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電力会社はいつまで茶番を続けるのか
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2012/5/7 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
◆原発ゼロでも停電しない
北海道電力の泊原発が、予定通り5日に停止。すべての原発がストップしたことで、大新聞っテレビは「電力確保 見通せず」と一斉に「電力不足」を煽り立てている。
しかし、原発ゼロでも深刻な電力不足に陥らないことはハッキリしている。
電力9社は4月23日、夏の「需給予測」を発表。もし2010年のような猛暑になったらピーク時、3電力が「電力不足」に陥ると訴えた。北電が3・1%、関電が16・3%、九電が3・7%の供給不足になるという。平均気温が平年並みなら、関電以外は不足せず、関電は平年並みでも13・5%足りないという。
要するに、電力不足は関電1社の問題ということ。関電は「原発が動かなければこの夏しんどい」と訴えているが、原発を「再稼働」させるための恫喝(どうかつ)なのはミエミエだ。
「関電が出してくる数字はコロコロ変わる。昨年11月時点では、最大25%の電力不足になると主張していたのに、今年3月には不足分を13・9%に下げ、さらに4月9日には7・6%までダウンさせた。ところが、4月23日に16・3%にアップ。いったい、どの数字が本当なのか」(民間シンクタンク研究員)
関電がふざけているのは、意図的に「供給力」を減らし、「需要予測」を増やしている疑いがあることだ。
関電は大阪府と京都府に2つの火力発電所を持っているが、電力需要が伸び悩み、それぞれ05年と04年に停止させている。電力が足りないなら再稼働させればいいのに、自治体が「町の活性化につながる」「雇用が生まれる」と再稼働を要請しても拒否する始末だ。
需要予測も、東電が「節電」によって減らせる需要を10%と想定しているのに、関電はわずか3%である。
「関電の対応は〈原発の再稼働ありき〉が露骨です。本当は原発ゼロでも電力不足に陥らないように準備すべきなのに、電力不足を演出しようとしている。これでは本来、電力が足りるのに不足してしまうバカなことになりかねません」(電力問題に詳しいジャーナリスト・横田一氏)
大手メディアは電力不足を煽るよりも、関電に電力確保を迫るべきだ。
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