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http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120607/biz12060723120031-n1.htm
2012.6.7 23:10
政府による関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働決定が来週以降にずれ込む見通しとなり、電力需要が増大する梅雨明けに再稼働が間に合わない可能性が出てきた。近畿地方の梅雨明けは平年で7月21日頃だが、2基の原発を再稼働させるには6週間程度必要なためだ。21日以前に再稼働を果たすには、今月8日にも再稼働に向けた準備に着手しなければならないが、福井県の理解を得られる見通しは立っておらず、現状では難しい情勢だ。
梅雨明けはエアコン使用が増えるため、電力需要が高まる傾向がある。大阪市立の小中学校も7月21日から夏休みに入り、エアコン需要に拍車をかける。今年は21日が土曜日だが、週明けの23日には工場も通常通り操業する。このため、関電では23日以降に電力需要が高まる可能性があるとみている。
実際、関電管内で過去10年の最大電力需要を記録した日は7月が2回ある。第2位も4回あり、21日前後が多い。
一方、大飯原発の再稼働には時間がかかる。再稼働の作業着手から実際に再稼働するまでは通常10日程度だが、今回は停止期間が長期化したため安全点検を含め3週間をかける。
また、同原発は全4基が停止しているため、通常は稼働中の他基から蒸気をもらって行う起動試験ができない。一つしかない補助ボイラーを使ってまず3号機を立ち上げ、次に4号機を動かさなければならず、合計で6週間かかる見通しだ。
再稼働の作業着手が6月10日頃に始まれば、3号機は7月1日頃に発電を再開。4号機も7月22日頃には電力供給を開始できる。政府もこのスケジュールを視野に、週内にも野田佳彦首相の再稼働判断にこぎ着けたい意向だったが、もくろみが崩れた格好だ。
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