その内、嫌でも身近で放射能の悲惨さを見聞きするだろう。
もう少し、時間はかかるだろうけど、その時後悔するのではないか？
深刻さが高学歴にいけばいくほどない。

放射性物質を知らずに日々摂取してしまう
今の日本の現状でなぜ、避けられる被爆を
したがるのか意味が分からない。

1日10ベクレルの食事がもたらすもの
http://sorakuma.com/2011/10/08/4585

そうですね。人に食品を送る時も非常に気をつかいます。

政府　　　安全
科学者　　安全
マスゴミ　無視（危険性ゼロみたい）

その結果

セシウム食べよう　ジョークから変異
セシウム食べても　　大丈夫

馬鹿だね。

もしかして今も変わらずなのか？

逆の原理主義で立たなければ、伝統も文化も事実も科学も・・・流れ去る水の如き清らかな心＝法・・・全ての土台の生命環境も御仕舞い。

日の丸の旗はどうでもよいが、ここは、白日の太陽、月、土、水、空気、木、山、海、水、川、鉱物資源、火、森羅万象、万物との契約、理科、自然科学文化圏・・・地獄教徒の放射能の火が、全てを焼き尽くす。温いことではすまないということ。

テレビ局でもバカタレどもを集めて、毎日、定番で放映したら。

政治家や評論家、大学教授なんかも、ゲスト参加させて、

どんどん、喰わしたれ！　東北支援！　畜産支援！

セシウム、万歳！　東電、万歳！

（だんだん清志郎になってきた？）
　

この「セシウム〜会」のかたがた、なにも自らの手で、肝臓・腎臓・心臓を
不全に追い込むこともなかろうに。
これ以外も結構こわい、脳・血管・血液・胃などなど。

それも極端に多い量の摂取でないのに、いずれ疾病があらわれる、そのときは
手遅れでないのを祈るのみだ。

苦しみで病院に行かざるを得なくなったら必ず言う。「馬鹿なことをした」。

平時であればこの基準以上はドラム缶に詰めて放射性廃棄物として厳重管理すべきクリアランスレベルの目いっぱいまで国民に食わせようと言う魂胆なのですから。

放射能が怖いのは文系、低所得、非正規、無職である事が判明！
――慶応大の調査結果に、反響 さまざま
http://careerconnection.jp/biz/economics/content_254.html

この記事への個人的な感想は、知性とは、学歴や知識の有無ではなく、まして所得の高低は関係ない。
知性とは状況に応じた柔軟性を持つことであり、生きるための力のひとつだ。
世の中下らないことに縛られた人間が多いんだなあ、ということでした。
硬直した社会の行く末を想像し、いま出来ることを、慣習や常識に捉われることなく、自らの意思で決定し行動出来る人間は生き残るかもしれない。

只どうなんだろう、福島県では医者の半分が逃げ出し、医療に滞りも心配されている。最も健康に身近で、知識も高く、高学歴の最先端が真っ先にエスケープを
している。

高学歴な人たちの多くは、相対的に収入も多く、食材の選択も可能で、いざとなれ
ば、これらの医者のように住居の移動も可能だろう。
調査結果の切り口が非常に低レベルで、有名校の分析とは思えない。

セシウム牛なら無セシウム牛の1/10くらいの値段が適価として、
病気になった場合は医療保険の対象外にすべきではあるでしょう。

それとセシウム以外に、凶悪といわれるストロンチウム、微量でも怖い
プルトニウムも入っているかもしれないですから、セシウム牛を食うのは
時限爆弾とりこんだようなものでしょう。

ギャル　「ねえねえ、あんたセシウム牛を食べる会に
　　　　　　逝ってきたんでしょ？　どうだった？」
降人　　「え？　きまってんだろ、すげ〜うまかったわ」
ギャル　「ねえねえ。タレは何つけてたべたの？」
降人　　「そりゃおめえ、味噌ダレに決まってっぺ」
ギャル　「なにそれ？　赤みそとか？」
降人　　「ぬか味噌だって。百年もののヌカ味噌なんで、
　　　　　　すげ〜うまかったぞ」
ギャル　「なにそれ、うらやまし〜わ」
降人　　「だべ？　あ〜、ぬか味噌で牛肉、さいこ〜だったわ。
　　　　　　また食いて〜」

全身体外測定器で外部から体内のアイソトープ量を測って
それで低い数値が出ても、安心するのは糠喜びである、という
戒めを紹介。
　　↓

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内部被曝通信　福島・浜通りから〜ベクレル？　or　シーベルト？

