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原発再稼動について・・・責任は誰が取るのか?
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2012年06月14日 がんばれ福島原発!
原発事故が発生してから、1年3ヶ月が経過した。
福島では、事故対応作業が日々続いているが、事故が大きすぎて原子炉建屋周りは、
基本的には事故当時と殆ど変わっていない。
建屋内線量が高く思うように作業が出来ていない・・・・・
未だに原子炉内の状態は、目視確認など程遠い状態にある。
原子炉に繋がる計装配管から、ファイバースコープを通しての状態確認も出来ないのだろう。
今回の事故が発生し、海水注入の報道がされたときに再稼動は・・・???
と単純な疑問が湧き上がったのを覚えている。
事故から9ヶ月が経過した12月に、政府が「事故収束宣言」をした。
この時点で、今年の夏前には原発の再稼動を見据えていたのだろう。
すでに、事故収束宣言は遠い昔に出されたイメージがある。
国民の意識を上手くコントロールしたつもりであったのだろうが、ここに来て原発再稼動を
実施しようとすると、政府の思惑とは違い、国民の反対が大きかったというのが本音なのだろう。
しかし、政府は知事をはじめとする各地区の首長に圧力をかけて、無理やり再稼動させようとしている。
再稼動しようとしている大飯原発には、福島原発の事故収束作業拠点になっている免震棟など存在しない。
万が一事故が発生しても、事故対応をするための拠点が無いのだ。
福島第一原発は、通常使っていた事務本館が津波で壊滅的な損傷を受けたが、免震棟が使用でき
事故対応拠点として確保出来たことは、奇跡に近い。
事故を想定して、炉心冷却等の最低限の安全対策は出来たとしているが、地震により配管破断が発生し
高濃度放射性物質が、大気に放出された場合には事故対応拠点の無い現場では、何も出来ないのだ。
震災でよく使われた「想定外」という言葉が用意されていて、100年に1度と言われる震災が起きた場合には
また「想定外」と言うつもりなのだろう。
ここで、再稼動の判断をする野田首相など、責任など取るつもりも無く、経済界に押し切られて
再稼動を決めて「後は野となれ山となれ!」と言っているようにしか見えない。
これだけの大事故が発生し、その直接原因と関節原因の追求もままならぬままに、大飯原発の再稼動を
決めると言う事は、次々と全国の原発が再稼動されることを意味している。
大飯では、地元の定義が議論の対象となっているが、全国の原発が再稼動するということは、
日本全国が地元という定義になってもおかしくない。
夏の電力供給に不安とし、ブラックアウトという言葉まで使って、国民を脅してまで原発を再稼動
させることに何の意味があるのだろうか?
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