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「放射能汚染は不可逆的である」 竹田茂夫氏(法政大学教授)5/3東京新聞(書き出し) (みんな楽しくHappyがいい) 
http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/456.html
投稿者 赤かぶ 日時 2012 年 5 月 05 日 00:17:35: igsppGRN/E9PQ
 

「放射能汚染は不可逆的である」 竹田茂夫氏(法政大学教授)5/3東京新聞(書き出し)
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-1838.html
2012-05-04(12:16) :みんな楽しくHappyがいい♪


本音のコラム 2012年5月3日 東京新聞より

不可逆的 竹田茂夫(法政大学教授)

内部被ばくの危険性を訴えてきた肥田舜太郎医師や
脱原発を説いてきた京都大学原子炉実験所の小出裕章助教は、
放射能汚染は不可逆的だという。
水や大気の自然循環に入ってしまった放射性物質は容易には取り除けないし、
広大な山野や農地の除染は事実上不可能であり、避難地域へ帰還できないという。

他方、野田政権は原発のリスク・コストと便益を秤にかけて大飯原発再稼働の方針を決めたようだ。
だが、これは二重に間違っている。
40年の歴史と福島の事故の後で、原発の是非を白紙の状態で決めようとしても無理だ。
原因調査、責任追及、国民的合意の形成などのからいを後回しにできない。

さらに、大地・水・身体の汚染が深刻で不可逆的であれば、
どのような大きな金額でも失われたもの、失うものの重さを表せない。
安心して農業ができない、食事ができない、子どもを産み育てることができない場合、
この「コスト」はどのように計算できるのか。

原発のない不便に耐えるのか、原発のもたらす利便を取るのかという問題の立て方は誤りだ。
すでに汚染された大地と身体を何とか維持して生き抜くか、
あるいは短期利潤のために底なしの汚染リスクを甘受するかの選択と考えるべきだ。

しかも利害関係者は現在の世代だけではなくまだ生れぬ子孫を含んでいる。


ーーーー

不可逆的
可逆的は一旦進んだものや、変化したものを、
元の状態に戻すことができるような性質や機能のことを幅広く指す言葉。
逆の意味の言葉は「不可逆的」。

可逆的・・・逆が可能なこと
水を凍らせる。温めると水に戻る。

不可逆的・・・逆が可能でない。
卵を熱すると、ゆで卵になる
冷やしても、生卵には戻らない。
これが、不可逆的。

もう……元には戻せない


 

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コメント
 
01. 2012年5月05日 02:43:20 : Dpwruf7zdc
脳疾患において、「不可逆的」という言葉をよく目にする。放射能汚染においては、1000年単位で見ても、人類が誕生してから現在までという長い時間で見ても、やはり不可逆的である。要するに「生命環境の死」。日本は広大な土地を死に追いやり、その土地が再生する機会まで奪った。長い歴史の中で日本を大切に思い築いてきた先人たちは、「何ていう愚かなことをしてくれたんだ」と嘆いていることだろう。

第二次世界大戦時に攻撃隊が結成された翌日、戦闘機の整備兵をやっていた祖父に
特別攻撃隊の友人が語った言葉。

『もう戦争は続けるべきではない』

しかし、敵を追い落とすことができれば、
七分三分の講和ができるだろう。

アメリカを本土に迎えた場合、恐ろしい国である。
歴史に見るインディアンやハワイ民族のように
闘魂のある者は次々個々撃破され、
日本民族の再興の機会は永久に失われてしまうだろう。

このために特攻を行ってでも
フィリピンを最後の戦場にしなければならない。
しかしこれは、九分九厘成功の見込みはない、では
何故見込みのないのにこのような強行をするのか

ここに信じてよいことがある。
いかなる形の講和になろうとも
日本民族が将に亡びんとする時に当たって
身をもってこれを防いだ若者たちがいた
という歴史の残る限り
五百年後、千年後の世に必ずや
日本民族は再興するであろう。

大空に雲は行き雲は流れり
すべての人よさらば 後を頼む
征って参ります

人は一度は死するもの
微笑んで往きます
出撃の日も そして永遠に

イッテマイリマス
ノチノニホンニエイコウアレ

----

彼らが「ノチノニホンニエイコウアレ」と言いながら敵陣に体当たりし、若い命を犠牲にしてまで日本に明るい未来を残そうとした。しかし、被爆国でありながら、その核で自らを滅ぼそうとしている。

日本民族の再興の機会は放射能汚染によって失われようとしている。私は彼ら(特攻に行った若者たち)に本当に申し訳なく思う。と同時に、これまで無数の嘘を並べ立てながら原発を推進してきた金の亡者たちに、例えようのない怒りがこみあげる。この期に及んで、日本の将来や未来の子供たちの人生などについて微塵も考えずに、まだ再稼動などとほざいている。さらには自らを愛国者と称し、核武装のために原発が必要などと言う愚かな人間もいる。もはや核抑止力など何の抑止にもならない。原発を進める人間は真の売国奴、いや『殺国奴』だ。不可逆的日本を形作っておいて何が愛国者だ。真の愛国者とは、原発を亡くそうと人生と体を張って努力している人たちのことを言うのだ。


