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2012年5月15日 12時30分
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012051501001476.html
経済産業省原子力安全・保安院と東京電力が2006年、想定外の津波が原発を襲った場合のトラブルに関する勉強会で、東電福島第1原発が津波に襲われれば、電源喪失する恐れがあるとの認識を共有していたことが15日、分かった。
保安院によると、勉強会は04年のスマトラ沖地震で海外の原発に津波被害が出たことを受け、電力数社が参加して設置。06年8月に「福島第1原発に14メートルの津波が襲った場合、タービン建屋に海水が入り、電源設備が機能喪失する可能性がある」との文書をまとめていた。
保安院は、こうした情報が電力会社の社内で共有されているかは確認していなかったという。
(共同)
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