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「恐ろしいことにフクシマ事故で責任を取って辞めた政治家はいない。子どもを被ばくさせた閣僚もいるのにだ。」
http://sun.ap.teacup.com/souun/7739.html
2012/6/11 晴耕雨読
斎藤 やすのり代議士のツイートより。
https://twitter.com/#!/saitoyasunori
大飯原発再稼働について福井県の安全委員会も「安全対策は十分」という結果を出した。
福島事故を起こした責任のある、言わば戦犯の保安院が作った30の安全基準から13項目だけ取り出し、2日で作った”やっつけ基準”。
再稼働の動機「安全が確認されたから(細野大臣)」とか「国民生活を守るため(総理)」なんて言うのは理由になっていない。
電力不足を理由に挙げると、後に融通量の増加や予報が冷夏に変わった場合に「動かさなくても間に合うだろ」と論理破綻してしまう。
理由は曖昧なほうがいいのだ 。
何としてでも夏前に動かすのを決めないと、「原発なしでもいけるじゃないか」と思われてしまうから、意地でも動かすのだ。
関電は原発依存が強く、原発を動かさないと超高コストになる。
安全よりも電力会社をはじめとした経済界への配慮であろう。
だから、古い原発でも今後は再稼働させるだろう
世界の原発の平均稼働年数は28年。
世界ではいまだ50年以上稼働した原発はなし。
それなのに40年+例外20年の60年を認めようとしている国がある。
その国はわずか1年半前に史上最悪の原発事故を起こした我が国・日本。
私は国会で細野大臣に
「原発は稼働年数が多いほど事故リスクがある。稼働年数のキャップを取って、脆性遷移温度(急激に冷やした時に容器が破壊する恐れのある温度)や事故率で判断するべきで40年ルールはおかしい」と述べた。
これに細野大臣は「いまは無制限だから40年ルールは必要」。
細野大臣は私に「稼働の延長」というのは例外中の例外という答弁をした次の日に「稼働40年の美浜原発が10年延長しても安全性は確保できる」との報道。
大臣は報道を否定したが、この美浜原発は事故率=運転年数分の事故回数は10番目に高い。
脆性遷移温度は2番目に高い危険な原発。
恐ろしいことにフクシマ事故で責任を取って辞めた政治家はいない。
子どもを被ばくさせた閣僚もいるのにだ。
その彼らがフクシマで崩壊したはずの「安全神話」を基に作られた「安全基準」で再稼働させる。
野田政権に「安全」を語る資格はない。
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