この原稿は朝日新聞の医療サイト「アピタル」より転載です。
www.asahi.com/apital/

南相馬市立総合病院
非常勤内科医　　坪倉　正治

2012年4月29日　ＭＲＩＣ by 医療ガバナンス学会　発行　　http://medg.jp
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報道でよく耳にする放射能に関連した単位には、ベクレル（Bq）とシーベルト（Sv）があります。ベクレルは、放射能の量をあらわす単位。シーベルトは簡単にいうと、人間が被曝によって受ける影響の大きさをあらわす単位だと、ご存じの方も多いと思います。

ですが、その二つの関係となると、単純な換算でわかるものではありません。

例えば、ある場所で空間線量を測ったところ、0.2μSv／h（1時間当たり0.2μSv）という数字が出たとします。その値から、「原発事故後どれだけ余分に自分が外部被曝しているか？」と聞かれても正確に答えることは、実はできません。

単純に「0.2μSv／h×24時間×日数」と計算すればいいのでしょうか。これは正確ではないのです。なぜなら、事故直後は0.2μSv/hより空間線量が高かったからです。

外部被ばくを今までどれほど余分にしたのかを知るには、1カ所の空間線量をもとに計算したのでは不十分です。空間線量は時間ともに変化しますし、場所を移動したりすると、高かったり、低かったりするためです。たとえば、同じ家の中でも、空間線量のばらつきは大きいのです。

こうした問題は、内部被曝検査でも起きているのです。

さてここで、○×問題をしましょう。

問． ホールボディーカウンターは実効線量（正確には、預託実効線量）をSv単位で実測するための装置である。

答えは×です。

ホールボディーカウンターは、その検査を行った際に、体内にどれほどの放射性物質が含まれているかを計測できる器械で、その単位はBqです。

言い換えると、「体内に今、どれだけのセシウムが存在するか」を計る器械です。事故直後に、どれだけ吸入していたのかを教えてくれる器械ではありません。

先ほどの空間線量の話と同じです。例えば、現在の体内に1000Bqセシウムがある場合、それが10日前に1100Bq食べてしまって、100Bq排出された結果なのか、数カ月前に10000Bq食べて9000Bq排泄された結果なのかを器械は教えてくれないのです。当然、後者の方が、カラダへの影響が大きく、Svの値が多くなります。

「いつ摂取したのか」。これを仮定して初めて、Svの値が計算できます。

事故直後ならまだしも、今現在セシウムが体内から検出される場合、２通りの可能性が考えられます。事故直後に主に吸入で摂取してしまったもの（急性被曝分）と、その後の生活で主に食品から摂取してしまっているもの（慢性被曝分）です。

今日、検査でセシウムが検出されても、昨日摂取したものなのか、事故直後の影響がまだ残っているのかを区別することは出来ません。

先日、福島県でホールボディーカウンターの計測結果が公表されました。いつも通り、1mSv以上か以下かで分けられています。ほとんどの報道も今までそのようにされてきました。

しかしながら、事故後1年経った今では、検出されたセシウムがいつ摂取したものかわからず、Sv値を正確に計算することが不可能です。実はSvの計算方法（仮定の置き方）が数種類あり、どのような仮定をおくかで、Svの値が２桁ぐらい変わってしまいます。

慢性被ばくがどれほどかを明確にするためにも、SvのみではなくBqでの検査結果を公表してほしいと思っています。

今日は南相馬市立総合病院で、東京大学の早野先生によるホールボディーカウンターの勉強会でした。いつもの早野先生節で素晴らしい勉強会でした。実は上記の○×問題、今日の勉強会で行ったテストの中の一問でした。写真はテスト中の風景です。早野先生と同じカメラで撮影しました。

*文中の写真はこちらのサイトよりご覧ください。
↓↓
https://aspara.asahi.com/blog/hamadori/entry/vzFxuZGPfU

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皆様からのご寄附をお待ちしております！！出産の際に不幸にしてお亡くなりになった方のご家族を支援する募金活動を行っています。三人のご遺族に募金をお渡しすることができました。引き続き活動してまいります。
周産期医療の崩壊をくい止める会より　http://perinate.umin.jp/
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配信・解除依頼は　info@medg.jp　までメールをお送りください。手続きに数日要することがありますので、ご了承ください。
今回の記事は転送歓迎します。その際にはＭＲＩＣの記事である旨ご紹介いただけましたら幸いです。
ＭＲＩC by 医療ガバナンス学会　http://medg.jp
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こっちまでが狂いそうだ。

１０から６０なら未だましかな。

もう、百歩ゆずれば、シンナー遊びと同じだね。

参加者に知性は微塵も感じない。

オ○ム真理教も、サリンではなく放射性セシウムをまけば
お咎めはなかったのにねぇ。

貴方達が普段吸ってる空気は教えてくれません、政府自治体もあてになりません
ひょっとすると今回の汚染肉以上に貴方が空気からセシウムを取り込んでいる
地域に住んでいるかも知れないのですよ、それこそ将来後悔しますよ。

