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4号機タービン建屋地下で遺体で見つかった東電社員2名をなぜ津波警報で避難させなかったのか?東電記者会見6/20(動画・内容書き出し)
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2012-06-21(12:05) みんな楽しくHappy♡がいい♪
東京電力が作った事故調査報告書に関してフリーの木野さんの質問
4号機タービン建屋地下で遺体で見つかった2名の社員に関して。
この二人に津波の避難指示は何故出さなかったのか!?
東京電力記者会見 2012年6月20日
木野:
この最終報告書の中で
津波が来た後に亡くなられた東電職員二人の方の原因がきちんと書いてないんですけれども、
これはその後特に調べてないという事なんでしょうか?
松本:はい、先日と言いますか、昨年の4月にお話しさせていただいた通りでございます。
木野:4月というか、8月ですかね。
松本:・・・
木野:
8月に松本さんのご説明があったんですけれども、
その、なんか警報が鳴ったんで見に行って、
ペイジング(?)には気がつかなかったんだろうというお話しがあったと思うんですが、
そこから以降は特には調査されていないという事なんでしょうか?
松本:ハイそうです!
木野:
あのー、作業員の方、
要するに当日、地震の後に津波警報が出た関係で、タービン建屋もですね、
原子炉建屋は4号機ですけれども、
低いところにいる作業員の方が、全員高いところに一斉に避難をしている中で、
なぜこの二人だけがここに残ってですね、被害に、死亡したのかということは
これは原因を調べるべきではないかと思うんですけれども、
で、もっと言うと、警報が鳴った時に、ルーティンにしたがって見に行ったというお話だったんですけれども、
見に行った方が他にいるのかどうかもご説明いただいてないですし、
この辺はきちんと、二人の方が亡くなっているんですから調べるべきではないかと思うんですが、
なぜ、詳しい調査というのがその後されていないんでしょうか?
松本:
はい、あの〜、その後、あのー、私どもが、はー、調査はしておりませんけれども、
現時点で分かっている事を申し上げますと、
当時は、あの、いったん控室まで全員が引き上げております。
あのー、地震で発電所と言いますかプラントが緊急停止になり、
え、まァー、なんて言いますか発電所の中で、建屋の中に勤めて働いている方を、ほ、ま、え、
管理区域の外に避難させる。
あるいは屋外で働いている方は、あの、高いところ、事務本館等に避難させるという事で進めております。
当然当直長、あるいは指揮者の判断といたしましては、
あの、プラントの余震等を見ながら、
あー、現場の点検を進めていくというのが私どもの対応の手順でございまして、
その中で、タービン建屋の中で、えー、水の漏えいを示す警報がありましたので、
その二名の方が、あのー、ま、えーー、調査に行ったというところでございます。
で、こちらに関しましては、あのー、・・・・・・・中間報告の際に、あのー、別冊という形で、
「社員殉職の経緯」というところで報告させていただいた通りでございます。
木野:
あの、その中にでもですね、要するにあの、
なぜ、その二人だけがそういう形で被害にあったのか?
たとえば、津波の警報が出ている中で、なぜそこに見に行ったのか?ということとか、
そういったことに触れられていないと思うんですけれども、
その辺の詳しい調査というのは、今後もう、ないんでしょうか?
松本:
あの、当然前回もご説明させていただいておりますけれども、
当時私どもの津波の想定といいますのは
タービン建屋が設置しております10mの敷地高さのところまでは、
え、来るということは予想だにしておりませんでしたので、
えー、当然屋外の方に関しましては、避難を優先させておりましたけれども、
建物の中の、ま、作業員は避難しておりますが、
プラントを最終的に管理する当直員の役割としては、あの、そういったパトロールに出かけるというのが、
ま、通常の対応の手順でございます。
木野:
10mを想定していないとは言ってもですね、
作業員の方を含めて、おそらく東電の方も含まれていると思うんですけれども、
OP10mのところに残っている方っていらっしゃらない訳ですよね。
他に犠牲になった方がいないということは。
この二人だけがここのところにいた訳で、であれば、
なぜいたのか?それは調べるべきではないかと思うんですけれども。
要するに他の方全員高台に逃げているじゃないですか。
松本:それは屋外に、あのー、作業されている方は当然大津波警報が出ていますので、あのー
木野:建屋の中にいる方も建屋の中から出て高台に避難されているわけですよ。
松本:
ええ、で、わたくしどもの当直員と言いますのは
プラントを最後まで運転操作、監視をするのが仕事でございまして、
その人間がプラントを放り出してですね、建物の外に逃げていくことはありません。
あの、わたくしどもの当直員運転員は、あの、事故の収束、
当時は津波が来る前でございましたけれども、
地震後のプラントの操作対応にあたっていた次第です。
寺澤:よろしいですか!
