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小出裕章・たね蒔きジャーナル6月20日(牧村しのぶのブログ)
小出裕章・京都大学原子炉実験所助教による福島原発事故の解説
毎日放送ラジオ「たね蒔きジャーナル」(月〜金曜)
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小出裕章先生 たね蒔きジャーナルの発言記録
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20日放送分(200回)書き起こしをメールより転載させていただきます
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2012/6/20のお話(大飯で警報の鳴ったことの意味、関電の自覚に問題あり、放射能灰は海に埋め立ててはダメ)
永岡です、毎日放送ラジオのたね蒔きジャーナル、今日も水野晶子さんの司会、毎日新聞専門編集委員の近藤勝重さんの案内で放送されました。近藤さんは放浪したいと言われています。前原氏の一任という言葉を近藤さん批判されて、民主党の終わりの始まりか(54人出たら少数与党化、小沢氏+鳩山グループで離党したら、特例公債法案もアウト)。参院で解散させられる、自民のシナリオでどじょうが踊る、自民党のシナリオ通りなのです。
原発のニュース、大阪市が瓦礫受け入れで、ゼオライトで処理し、橋下氏、此花区民に説明して、処理です。
大飯原発で、発電機の冷却タンクで水位の低下を示す警報機が作動。基準より10cm下がると警報で、関電は一時的な上下だと言っています。発表がトラブルから半日経ったのは、深夜に発表するものでないと関電は言っています。保安員は遅れを陳謝し、同じ程度のトラブルはすぐ公表するというのです。
そして、小出先生のお話、大飯の警報について、よく経過か分かっていないが、小さなトラブルは日常的に起こり、警報はよく鳴るが、軽微なものか、深刻なものかを知りたいのです。
発電機の冷却タンク、原子炉を冷やす水と違い、これが減ると発電機が止まりインターロック、原子炉停止になるもので、発電機が動かないと原子炉を止めないといけない。作業員が目で見て基準より5cm低く、警報は10cmの設定で、警報が鳴ると、問題で、警報は正常でないから鳴るので、警報が出るべくして出たら、原因を突き止めないといけないのです。どれくらい大丈夫かについて、小出先生今の情報では不明。タンクの水位が一時的に上下するという関電の説明はおかしい、それなら今までも鳴っていたはずで、しょっちゅう警報の鳴る理由があり、それを小出先生知りたい。タンクの水位が減って実際警報点になった、それなら、どうしてそうなったか調べないといけないのです。警報が鳴るなら、タンクに水を貯めればいいのであり、漏れているならふさげばいい、それで再稼動が遅れるわけです。全て調べてからでないとダメ、しかしすぐに調べたら分かるはずで、明日には分かるはずなのです。
近藤さん、再稼動を決め、総理が責任を持つと言ったのに、情報公開のもとに責任があり、つべこべ言うものの、法令に抵触するものでないと言うものの、情報に問題があり、小出先生、関電の自覚に問題がある。情報が不足し、どこまで重要かわからない、本当に大したことはないのかも知れないのです。
大阪市の瓦礫受け入れ、小出先生は灰を埋め立ててはいけないといい、しかし大阪市は夢島に埋め立てて、小出先生の案は通らずで、放射能を扱う原則を橋下氏らは知らない。小出先生のところに何度も多数の人が維新として来て、放射能で汚れたものは専用に隔離しないといけないと言ったのに、そうならなかったのです。
環境省は、海面、陸地に埋め立てても大丈夫といい、小出先生失笑されて、「安全性が確保される」と言ってはいけない、どれだけ危険かを言わないといけないのです。海の汚染は、海面を埋め立てると海に溶け出し、放射能が出る。陸で、環境に漏れない処分場で保管すべきなのです。
地元は此花区で、住民の動きは反対の声はあるものの、橋下氏、3回説明して理解を求めるとして、すったもんだにはなっていないのです。
今日の小出先生のお話をお届けいたしました。
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