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「電気料金値上げのお願い」は東電・経産省・銀行の談合だ!
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2012/6/19 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
まもなく全戸配布完了 変わらない殿様商売
まったく反省のない連中だ。東京電力が「電気料金値上げのお願い」という通知書を一斉に配布している。
もともと東京電力は、5月20日に通知書の配布をはじめた。が、値上げはまだ審査中だというのに、もう決定したかのような文章に、利用者から「値上げを既成事実化するつもりか」と批判が噴出した。
ところが、配布はやめず、今月4日からは表紙に「申請中」と赤いスタンプを押し、批判を浴びた「7月1日からの平均10・28%」という値上げ率を明記した部分を修正液で消して配っているのだ。今月20日までに管内2800万戸への配布を終えるという。
「なかには問題の文言が残ったままの通知書もあります。修正液で消す作業は料金メーターの検針員に任せているため、修正忘れの凡ミスなのでしょうが、国民感情の火に油を注ぐような東電の“殿様商売体質”はまったく変わっていません」(経済ジャーナリスト)
東電がこんなナメたマネができるのは、多少ズレ込んでも、値上げは揺るぎないとタカをくくっているからである。
「7月1日の値上げが急過ぎてムリなのは織り込み済み。経産省は9月値上げのシナリオを進めています」(経産省関係者)
なにがなんでも値上げするのは、それが銀行融資の事実上の条件だからだ。銀行団はここへきて融資条件を一段と厳しくしようとしているという。
「銀行団は、東電の〈総合特別事業計画〉の進捗状況について、四半期ごとにチェックし、2四半期連続で純利益や純資産が25%を下回った場合、融資の一括返済を求める方向で調整しています。しかも、融資を私募債を発行する形で行い、東電が破綻した場合でも他の債権より返済順位を高くしています。東電の電気料金値上げは、結局、銀行融資の継続と返済のために行うようなものです」(金融事情通)
料金値上げは、「東電」「経産省」「銀行」の3者の談合みたいなものだ。消費増税同様、官僚と大企業は高笑いし、バカを見るのはいつも庶民という構図なのである。
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