木野:
津波の警報は3mですけれども、
ま、3mの警報でも5.7mの防潮堤を超える可能性は本来あるんですが、
その後3時過ぎに6mの警報が出た際にも、それがこの方達に伝わらなかった理由というのも、
これも分からない訳ですね、じゃあ。
松本:
あの6mですと、当然建屋の敷地高さが10mでございますので
そこのところにまで津波が押し寄せてくることはありません。
木野:6m
松本:
繰り返しになりますが、わたくしどもの発電所のプラントの運転員は、
最後まで中央制御室あるいはプラントで事故の対応をするというのが仕事です。
木野:
6mなら超えないとおっしゃいますけれども、
気象庁の6mの警報というのは3mから12mの範囲を想定したものであって、
6mしか来ないという意味ではありません。
その辺認識がちょっと違うと思うんですけれども、
要するに東電としては「6mの警報が出た場合には6m以上は来ない」と、
そういうふうに考えていたという事ですか?
松本:
あの、繰り返しになりますけれども、当時津波の高さがどれ位来るかっていう予想をしていた訳ではありません。
あの、わたくしどもは以前から、今回の、ま、評価手法でございます土木学会の手法で
発電所に襲い来る、うー、津波の高さということは想定しておりまして、
それに対する対策を講じて、運用の方もそれに従って運用してきた次第です。
従いまして、あのー、ま、屋外の人間は当然大津波警報が出ていますので、
えー、まあ、至急避難させるっていうのが常套でございますけれども、
建物の中にいるっていう事で、まあ、
あー少なくても、津波がこの中に入ってくるという事に関しましては考えていなかったと思います。
木野:
実際にはですね、いっすい勉強会を通して、越えれば中に水が入ってくることは分かっていた訳で、
もうちょっと言うと水密化をされていないので建物の中にいるから水が入ってないというのは、
全くその説明になっていないと思うんですけれども、
要するに敷地のところに来れば、建物の外にいようが中にいようが水は来るわけですよね。
松本:
あの、いっすい勉強会のお話をされますけれども、
あの、いっすい勉強会は津波の外前提等にかかわらず、
敷地の高さプラス1mの浸水があるという事を強制的に仮定して、えー、えー、評価を行ったものです。
したがいまして、当然敷地の高さ1mの現時間の浸水といいますか水があれば、
当然開口部から水が入ってくるのありは当たり前でございまして、
当然そういう事を対策上考えていれば、
あの、建物の中にいる、特に地下階にいるなんていうことはありませんけれども、
したがいまして、当然その1mという、無理やり置いた仮定に対してどうか?といわれますと、
「それは考えていなかった」ということになります。
木野:
いや、あのー、
敷地の外にいた方は高台に逃げているんですよね。
松本:
あの、それはあの、大津波警報が出ていて、敷地の中にとどまっていていいなんていうことは、
わたくしどもとしては申し上げて、
木野:ですから、ですから
松本:
おりません。したがいまして、
あの、屋外にいる方は全て、海岸
木野:ですので、
松本:から非難するように、あの、ペイジング等で、あの、しだ、あのー、
木野:それは要するに
松本:した次第です。
木野:屋内にまで水が来るという予想は出来た訳ですよね。
松本:
予想が出来たというよりも大津波警報が出ている中で、
あの、その場所にとどまっていいという事を私どもは決して判断できません。
木野:あのー、
松本:
大津波警報が出ている以上発電所の屋外、特に海岸べりにいる作業の方は全員退避させるべきでして、
そういうふうな対応を取った次第です。
木野:あのー、ただ、
寺澤:よろしいでしょうか!
木野:建物の水密化がされていない以上は、屋外にいようが中にいようが関係ないわけですよね。
松本:はい
木野:水がくればなかに入りますよ。建物の中に水が入る訳ですよね。
松本:したがいまして
木野:それが何故、なぜ退避基準になっていないのかもわからないですし、
松本:繰り返しになりますけれども、当時10m
木野:建物の中に水が入らないと考えた理由はなんですか?
