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妻の渡辺はま子さんが原発事故後に自殺した賠償を求めて東電を提訴した夫、幹夫さんは福島市内で会見した=18日、福島県庁(写真:産経新聞)
産経新聞 5月18日(金)18時27分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120518-00000578-san-soci
東京電力福島第1原発事故による避難生活のストレスで自殺したとして、亡くなった福島県川俣町山木屋の渡辺はま子さん=当時(58)=の遺族が18日、東電に約9千万円の損害賠償を求めて福島地裁に提訴した。
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http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/accident/558968/
訴状によると、渡辺さんは原発事故で自宅が計画的避難区域に指定され、6月に福島市に避難。川俣町の自宅に一時帰宅した翌日の昨年7月1日朝、焼身自殺した。遺書はなかった。
原告側は、渡辺さんが原発事故で失職し、息子らと離れての避難生活を強いられたストレスで、食欲低下・睡眠不足の症状を発する鬱病などの精神疾患を患って自殺したと主張している。
提訴後に会見した渡辺さんの夫、幹夫さん(62)は「女房を失って悔しい。ただの自殺で終わらせたくない、かわいそうすぎると思って提訴した。私みたいに悲しんでいる家族も闘うべきだ」と話した。弁護団は「人の死というもっとも深刻な事態。東電の責任は明らか」としている。
東電は「訴状を受け取っておらず、正式に承知していない。訴訟に関することについては回答を差し控える」とコメントした。
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最終更新:5月18日(金)21時7分
産経新聞
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