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関西電力美浜原発2号機(手前)。奥は1号機=2011年11月、福井県美浜町
美浜2号機、40年超の運転容認 保安院
http://sankei.jp.msn.com/science/news/120606/scn12060619040005-n1.htm
2012.6.6 19:02 産経新聞
7月で運転開始40年を迎える関西電力美浜原発2号機(福井県美浜町)について、経済産業省原子力安全・保安院は6日、今後10年間運転を延長しても安全性は確保できるとした関電の高経年化(老朽化)対策を「おおむね妥当」とする審査書案をまとめた。東京電力福島第1原発事故以降、40年を超える原発の運転延長を認めるのは初めて。
ただ、美浜2号機はストレステスト(耐性検査)の1次評価が未提出で、保安院は再稼働については「ストレステストなどの別の手続きも必要」と、この日の専門家会議で説明した。
現行法では、30年を超える原発の運転を続けるためには、10年ごとに審査を受ける必要がある。関電は昨年7月、美浜2号機の高経年化対策や保守管理計画などをまとめ、運転延長を申請していた。保安院は今年4月に立ち入り検査するなどし、関電の対策を「おおむね妥当」と評価した。
政府は原発の運転期間を原則40年とし、20年の運転延長を1回に限って認める原子炉等規制法の改正案を国会に提出している。保安院は「新制度の運用が始まれば、新基準をクリアした原発だけが例外的に運転延長が可能」としている。
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美浜2号機“40年超運転認める”
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120606/t10015651361000.html
6月6日 19時23分 NHK
運転開始から来月で40年を迎える福井県にある美浜原子力発電所2号機について、国の原子力安全・保安院は、40年を超えて今後10年間運転の延長を認めるとする報告書案をまとめました。
政府は、原発の運転を原則40年に制限する方針を打ち出していますが、保安院は「原子力の安全規制を担う新たな組織が出来ていない以上、現行の枠組みでの審査を進めるしかない」と説明しています。
国内の原発は、今の制度では寿命はなく、30年を超えて運転する場合、電力会社がその後10年ごとに老朽化の影響を確認したうえで、保守や管理の方針を作り、国の認可を受けることが義務づけられています。
関西電力は、来月25日に40年を迎える福井県の美浜原発2号機について、去年7月、「今後10年間運転しても安全性を確保できる」とする評価を原子力安全・保安院に提出しています。
これについて保安院は、6日に開いた専門家の会議で技術的な検証を行った結果、関西電力の評価は妥当だとし、40年を超えて今後10年間運転の延長を認めるとする報告書案を示しました。
一方、政府は福島第一原発事故を受けて、ことし1月、原発の運転を原則40年に制限する新たな安全規制の方針を示し、その法案が国会で審議されています。
6日の会議で保安院は「国の原子力の安全規制を担う新たな組織が出来ていない以上、現行の枠組みでの審査を進めるしかない」と説明しました。
保安院は、報告書を近く正式に取りまとめ、美浜原発2号機の運転継続を認める見通しですが、原子力の安全規制を担う新たな組織が出来ると改めて判断されることになります。
美浜原発2号機は、政府が運転再開の前提としている「ストレステスト」を終えていないことから再開のめどは立っていません。
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