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東電の事故最終報告書・・・何故最終?そして調査チーム解散とは愚弄するにも程がある
http://blog.goo.ne.jp/genshiryoku_2011/e/7d062d8e744d089c1e7dddac559c0470
2012年06月25日 がんばれ福島原発!
東電から、名目だけの最終報告書なる、何の意味も持たないものが発表された。
この中には、何も目新しいものは無く、素人であるマスコミが報道してきた内容以上のものは
何も記載されていない、何ともお粗末な報告書である。
東電の思い・・・思惑と言えば、「政府が口を出してやりづらかった。非常時には素人は口を出すな!」
という事と、「全員撤退は考えていなかった」という2点だけが強調されていた。
それ以外は、終始「想定外の津波」のせいにしてやんわりと「自分は悪くない」という言い訳を綴っただけだ。
そして、東電社内では、事故の調査チームが解散するという・・・意味が判らない!
東電のスタンスは、「事故は収束しました!燃料取り出し準備作業・燃料取り出し作業は、廃炉作業の中に
含まれる!」と言いたいのだろうが、それは余りにも国民を愚弄しているのではないだろうか?
世界的にも例を見ない3基の原子炉のメルトダウン!
その状態も確認できていない状況で、事故処理ではなく廃炉作業に置き換えて事故そのものを
大昔のように位置づけるトリックは、昔から変わらない東電の目くらまし手法。
東電がどうしても認めたくないのは、地震で配管・機器等の設備の損傷である。
今回の報告書にも1行たりとも地震による設備の損傷は述べられていない。
私が、ムック本にも記述しているようにその当時のスタンスは何も変わっていないのだ。
2号機のオペフロでは、現在でも800mSVを超える放射線量が計測されている。
作業など出来る環境ではない・・・事故時と変わらない。
この線源は、1・3号機とは違い大気に放出していない分がそのまま建屋内にあることを示している。
首相官邸前での大飯原発再稼動に反対するデモは、本当に原発の仕組みを理解しどれだけ
危険なものであるかを理解された方々なのだろう!
理解できない・あるいは理解しようとしていない方々が、原発再稼動を推進しているとしか思えない。
そうでなければ、「お金持ち=偉い」という固定観念を持った利権しか見えなくなっている人種だけだろう。
原発事故だけではなく、日本全体が野田首相というおかしな人間に引きづられて間違った
方向に向かっていることは、誰もが感じているのではないだろうか?
人権○○法案を初め、くだらない報道の影で、我々に直接影響するような通してならない法案が
影で可決されようとしているのをご存知だろうか?
隠し事は、原発だけにあらず・・・政治・官僚・マスコミ・経団連と言われる、今まで大きな
発言権を持つような立場にある全てに存在し、国民を愚弄し続け、それを今後も続けようと
画策している。
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