http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/867.html
Tweet |
電力不足ばかり なぜ煽る
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-5843.html
2012/5/21 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
[関電]原発再稼動なしは織り込み済み
◆二転三転15%節電要請の怪しさ
関西電力は19日、7月2日から9月7日までの夏場、管内の一般家庭や企業に対して一昨年比「15%以上」の節電を要請した。これは原発再稼働ナシを前提にした数値である。
関電は企業向けの新たな電気料金の割引制度などを導入し、節電を促す考えを導入し、節電を促す考え。実は15日に開かれた大阪府市の「エネルギー戦略会議」で、関電はこれらの節電対策によって、今夏、最大300万キロワット程度の需給改善を見込めるとの試算を公表したのだ。
政府の需給検証委員会は、大飯原発3、4号機が再稼働しなければ関電管内で445万キロワット(14・9%)不足すると予想している。しかし、新たな節電対策により、再稼働しなくても不足分は5%程度に圧縮できる。
「関電がこれまで公表してきた電力不足の数値は、25%〜7・6%と二転三転してきた。他の電力会社と比べて原発依存率が高い関電は、原発が廃炉になれば経営に与えるダメージが大きい。それで原発再稼働を目的にツジツマ合わせの数値を作ってきたのです。しかし、大阪府市のエネルギー戦略会議で委員の質問攻めに遭い、逃げ切れなくなった。関電自身が、原発再稼働ナシでも『電力は足りる』という数値に踏み込んだ事実は大きい」(大阪市政担当記者)
不思議なのは、新聞テレビでは、こうした報道がほとんどされず、逆に「原発再稼働しないと電力不足」との論調が目立つことだ。昨年の東電のケースと同じではないか。
「政府は昨春、稼働する原発が15基に減り、夏場の電力が1000万キロワット足りなくなる――と国民不安をあおった。ところが、猛暑にもかかわらず、実際は供給不足になりませんでした」(経済ジャーナリスト)
大阪の戦略会議を取材したジャーナリストの横田一氏がこう言う。
「関電側は『原発再稼働なしでも停電させないように努力する』と明言しています。それなのに『足りない』という論調ばかり目立つのは、大飯原発を再稼働させたい政府、経産省の思惑があるのでしょう」
安全性に不安が残る現状で原発再稼働なんてできるワケがない。だったら少しでも早く「原発ナシで節電」に舵を切った方が国民も企業もスッキリする。
“原子力ムラ”は往生際が悪すぎる。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 原発・フッ素23掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。