松本:当時わたくしどもの津波の高さの想定は5.7mでございまして
木野:
津波の高さの想定ではなく、私がお伺いしているのは警報が6mという数字が出ているにもかかわらずですよ、
もう一つ言うと、屋外で、屋外の人達が退避しているにもかかわらず、
屋内でも、その建物の中に水が入ってくることが分かっていて、なぜ退避されなかったのかが分からない
という事を聞いているんですけれども。
松本:屋外にいて、なぜ建物の中に水が入ってくるというところの論理がちょっと良く分かりませんが
木野:建物の中に水が入らない理由はなんですか?じゃあ。
松本:敷地の高さが10mのところにあるからです。
木野:10mのところにいた方々は退避されているわけですよね。
松本:はい。
もちろん屋外ですので津波が押し寄せてくればさらわれる可能性もありますので、
木野:ですから
松本:特に屋外の方々は、退避するようにお願いした次第であります
木野:ですから、そこまで水がくれば建物の中に水が入る可能性はある訳ですよね。
松本:あの繰り返しになりますけれども
木野:ないんですか?
松本:あのー10mの高さで、わたくしどものところは発電所の設備の運用を
木野:想定の話をしているんじゃなくて、退避の話をしているんです。
松本:
して、対応を考えています。で、当然、あのー、発電所の中は
あー、わたくしども、プラントの対応、故障の対応等をしてますので、
木野:お答えいただけない理由は何でしょうかね。
松本:え、く、繰り返しになりますが私どもは10mの高さで、えー対応をしている
木野:10mの高さに
寺澤:そろそろよろしいでしょうか!!!
木野:10mの高さに水が来ないのであれば、なぜ外にいた方々は退避したんですか?
松本:
あの、屋外にいる方々ですので、当然その10mの高さ。
あるいは大津波警報が出ているという中では、屋外の方々は当然高台に避難をさせるべきだと思っております。
木野:そうするとその段階で建屋の中に水が入らないという判断は何故されたんですか?
松本:
当然10mの敷地の高さにタービン建屋、原子炉建屋がありますので、
そこまで津波が押し寄せてくるというように当時の蓋然性の概念はありません。
木野:蓋然性の概念が無かったけれども退避をしたという事なんですか?
松本:
ハイ!、もちろん屋外にいらっしゃる方が、あの、津波で流されるという場合の、お・・・・
ま、念のため退避したという事になります。
木野:
ですからそこに水がある場合、来る可能性があるから退避をしたわけで、
なぜその中の
松本:
来る可能性があるから退避させたわけではなくて、
屋外にいる作業員の方は大津波警報が出ている場合には屋外の作業はしません!
したがいまして屋外の作業に携わっている方は全員退避をしてもらったわけです。
木野:
水が入った場合は建屋の中に水が入る可能性があるにも関わらず、
建屋の中の退避がマニュアルに入っていなかったのはなぜですか?
松本:
ん??
マニュアルに入っていなかったのは、もともと10mの高さに関しまして
私どもは津波が押し寄せて来て
そこが浸水するという事に関して蓋然性が無いからというふうに考えていた次第です。
不明の東電社員2人を遺体で発見 4号機タービン建屋地下
http://www.47news.jp/CN/201104/CN2011040301000248.html
47News 2011/04/03 13:47
東京電力福島第1原発の4号機タービン建屋地下で先月30日、
震災直後から行方不明になっていた社員2人が遺体で見つかったことが分かった。
東電が3日、発表した。福島第1原発で東電社員の死亡が確認されたのは初めて。
東電によると、死亡が確認されたのは
いずれも第1運転管理部に所属する小久保和彦さん(24)と寺島祥希さん(21)。
死因は多発性外傷による出血性ショック死で、津波直後の3月11日午後4時ごろに死亡したとみられる。
2人は地震発生直後、4号機タービン建屋の調査に向かい、行方不明になった。
3月30日に発見され、いったん第2原発に移して除染。
4月2日に県内の遺体安置所に運ばれ、福島県警による検視が行われたという。
各号機のタービン建屋は原子炉建屋に隣接しており、地下には大量の水がたまっている。
2号機のたまり水からは、通常の原子炉にある水の数万倍に当たる濃度の放射性物質が検出されたが、
東電は4号機の濃度は2号機よりは低いとみている。
【共同通信】
ーーーー
たとえば、この二名に大津波が来るから避難せよと指示しても
その時にはすでに避難できない状態にあったことが考えられるような・・・
書き出しながらそんな気がしてきました。
とにかく松本純一氏の言っていることは矛盾だらけで、答えにはなっていません。
無理やり正当化しようとするからこういう受け答えになるんですよね。
素直に「そこまで思いいたらなかった」とか「連絡したが本人たちが避難してこなかった」とか
事実を言うか謝ればいいのに・・・w
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