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4号機「燃料プール」問題 東京電力の指摘にこたえる6/5報道ステーション(動画・内容書き出し)
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-1968.html
2012-06-06(08:34) みんな楽しくHappy♡がいい♪
4号機「燃料プール」問題
東京電力の指摘にこたえる
古舘:
さて、次のニュースなんですけれども、
ちょっと前に福島第一原発の4号機についての特集をおとどけしました。
それについて一部東京電力から指摘がありました。それをお伝えさせていただきます。
(※その指摘があった放送内容↓
「4号機は大丈夫か」佐野眞一氏5/25報道ステーション(動画・内容書き出し))
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-1925.html
20120605 福島第一原発4号機燃料プールについて
20120605 福島第一原発4号機燃料プールについて 投稿者 PMG5
先先週の金曜日にお伝えしました、福島第一原発の4号機の燃料プールの危険性についての放送、
これに関して東京電力から中身の一部について指摘がありました。
どういう事かここで説明をさせて下さい。
番組特集の中では一部このCGの図を使って説明をしました。
ここに4号機の燃料プールがあります。
この燃料プールの中にはですね、1300体以上の使用済み核燃料が、眠っているというか沈んでいます。
水で冷やしている訳ですね。
しかし、昨年の水素爆発によりまして、
この燃料プールの水の循環システムの配管が一部破損をしました。
これは事実です。
破損したために現在はどのようにして冷やしているか?という事ですね。
これは、使用済み核燃料というのは、未だに熱を当然出しています。
水を入れて冷やさなくてはいけないという事で、
このピンク色の部分、
一部破損したためにピンク色の部分に仮設の配管を設置いたしました。
そこで水の循環システムを作って冷やしているという、こういう現状な訳です。
これも番組の中でお伝えした事なんですが、
さらに番組では東京電力の復旧作業に携わっている協力会社の社長さんに、
深くこのあたりの配管等々について取材をしたところ、分かってきた事がありました。
それはですね、社長いわく、この仮設の水循環冷却システムのものについては、
大きな地震に関しては?(クエスチョン)の可能性があるとの指摘でしが。
大地震で、この仮設のピンク色の部分の配管が破損したとなると、
結果、燃料プールの水は流れ出てしまって、
この燃料プールの中が空になってしまう懸念があると。
とすれば、その場合は、この現場周辺には一切近づけなくなる。と、こういう指摘がありました。
で、東電は・・
どういう指摘がその放送に関してあったかと言いますと、
「このCGの図が違うんだ」ということで、
これにはですね、配管の一部が燃料の底にも設置していて、
どこか配管が破損すれば、一気に水が抜けて下に流れ落ちてしまう印象を与えてしまう。
そもそも現場の配管、構造ではですね、
「燃料プールの底に配管は接続されていない」ということでした。
これに対しては東電が言っている事が正しい。
我々のこの図に間違いがありました。申し訳ありませんでした。
東電はこの簡略化した我々のCG図と同じ部分をこういうふうな形で放送したことは間違いだというふうに
図にして送ってきました。
確かに我々の間違いで、この燃料プールの下に配管が接続した形になっている。
これは違います。
では、現場の構造はどのようになっていたのか?
正確にはこういう事なんですね。
こちらをご覧いただきます。実際の配管の図です。
この水の循環はどのように行われているかというと、
我々が書いてしまったようにここの部分(プールの底)に直接配管があるのではなくて、
この燃料プールのすぐ横に、スキマサージタンクという、別建てのタンクがあり、そこに水が溜まっている。
その水が配管をずっと伝わっていって、
最終的には、また配管が燃料プールの底深く入っていって、
ここから再度水を噴出して燃料プールに水を回しているということなんですね。
これは確かにその通りです。
ただですね、ここからなんですね。
さらに番組ではですね、
こうであったとしても尚、燃料プールから水がなくなってしまう事への懸念という事を考えておりました。
それは、この水の底、プールの底深くに入っている配管から、
どこか、地震によって配管に破損があった場合、
水が逆流して外にどんどん流れ出てしまうのではないか?と、こういうふうに番組は考えたのです。
例えて言うならば、ここにホースがある。
小さい頃やったことありませんか?
たとえばですね、水の入っている浴槽に、このホースの一端を入れる。水の中に入れる。
そしてもう一方のホースの先をぐーっと、位置としては底より低いところに置く。
そうすると水はどんどん、どんどんこちらの方向(低い方)に浴槽の中から水が流れ出てしまう。
こういう事を、遊んだ経験がある方もいらっしゃるかもしれません。
それと同じ原理で、ここ(燃料プール)から水がどんどん逆流していってしまうのではないか?という、
そういう事を番組では懸念したわけです。
しかし東電はですね、一方でこういうふうに言っています。
「もし逆流するという事があり得るとしても、ここに二つの止める弁がある。逆止弁。
逆流の水を止める弁がある。これが付いている」という説明なんですが、
ま、これに関してもですね、この二つの弁のうち一つは仮設です。
そして、昨年の水素爆発によってですね、
もしかしたら、この逆流を止める弁というものが閉まらずに、
水の逆流を止めることができずに、全て流れ落ちてしまうのではないかというふうに、我々は考えた訳です。
従いまして番組では、この簡略化してしまった図を作ったことは間違いでありましたが、
しかし、一方でですね、あの福島第一原発の事故
この事故を考えた時には、「想定外」というものを置くことはできないという前提で、
この4号機燃料プールの放送をさせていただきました。
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東京電力ホームページより
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/info/index-j.html
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スキマサージタンクで思いだした事。
今年のお正月の話。↓
元日の日に福島第一原発4号機に異変!地震が原因?(1/2午後4時東電発表追記)地震の影響だった。
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-1338.html
(上記のブログから一部抜粋)
今年1月1日にプールからあふれた水がたまる「スキマーサージタンク」の水位が、
同日午後2〜5時に毎時約8センチ下がった。と新年早々恐ろしいニュースが流れた。
1月2日午後4時に東京電力は下記のようにプレスで公表した。
1月1日午後2時30分頃に発生した地震の影響で
原子炉ウェルと使用済燃料プール間のゲートの隙間の状態が変化し、
使用済燃料プールから原子炉ウェル側への水の流入量が増加したことにより、
使用済燃料プールからスキマサージタンクへのオーバーフロー量が低下し、
スキマサージタンクの水位低下が通常よりも多くなったことが原因であると推定。
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そして昨日、4号機の2次系循環水のポンプが停止したと、東京電力が発表しています。
危い4号機・・・冷却ポンプ停止6/5
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-1967.html
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