http://www.asyura2.com/12/genpatu24/msg/489.html
Tweet |
(回答先: 美浜2号機の10年延長提示 保安院 - 東京新聞 TOKYO WEB 投稿者 千早@オーストラリア 日時 2012 年 6 月 07 日 18:33:55)
(2012年6月7日午前7時11分)
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/npp_restart/35091.html
関西電力美浜原発2号機(福井県美浜町)について経済産業省原子力安全・保安院が40年超の運転を容認する方針を決めた。しかし、政府は原発の運転を原則40年に制限する原子炉等規制法の改正案を国会に提出し、例外として延長を認める基準も不明なまま。運転延長の扱いは新たな規制組織の発足後に検討され、政府が2号機の再稼働を認めるかは未知数だ。現行法に沿って保安院が方針を出したものの「この手続きに何か意味があるのか」(県関係者)との声さえある。
「原子力規制庁の組織体制や40年超運転を認める場合のハードルがどうなるのか。それを見守らないと何も言えない」。美浜町の山口治太郎町長は現行法の下で審査を進める点には理解を示す一方で、新規制組織ができた後の判断を注視する考えを示した。
新組織を設置する法案が21日の会期末までに成立した場合、遅くとも9月には発足する見通し。ただ、その後の再稼働は暫定的な基準でなく「4月に作成した安全基準を踏まえて新組織が作る」(内閣府規制庁準備室)という新基準に基づくことになる。例外で40年超の運転を認める基準を含め、できるのは新組織発足から数カ月先で「来年になるのではないか」とみる県関係者もいる。
細野豪志原発事故担当相らが「延長を認めるのは極めて例外的なケース」としている点も山口町長には気がかりで「どういうことで厳しいと言っているのか分からないが、基準は規制庁できちっと決めることだ」と指摘した。
そもそも美浜2号機に関しては、再稼働の前提となるストレステストの1次評価がまだ提出されておらず、実際に40年を超えた運転に踏み出すには、いくつものハードルが残っているといえる。
関西電力大飯原発3、4号機の再稼働をめぐる地元判断が大詰めを迎える中、美浜2号機に限らず、その他の原発でもストレステストの審査が進まないなど、手続きは滞っている。
1次評価はこれまで計22基について提出されているが、二重チェックの役目を担う原子力安全委員会が“開店休業”状態で、大飯の2基以外は審査が終わっていない。
西川知事は4日、細野氏との会談で「原子力安全委員会が責任をもってストレステストを審議すべきだ」と述べ、新たな規制組織が発足するまでは暫定基準で再稼働を判断するよう促したが、翌5日に細野氏は「新たな原子力規制組織の下での厳格な判断が望ましい」と述べた。現段階では「大飯後」の再稼働は全く見通せない状況だ。
【関連の記事】
≫美浜原発40年超運転妥当か検査 2号機、福島事故後初の判断(4月23日)
≫敦賀原発1号、再稼働見えず 運転開始から42年(3月15日)
≫40年超原発、運転延長の判断注視 山口治太郎・美浜町長(2月20日)
≫敦賀原発1号継続「国の確認次第」 市長「3、4号絶対必要」(2月22日)
≫40年超原発で担当相に確認 敦賀市長「不可能な状況でない」(2月8日)
=======================================================================
>「大飯後」の再稼働は全く見通せない状況
「大飯原発は、再稼動が決まっているから」ということね。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 原発・フッ素24掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。