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那須:宝の山が死の山に変わった
http://ameblo.jp/pochifx/entry-11243408468.html
2012-05-06 18:08:05 乖離のぶろぐ(*´∀`)吸い込んで応援
http://www.shimotsuke.co.jp/town/region/north/nasu/news/20120505/776968
「宝の山」の荒廃危ぐ 山菜出荷停止で那須の道の駅組合長
(5月6日)
放射性物質検出により県内各地で広がる山菜やタケノコの出荷制限。中でも那須町ではタケノコを含め、タラの芽やコシアブラ、コゴミなど5品目が出荷できなくなり、山菜やタケノコを直売所の看板商品にして人気を高めてきた那須町伊王野の道の駅「東山道伊王野」は大打撃を受けている。道の駅を運営する同ふるさと物産センター組合の薄井英雄組合長の嘆きは深い。
−一帯は山菜の宝庫で、タケノコを含む山菜が看板商品。収益にどう影響しますか。
「5品目販売できなくなったことも大きいが、伊王野地区の放射線量はまだまだ高いのかということになり、風評被害に追い打ちをかけられる感じだ。一昨年度はタケノコと山菜で1シーズン677万円の売り上げがあったが、ことしは(今のところ)ほとんどゼロ。耕作放棄地の畑もたくさんあり、山菜を植えて収入を得ている人もいる。それが売れなくなった。ことし1年我慢すれば来年大丈夫という保証もない」
−生産者の思いを代弁してください。
「『なぜこんなことになるのか』という思いが一番だ。山菜を出荷するため、荒れた山や畑を10年かけて宝の山にしてきた。それがまたこれから放置されていけば、やぶになる。山菜は子や親戚に配って喜ばれるぐらいだった。お金になるというのでみな一生懸命手入れし、収益が上がり喜びが生まれた。お金だけじゃない。春が来るのが待ち遠しく、おいしいタラの芽、コシアブラが食べられていいな、田舎に住んでいてよかったなというのがちょうど今の時季。採取できなくなっては、こういう所に住んでいる意味が無くなる」
−お客さんもがっかりしています。
「中には『100ベクレルや200ベクレルあっても売ってくれ』という人もいる。せっかくできたおいしいものがみな駄目というのはつらい。最近は首都圏からも電話注文がどんどん入って宅配で送っていた。ここのタケノコ、山菜がうまいというのが開業以来10年余りたって認知されてきていた」
−市町単位で出荷に規制の網が掛かることをどう考えますか。
「うちは『世界で最も厳しい』といわれる1キロ当たり37ベクレルの独自基準を設け、生産、出荷の手法に気を配り、全ての品目、全ての生産者ごとに放射線量を計って安心できるものだけを販売していた。せめて旧那須、芦野、伊王野と分けて昭和の旧村ぐらいの単位で規制してもらえればいいのだが。本当に残念」
−そこまで努力して風評被害と闘ってきた。行政に注文は。
「安全安心のPRを東京でやってもらうのもいいが、まず地元の人にPRしてもらわないと駄目。生産者も37ベクレルという厳しい基準を守って努力してやり続け、認められるまでやるしかない」
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