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反対派の人たちに阻まれ、停車したままの震災がれきを積んだトラック=22日午前9時5分、北九州市小倉北区の日明積出基地前(本社ヘリから)
2012年5月22日 13:14 カテゴリー:社会 九州 > 福岡
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/303622
北九州市での試験焼却のため、宮城県石巻市からトラックで運ばれてきた震災がれき80トンが22日、北九州市小倉北区の不燃物保管施設「日明(ひあがり)積出(つみだし)基地」前に到着した。これに対して、受け入れ反対派の人たち約40人が施設の正門や周辺道路を封鎖し、同日午後0時半現在、搬入ができない状態が続いている。市は23日から試験焼却を始める予定だったが、日程は流動的になっている。
反対派は午前9時すぎ、施設前に到着したトラックのうち先頭の1台を取り囲んで進めないようにした。市職員が「業務に支障が出る」と移動を呼び掛けたが、反対派は「なぜ響灘で処分するのか」「市長を呼べ」と抗議し応じなかった。このため、福岡県警小倉北署員約15人が現場で「道交法違反の恐れがある」と数回警告した。
市の予定では、この日はトラック28台で輸送してきたがれきを施設内に搬入し、空間放射線量を測定。23〜24日に日明工場(小倉北区)で約32トンを、24〜25日に新門司工場(門司区)で約48トンを、一般ごみと混合して焼却する計画だった。
市は事前に石巻市に職員を派遣して、搬出するがれきの脇で空間放射線量を測定したところ、1時間当たり0・05〜0・07マイクロシーベルトで、自然界と同じ平常値だったという。
震災がれきをめぐっては、3月に細野豪志環境相が北九州市を訪れ、市に受け入れを要請。市は今月1日、専門家らでつくる検討会で、放射性物質の濃度などを測定し安全性を確認するため、試験焼却着手を表明した。宮城県によると、石巻市では震災がれき446万トンが発生し、最大73万トンの広域処理が必要という。
=2012/05/22付 西日本新聞夕刊=
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