。 また、「人件費を減らさないまま、電気料金の値上げを検討するのは納得できない」という株主の意見に対しては、「人件費は適正と認識している。料金値上げは今後の原発の稼働状況次第で検討する」と答えました。 総会には、一部の株主から▼原発の廃止や廃炉に向けた準備を進める検討委員会を設置すること、▼原発の運転を再開させないために電気料金の値上げを検討する委員会を設置することなど、8つの議案が出されていましたが、採決の結果、反対多数で否決されました。総会は、株主の質問などが相次ぎ、これまでで最も長い、4時間にわたって行われました。 06月27日 18時27分 http://www3.nhk.or.jp/nagasaki/lnews/5035912301.html |