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(2012年6月5日午前7時38分)
細野豪志原発事故担当相は4日、福井県庁で西川一誠知事と会談。関西電力大飯原発3、4号機の再稼働への協力をあらためて要請した。知事は、野田佳彦首相が原発の意義や再稼働の必要性を国民にじかに説明するよう求めた。会談には斎藤勁官房副長官、牧野聖修経済産業副大臣も同席。再稼働の際に経産副大臣らを現地に常駐させる特別な安全監視体制を説明、福井県の参画を求めた。知事は専門職員の派遣を約束した。
知事は今後、県原子力安全専門委員会による安全性の確認後、県会と時岡忍おおい町長の意向を踏まえて再稼働の是非を判断する方針。野田首相は地元の同意が得られたと判断すれば今週中にも関係3閣僚との会合を開いて最終決断する意向だが、知事は首相による国民向けのメッセージ発信を求めており、日程がずれ込むのは必至だ。
会談後、細野担当相は記者会見で「政府の考えはしっかり説明できた。福井県の判断を見守りたい」と語った。
特別な監視体制は、政府が大飯3、4号機の再稼働を判断してから新たな規制機関が発足するまでの暫定措置。細野担当相は「長年の経験を持つ福井県に構成メンバーとして参加してほしい」と要請し、西川知事は「自治体の立場としては極めて異例だが、地元の安全、国全体の安全のため、県の専門職員を派遣する思い切った措置を取らざるを得ない」と応じた。
知事は「短期の需給論ではなく、日本経済全体のために原発は重要であり、再稼働が必要だと首相が国民に向かって直接訴えることが安心につながる」と指摘。首相が記者会見を通して直接国民に説明するよう求め、その後に地元として判断する考えを示した。
また、関西の一部首長が求めている夏限定の再稼働ではないことを政府側に確認。関西広域連合の姿勢について「関西が再稼働に『容認』とか、(関西が同意すれば)すぐにも原発は動くという雰囲気は、県民にとって不信と反発の背景になる」と強い不快感を示した。
記者会見でも知事は、橋下徹大阪市長らの発言を念頭に「勝ったとか負けたとか子どもみたいな話でもない。期間限定とかスーパーの大売り出しでもない。真剣な議論として収束しないといけない」と痛烈に批判した。
細野担当相らは県会の田中敏幸議長、吉田伊三郎副議長とも会談した。(伊豆倉知)
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