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[東電] 6・27株主総会 「顧客サービス第一」拒否
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2012/6/7 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
株主提案「反対」で東京都が激怒
今月27日、国立代々木競技場第1体育館で東京電力の株主総会が開かれる。きのう(6日)開催通知が株主宛てに送られたが、その中身に筆頭株主の東京都がカンカンだ。株主提案した定款変更4項目の全てに対し、東電が「反対」を表明しているからである。
定款とは会社の憲法のようなもの。都の提案は、〈経営理念〉として「低廉かつ安定的な電力を供給し、顧客サービス第一を使命とする」。ほかに「情報開示で経営の透明性を確保する」「設備投資に競争原理を導入し、更なるコストを削減する」など。企業としてごく当たり前の内容なのに、東電は「経営理念は定款になじまない」などと、ことごとく反対しているのだ。
「一方で東電は、『宿泊施設やスポーツ施設の経営』『介護サービス事業』という本業以外のビジネスを定款の〈会社設立の目的〉の項目に入れたままです。事実上の“破綻”会社なのに、まだサイドビジネスをやるつもりなんでしょうか」(東京都関係者)
相変わらずの“殿様”体質。猪瀬副知事は記者会見で、「東電には公的資金が入る。電気料金の値上げも申請している。お客様第一だということを理念として謳(うた)い込まないと構造改革はできない。本当に身を削る覚悟があるなら、定款に書き込むべきだ」と主張。大口株主の400法人に都の提案への賛同を呼びかける文書を送り、個人株主にもホームページで賛同を訴えるという。
経済ジャーナリストの有森隆氏はこう言う。
「日本の企業はもともと定款に『経営理念』を入れたがりません。特に東電は、自分の会社を『サービス業』だとは毛頭思っていない。いまだに『電力を供給してやっている』という態度ですから、経営陣は、どうして『顧客サービス第一』などの定款変更を提案されるのか想像力がはたらかない。自分たちの置かれた立場が分かっていないのです」
東電自身が今月中にまとめる原発事故の調査報告は、「対応は困難だった」などと言い訳や弁解を並べ立てる内容になるという。この期に及んでもまだ責任逃れ。この会社は、やっぱり一度ツブすべきだった。
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