これまでは、電力会社が、コストをかければかけるほど多くの利益が保証されるというとんでもないルールのもの、勝手に原発を作って稼動させていたのであり、都会に住む人のほとんどは、原発なんかハナから支持していませんよ。

その点だけに関しては、武田さんは認識違いをしている。

まあそれでも、3.11以降の武田さんのご活躍には、敬意を払っておりますが。

増税を推進し、格差を是とし、原発を容認する人たちの層が大体重なるのは、
そのため。

これを言い換えれば、「命」とか「人間らしさ」とかいった価値を追い求めるのか、
「カネ」と「力」といった価値を追い求めるのか、といった問題になる。

さらに言えば、「祖先から受け継いだ命を、未来に引き渡す」ことの大切さが、
分かっているのか、いないのか、という問題になる。

ちょっと、言い過ぎか？

でも、一連の問題の根幹には、人間観の問題がある。親も学校も、それを教え
てこなかった。彼らの発言を考えるといい。そういったものの欠片も見られない。

本来は、そこを踏まえた上での議論であるべきだが、相手にそこが欠落している
以上、議論にならないのが、もどかしい。

Aは電力会社とか、原発関係の天下り団体に属している人。それに連なる関連会社、電力会社の仕事で暮らしているサプライアー、電力会社からスポンサードされている研究機関、マスメディア、広告代理店の人たち。つまり、原発から直接的な利益を受けている「村の住人」でしょう。

Bは、原発立地の地元で、経済振興策や電力会社から落ちるお金などで、間接的に恩恵を受けている人たち。彼らのなかには「危険の代償として」と思っている人も多いでしょうけど、福島の事故が収束していないのに、原発再稼動を強力に求めている人が多いのは、危険に対する感覚が鈍いのか、もしくは見返りの報酬が過大であるからでしょう。

Cはその他の、原発から何の恩恵も受けずに、高い電気料金を払わされたり（原発が安いとか大嘘）、事故が起これば放射能汚染で生活をめちゃくちゃにされたりして、直接的にも間接的にも「お仲間」から外れている人たちです。

武田さんにしても、よく原発について、「地方と都会」という対比をする人がいるけど、地方でも都会でも、C分類の人たちは、原発にもともといい感情は持っていないと思うのですよ（3.11以降は大反対）。

ところが、Aの人たちは、お金と権力を持っていて、さらにマスコミという言論機関を抑えているので、声が大きく聞こえていただけ。マスメディアでは、圧倒的な広告出稿量を誇るトヨタと電力会社の批判は、絶対タブーでしたからね。

いずれにしても、都会に住んでようと田舎に住んでようと、原発で発電した電気を使わされていたからといって、C分類のわたしたちが、A分類の人たちと一緒くたにされて、「原発の恩恵を享受してきた」といわれるのは間違いだし迷惑です。

たしかに原発はこの原則を大きく踏み外してる。
お隣に危険な火薬類や危険物は室内に置かないで、たとえ事故があっても
自分で責任を持てる場所に保管し、たとえ不便でも遠くに置いてた。

原発はあまりにも危険が大きいので日本みたいな小さな国には置く場所がない。
アメリカが原爆を作る場合には大都会から遠く離れた片田舎のワシントン州で
大きな工場や研究所を作って作ったものだが、日本は人口密集地で小さすぎる。
どうしても原発を稼動したいのなら月にでも原発を作りなさい！

>>08　なぜ原発推進知事が大きな顔をしていられるのですか？

原発推進知事さんは選挙では、原発を争点にしません。
知事の仕事は無数にあって、原発を推進することで選挙資金は手に入れても
危険性を争点にしたら、勝つためには悪影響があるのでしないで大きな顔をします。

>>11　反対する術がないと何の努力も行動もせず、ただ黙っている人。

いろんな努力をした人はたくさんいたし、行動をし発言をしたが電力会社のお金と
組織力で潰されて諦めただけの話。
小出氏みたいに大学でコケにされても、頑張れた人は驚くべき忍耐力を持った人。

東電みたいにマスコミの大スポンサーになり、大学に研究費という名の寄付金を与え
電事連という情報機関をもち政治献金で政治家を支配したら、ほとんどの人は潰される。
それらの資金は電気代に上乗せして請求できるのだから、電力会社の懐は痛まん。