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■13道県169億円減収 広がる「福井県方式」
原発が立地する13道県のうち4県が、停止している原発にも核燃料税を課税できるとする条例改正を実施、もしくは検討予定などとしていることが3日、産経新聞が行ったアンケートで分かった。原発が相次いで停止したことで、今年度の13道県の税収は福島第1原発事故前の平成22年度に比べ、約169億円の減収となる見込みで、10県が「財政への影響がある」と回答。再稼働の見通しが立たない中、各道県は財政状況を勘案しながら、課税の妥当性を慎重に判断する姿勢を見せている。
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核燃料税は、自治体が独自に電力事業者に課税する「法定外普通税」で、原子炉に装填(そうてん)した核燃料の価格や重量に応じて課税する仕組み。
アンケートでは、すでに条例改正を実施した福井、青森両県に加え、石川、佐賀の2県が「次期更新に向け検討する」(佐賀)などと前向きな姿勢を見せた。
昨年11月、全国に先駆けて条例改正し、停止中の原発に課税できるようにした「福井県方式」は、再稼働で燃料を装填する際だけでなく、停止中であっても原発出力に応じて課税する。
「福井県方式」の導入については現時点では「未定」とする自治体が多いが、「税収の安定的確保という観点からは一つの方策であり、核燃料税の見直しに当たってはこうした視点も重要」(北海道)との見方もある。今年度予算では、11道県が「核燃料税」の原発分について歳入計上を見送っており、「各種防災対策、環境安全対策、民生安定対策などの原発の立地に伴うさまざまな財政需要への対応の遅れが懸念される」(宮城)と、危機感を示すところもあった。
税率は大半が5年おき(青森県は2年)に見直すことになっている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120504-00000062-san-soci
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