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http://sankei.jp.msn.com/life/news/120531/trd12053121370021-n2.htm
2012.5.31 21:35
関西電力大飯原(おおい)子力発電所(福井県おおい町)3、4号機の再稼働問題で、野田佳彦首相は来週にも関係3閣僚との会合を開き、再稼働を決断する。大飯3、4号機で再稼働が実現すれば、他原発の再稼働も現実味を増す。国会では新たな原子力規制組織発足に向けた審議も始まり、四国電力伊方原発(愛媛県伊方町)や北海道電力泊原発(北海道泊村)、九州電力川内原発(鹿児島県薩摩川内市)が有力候補だ。電力不足の解消だけでなく、電気料金の値上げ抑制も見込まれる。
「一カ所でも再稼働できれば、他原発の稼働の心理的なハードルが下がる」。経済産業省幹部は再稼働の進展に期待する。大飯3、4号機が稼働しても、電力の供給力不足は依然深刻だからだ。東京電力福島第1原発事故前、原発は国内の総発電量の約3割を供給していたが、現在はゼロ。大飯3、4号機は年間発電量の1・5%程度しか賄えず、「2基の再稼働では問題解決にはほど遠い」(資源エネルギー庁幹部)。
これまでに、電力会社がストレステスト(耐性検査)の1次評価の結果を提出した原発は大飯3、4号機を除いて20基。政府による安全性の確認は新規制組織発足の遅れで停滞していたが、5月29日に関連法案の審議が始まり、大飯以外にも再稼働の道を開いた。
次の再稼働が最も有力なのは伊方3号機だ。保安院が安全性を確認済みで、「地元との関係が良好」(政府関係者)とされる。保安院では、泊1、2号機や川内1、2号機の審査も進む。経産省幹部は「伊方、泊、川内は大飯と同じ加圧水型の原子炉で安全性を確認しやすい」と話す。
昨年7月のストレステスト導入前、原発事故後初の再稼働として実現直前までいった九電玄海原発(佐賀県玄海町)は、2、3、4号機の1次評価結果を提出済みだが、県民向けの説明番組でのやらせメール問題で地元との関係が悪化した。ただ、全国の原発の再稼働は、需要の大きな首都圏、関西圏への融通も可能にすることから、安全性が確認できた原発の再稼働が急がれる。
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