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国会事故調は清水前社長を突き上げろ!
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2012/6/5 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
何も語らず「天下り」は許されない
東電出資のAOCホールディングスの子会社「富士石油」の社外取締役に天下る東電の清水正孝前社長。昨年6月の引責辞任から、わずか1年の転職にはア然ボー然だが、その清水前社長が久々に表舞台に現れる。8日に開かれる福島原発事故を検証する国会の「事故調査委員会」(黒川清委員長)で、参考人として公開聴取されるのだ。
「世紀の言い訳ショー」なんていわれる国会事故調だが、清水前社長も「これでみそぎ完了……」と思って出てくるのか。それだけは絶対にダメだ。何度も呼んで徹底追及するべきである。
清水前社長は震災発生時、関西に旅行中で本社に戻れなかった。ようやく現場に姿を見せたと思ったら早々に過労で“戦線離脱”。「重篤」とささやかれたが、実際は、東京・赤坂の自宅マンションの借金1億円の返済に奔走していた。
それでいて、昨年5月の参院予算委で、賠償に向けてリストラの徹底などを求められると、「(社員の退職金削減など)検討していない」と平然と言い放った。加えて、もう天下りなのである。
「焦点のひとつは、清水前社長が事故直後に政府に打診したとされる原発作業員の『全面撤退』発言の有無。福島原発では昨年3月14日午前に3号機が水素爆発し、2号機でも爆発の可能性が高まっていた。そこで清水社長は15日午前3時ごろ、当時の海江田万里経産相と枝野幸男官房長官に電話を入れ、『全面撤退』を相談したといいます。事故調に出席した菅前首相や海江田、枝野はそろって発言を認めましたが、東電の勝俣会長は『一部作業員の退避の打診』と完全否定しています」(経済ジャーナリスト)
◆何も語らず「天下り」は許されない
仮に作業員が「全面撤退」していたら、事故が起きた1〜4号機にとどまらず、5〜6号機も制御不能に陥り、“東日本壊滅”という最悪の状況になっていた。この時、原子炉はどういう状況だったのか。撤退発言はどういう経過で出てきたのか。なぜ、その後、“離脱”したのか。その時、どうして理由を言えなかったのか。聞きたいことは山ほどある。ジャーナリストの横田一氏がこう言う。
「福島原発事故では、原因が(東電が主張する)『津波』なのか、それとも『地震』なのかということが今でも謎です。識者の中には『地震が原因』との声が多く、仮にその通りなら、現在の原発の耐震性や再稼働に直結する問題になります。事故調は、清水前社長に対し、きちんと事故原因の調査を指示したのか、結果はどうだったのか――を含めて問う必要があると思います」
公的資金注入が決まり、東電が潰れずに済んでいるのも謎だ。前社長の逃げ切りは許されない。
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