原発再稼動によって、電気代が低く抑えられる、というのは、まやかしである。
原発の稼動によって新たに作られる、死の灰の処理費用が、電気代に加算されていないのである。

死の灰の処理費用は、電気量の割合として、必ず発生するものなのだが、永年管理費が膨大なものになる。
３．１１の福島原発事故で、原発の発電の実態というのが明らかになり、この死の灰の処理費用も電気代に加えると、ほかの発電方式に比べ高価なことがわかった。
死の灰の処理費用は、原発で発電すればするだけ、生み出される死の灰の量に応じて高くなる。

死の灰の処理費用を入れると、原発は再稼動せずに廃炉にしたほうが安上がりなのである。

原発の安全性も定かでなく、稼動する費用も高額で、全く稼動する意味は無いのである。
　

コメント
01. 2012年6月20日 11:36:01 : 6uklNdgWO6 http://www.asyura2.com/12/genpatu24/msg/644.html MOX燃料を使用した場合、燃料費はウラン燃料の５倍かかる。
02. 2012年6月20日 15:39:43 : 8fvRDAdblE 核燃料サイクルの高速増殖炉は実現不可能に近い。 放射能物質の長期安定構造物のガラス溶融炉は未完成。 ガラス封入が長期保存に耐えるか分からない。 おまけに、原発はフェイルセーフに出来ない不良品。 なんだ、これは。 こんなんで、よくまともな発電システムといえるな。　原子力ムラさんよ！
03. 2012年6月20日 17:34:36 : OhW4Anh1FY 原子力ムラではありません、原子力帝国です。
04. 2012年6月20日 23:42:16 : NrnWIa4XYo 岩を削って輸送し、濃縮してウラン燃料として取り出し、それをまた厳戒態勢で輸送するすのにどれだけのエネルギーがいるのか、そして使用済み燃料を冷却し続けるのにどれだけエネルギーがいるか（これらは原発で発生したエネルギーを当てられないはず。主に化石燃料などに依存）、そして原発で発熱したうちのどれだけが未利用なまま温排水、温風、輻射熱や蒸気などで逃げてしまうか、そして都市から遠い原発からの長距離送電路でどれだけエネルギー損失が出るか、これら「エネルギー製造に必要な他のエネルギー」や「損失分のエネルギー」の合計が都市で有効に利用されるエネルギー分と比べてどれだけのものか、と言う試算値を一度見てみたいです。 都市での1ｋｗｈの消費電力量を原発から得るために、どれだけ温室効果ガスを発生させ、どれだけ送電線や使用済み核燃料からの発熱で地球を暖めているか、です。この観点でもコンセントアウトハイブリッドカー、火力、ソーラー、風力などよりメリットが多いのかどうか。 試算しようにも正確なデータは今のところは得られていません。 本当にこれらの点で有効な裏付けがあるのなら、死の灰を問題のないくらいの宇宙の果てまで飛ばしてしまう宇宙技術と超々小型原発を今より数倍安全に構成する技術ができた場合に限り、まあ何とかごく僅かだけ試して見ても良いか、と言う程度でしょう。

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