http://www.asyura2.com/12/genpatu24/msg/361.html
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悪徳商工ローン「シティズ」の顧問弁護士であった橋下徹が善政を行うと信じるのは、愚か者とそしられても文句は言えまい。よってお笑い馬鹿タレント・橋下徹が弱きをくじき強きを助ける浜の真砂の悪政を連続するのは必然なのであり、その悪政の一つにでも拍手喝采している貧乏人は言葉の正確な意味での馬鹿である。言うまでもなく人は馬鹿には生まれない、馬鹿になるのだが、貧乏人が労働者としての矜持(自信と誇り)がないために、教師をはじめとする公務員バッシングで溜飲をさげ馬鹿になりきっているのが現状なのだ。
改めて書けば、お笑い馬鹿タレント・橋下徹問題とは、言うまでもなく彼を熱狂支持する有権者の問題なのであり、彼のようなゴロツキはどこの世界にもおり、それ自体が問題なのではない。同じことは石原慎太郎にもいえる。要するにゴロツキに権力を持たせなければ、社会の被害は少なくてすむということなのだ。
さて私たちは原発問題に関して、原発震災の前には各政党の政策をどう評価していたのだろうか?私は、反原発に重きをおけば社民党、反安保に重きをおけば共産党という評価をしていたが、要するに原発に関しては、「反原発>社民>共産、他はなし・・・」という評価である(蛇足だが、「反安保>共産>社民、他はなし・・・」である。)世間一般の評価は知らないが、おおむねこの評価で間違いもないだろう。
そこで、去年の未曾有の大惨事である原発震災を経験した私たちが、その後どんな投票行動をとるか私には大いに興味があったのだが、2011年の統一地方選では反原発に近かった社民も共産も議席数を逆に減らしたのである(※注:以下の▼【図解・政治】統一地方選・道府県議選の政党別議席比率(2011年)を参照、2007年と比較して、共産3.7%→3.4%、社民1.9%→1.3%である)。
▼ 【図解・政治】統一地方選・道府県議選の政党別議席比率(2011年)
http://www.jiji.com/jc/v?p=ve_pol_election-touitsuchihou20110411j-03-w420
原発災害という未曾有の大惨事の最中で、この危急の時に、 反原発に近かった政党社民・共産は国民に何の評価も得られるなかったのである。これはある意味笑い話であるが、日本低国ではこの種のことはたびたび起こる。だって特級戦犯だったヒロヒトだって「平和主義者」だったと、ヒロヒトが死ぬまで国民は思っていたんだよ(笑)。要するに戦争犯罪と平和主義を両立できると考える国民なら、反原発に近い政党など、自民の原発推進とほとんど一緒ということなのだろう。さらにその統一地方選では橋下徹の「大阪維新の会」の大躍進があり、そこに自民から鞍替え議員が多いことを考慮すれば、大阪の有権者は原発推進議員にせっせと投票したということになる。この惨状が日本低国の現実である。
そうは言っても前回の参院選(2010年)では 、沖縄の比例区では社民が得票数を1位になった例があり(※注:以下の▼社民党、参院選沖縄選挙区で最多得票を報道しないマスメディア〜えっ、辺野古なんて忘れたよってか?を参照)、原理原則を曲げなかった社民党の福島瑞穂はかなり評価されていたのである。
▼社民党、参院選沖縄選挙区で最多得票を報道しないマスメディア〜えっ、辺野古なんて忘れたよってか?
http://blog.goo.ne.jp/tokyodo-2005/e/4705043db5a9a53d31d65f726ce2ccae
この危機の時に・・・、その投票行動比較をすれば、原理原則の社民を支持した沖縄とお笑い馬鹿タレント・橋下徹(原発推進の元自民議員を多く抱える)を熱狂支持した大阪という比較にもなるのだが、さらに東京では、核武装論者でフクシマ天罰発言のお笑い馬鹿タレント・石原慎太郎が熱狂支持されていることもあり、この大阪・東京の有権者の投票行動をみれば、原発災害ただ中の日本低国には愚か者の有権者しかいないという結論にもなるだろう。かようにていたらくの社会ではおおい原発再稼働に政府が舵を取るのも必然と思われ、結局は私たち貧乏人は強欲拝金主義者の餌食となって次の原発災害まで生き地獄を生き続けるというわけだ。次の原発災害は数ヶ月後、数年後?・・・「貧乏人金持ち道連れを願って生き地獄」、貧乏人が原発容認のお笑い馬鹿タレントの橋下徹・石原慎太郎に熱狂するということはそういうことなのだろう。
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