02. 2012年5月05日 02:52:15 : Dpwruf7zdc
01追記

上で紹介した特攻に行った若者の言葉は
以下のビデオでご覧になれます。

真実はどこに
http://www.youtube.com/watch?v=imtmbp0w8cY

(歌:森山直太朗 Sakura)


03. 2012年5月05日 04:02:10 : lvOQ76Y29E
「閉じ込める」という最も基本なことが、未だ政策として行われていない。
基本から外れたことを推し進めるのは無駄であり、むしろ事態は悪化し、取り返しがつかなくなるということは、原発事故処理だけでなく、あらゆる業務において共通なことだろう。

漏らしても終わり、燃やしても終わり、埋めても終わり。
取り返しのつかないことが、進行中だ。

無学な私でも知っている社会学の常識だが、核の汚染だけでなく、官僚社会の定向進化も不可逆である。
定向進化の行く末を想像するくらいのことはしておいても、よいと思います。


04. 2012年5月05日 07:32:19 : SDcEnz5bzw
>>01さん
 
 全面的に賛成します。真の愛国心とは、日本と世界の全人類と全生態系を守るために活動している人たちの心を指すものと思います。(健全な世界=地球が存在してこそ存在できる日本であるという観点から)明るい日本の未来を創ろうと全力で原発全廃運動を進めている人たちは、その愛国心を持った代表的な人々の一部の人たちであると信じます。

05. 2012年5月05日 09:50:09 : jUQmeZWXSQ
01ノコメントはオカシイ。

アメリカに殺されなくても日本国に殺されてる。矛盾だ。自国民を虐殺している。

愛国心の名の下に人に自殺を強要する社会はいかなる理由があろうと認められない。国民をゴミ屑扱いしている日本政府を信用出来ない。

大体原発を作ったのは、愛国心溢れる右翼政党の自民党だろう?

まるで若者の強要された特攻を美談にするのがオカシイ。そりゃ、戦争時に洗脳されれば良いことを言うさ。でも、それが後世に何を残したのか?悲惨な過去しか残していない。結局犬死にでしかない。


06. 2012年5月05日 12:06:31 : GgZbHGY9Wp
また右翼とか左翼とか言う言葉を持ち出すと、話がややこしくなる。

原発に反対しているのは左翼だけではないし、歴史を遡っても、左翼勢力だけが原発に反対してきたわけでもない。

自民党の連中が「愛国心溢れる」というのも大いに疑問だ。

いずれにしても、この後に及んでまだ「原発推進」を画策している連中が、この国のことよりも自分の利害や保身を重視していることは間違いない。

なにしろ、福島第一を問題を、勝手に「収束」といかいって、いまや異常な放射能の値が各地で観測されても、コメントさえ出さない彼ら(民主党現政権幹部を含めて)なのだから。

よそでもいったが、これはもう是非を論じる段階ではない。敵はとにかくゴリ押しの政治闘争になっている。となればわれわれは、さらにいっそう声を大きくして、絶対反対を叫び続けるしかない。

いちばん避けなければならないのは、仲間割れだ。敵は反原発陣営が、「脱」だ「反」だ、右だ左だで分裂するのを、手をこまねいて待っている。そのために、工作員を雇って、その手の議論を仕向けさせているのも確実だ。

反原発の活動のなかで、内部の対立を生むような議論を執拗にする人には、注意をしなければならない。


07. 2012年5月05日 21:07:07 : zyI7foPaHY
>内部の対立を生むような議論を執拗にする人には、注意をしなければならない。


その通り。分断政策は為政者の常套手段だ。今は脱原発で団結すべし。

原子力による死の灰をもうこれ以上決して認めない強い覚悟をもって脱原発!!


08. 2012年5月05日 23:22:55 : SDcEnz5bzw
>>04の追加です。

 福島第一原子力発電所の現場で事故処理の作業に携わってくれている作業員の人たちには、心から感謝しています。本当に有難うございます。愛国心に燃えた人たちだと思っています。この人たちに勲一等旭日大綬章と終身年金の支給をしていただきたく、現政府及び将来の政府にお願いします。また、医療の保障もお願いするところです。


09. 2012年5月07日 23:44:47 : yfozv3CVUs
すでに汚染された大地と身体を何とか維持して生き抜くか、
あるいは短期利潤のために底なしの汚染リスクを甘受するかの選択→まったくその通りだと思います。何とかベクレルだの何とかナノグレイだの考えながら呼吸するのも食べるのも、もううんざりです。もう昼だけ必要な電気使えばいいんじゃね。夜はもういいよ、電気無しで。そしたら水力だの火力だのでそんなに値上げしないで済むんじゃなかろか。

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