http://www.asyura2.com/12/genpatu24/msg/196.html
Tweet |
震災がれきの受け入れについて、環境省や市の担当者の説明を聞く市民=27日、福井県敦賀市福祉総合センター
(2012年5月27日午後7時11分)
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/earthquake/34907.html
東日本大震災で発生した震災がれきの受け入れを表明している福井県敦賀市は27日、受け入れに関する市民説明会を市福祉総合センターで開いた。市や環境省の担当者が受け入れへの理解を求めたのに対し、訪れた約50人の市民から安全性に関する質問が出されたが、大きな混乱はなかった。
同市で受け入れるのは宮城、岩手県で発生した家屋などの木材がれきで、年間約600トン。放射性セシウム濃度は、焼却前で国より厳しい1キログラム当たり100ベクレル以下の独自基準を設け、市清掃センターで焼却し、灰は赤崎処分場で埋め立てる。
説明会では、環境省中部地方環境事務所廃棄物・リサイクル対策課の林里香課長が、宮城県で127万トン、岩手県で120万トンのがれきについて、県外での「広域処理」を求めていることを説明した。続いて市廃棄物対策課の山本孝雄課長が、市の受け入れ態勢や独自基準を説明し「放射性セシウム濃度は食品の安全基準と同じで、市内の一般廃棄物と同様」と理解を求めた。
質疑応答では7人が質問し、「焼却施設職員の内部被ばくの心配は」「焼却施設の排ガス処理装置(バグフィルター)でセシウムは除去されるのか」など安全性に関する疑問を投げ掛けた。
「敦賀での放射性廃棄物の処理は認められない」と反対の意見もあった。市の佐上公義市民生活部長は「放射性廃棄物ではない。100ベクレルを上回るがれきを受け入れるつもりはない」と強調した。
説明会後、受け入れに不安があるという男性(73)は「被災地への協力は必要。しかし国の説明はそのまま信用することはできない」と話した。一方、「敦賀は原発のまち。必要以上に恐れずに受け入れてやりたい」と話す男性もいた。
市民説明会は、東浦公民館(29日午後7時)、松原公民館(31日午後7時)でも開く。
【関連の記事】
≫1キロ当たり100ベクレル以下 震災がれき、敦賀市が独自基準(5月3日)
≫高浜町震災がれき受け入れ案示す 野瀬町長「処理進むきっかけに」(4月24日)
≫水産高校がハワイ沖でがれき調査 東日本大震災の津波で漂流(1月18日)
≫ホットスポット点在、外で遊ばせず 福島の保護者、敦賀で現状報告(3月12日)
≫放射能影響心配、乳児にがん保険 授乳の影響悩む福島の母親ら(3月8日)
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 原発・フッ素24掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。