　　　　　　　　　　　＊玉人参＊

もちろん日本中いや北半球全域が福島の放射能でひどく汚染されているから、岡山の食品はまったく綺麗だなどということはない。しかし関東は福島、栃木、茨城、千葉、埼玉、群馬の生産地と生協やスーパーが犯罪政府の強制により結託して、徹底的に放射能毒物入り食品をばらまく撒き、市民が放射能毒物入り食品以外を選択出来ないようにしているので、それに比べれば岡山は、野菜類は９０％以上は兵庫以西（大部は岡山、九州、鳥取産）５％が北海道産２％が長野、新潟産で、千葉、福島、群馬産などは皆無、肉は７５％が国産表記（これは危ない）２０％が九州、岡山産、５％が米国、デンマーク産など、魚介類は九州、四国、内海、島根産が大部で茨城、千葉、静岡などのは皆無だが、四国の太平洋側と内海のはやはり危ないので基本魚介類はインド洋やモーリタニアなど外国産以外は避けている。明治やハウスなど全国企業の加工製品や冷凍製品（これは千葉、栃木製造などのが結構あったりする）は国内共通だからこれら大手のは基本避け、九州、岡山、香川などのがかなりあるのでそういう地域企業ものを選べる。（地域企業のであっても原材料の産地が怪しそうなのは避けている。カナダ産大豆などと書いてあればそれを積極的に買う）

こんな感じで岡山なら関東と雲泥の安全度の高い選び方がまだ出来るので、ネビルシュートの「渚にて」ではないが、数ヶ月後か数年後かいずれ岡山も放射線管理区域の中で悲惨に暮らすようになるだろうが、今の関東の強度放射能地獄を知ってしまった者なら、岡山でなら多少の不安をもちつつもそのときまで静かに暮らせる。岡山は市長が瓦礫受け入れに拒否的な賢明な態度を示したのでその点でも行政に対する信頼度はある程度ある。

私は岡山の行く先々で、犯罪政府、マスゴミ、犯罪東電が隠す関東の放射能地獄のひどさを知らせ、身内が関東圏にいるなら出来る限り早く故郷に戻るか逃げるよう進めている。岡山くらい離れる（７００Km）とさすが福島事故は彼岸の出来事と思って居た人も多く、私の関東での家の回りの福島並の放射線量や、ネットや海外情報や阿修羅で暴露されてる事故対応状況など詳しい話を聞くと、皆一様に驚いて不安顔になるがそれは当然だ。
話しを聞いた相手はみな伊方や大飯を気にしだしていた。良いことだ。

今の社会システムに適合しきっている、満足に浸かりきっている層は
変化に弱いし、変化を望んでいない。
悪く言えば、変化しなければならない現実を直視することができない。
新たな環境には適応できない種となる。

そして、自分の社会的成功体験と知識に自信を持っているので、
自分の望んでいることとは逆の新たな知識を否定する傾向がある。

この調査は決定的な誤りがある。それは
「放射能が怖い」のがどういう人達かではなく、
「放射能の怖さを理解している」のがどういう人達か、ということだ。

慶応には逆に原発を推進している奴等の精神や価値観の分析をして欲しいと思う。

ベンジャミン・ディスレーリが「世の中には3つの嘘がある。一つは嘘、次に大嘘。そして統計である」といっていますが正にこれ。
馬鹿か？＞慶応
http://ronri2.web.fc2.com/tokei.html

直視することが出来ないのではなく、目先の金を手放したくないので直視したくないだけだよ。放射能で我が子は病床、己も血を吐きながら金勘定という悲惨な図だ。

おそらく半年ぐらいは、現在、放射能（低線量被曝）は怖くないと
思っている人達も少し心が揺れたこともあったと思う。

しかし、揺れ続ける事は心身にとって大きな負担なので、長期間は続かない。
行動に移す（移住）か、直視しないか、どちらかしか選べない。

経済的な理由などから直視したくない人（直視しないと無意識で決めた人）は
心が揺れる度に不都合な情報を遠ざけ、安心できるマスコミの情報にのみ
迎合するという選択を続ける。
そうして一年以上が過ぎると、直視したくない、という想いが習慣化し、
直視とは何か？
どうすれば直視できるのか？
ということも忘れてしまい（無意識で処理するようになり）、
もはや直視することが出来なくなる。

そうなったら、たとえばこのスレタイの「セシウム牛肉食べる会」の記事を
読んでも異常と思わなくなる。
たとえ病気になっても放射能の可能性を最初から除外して考えるようになる。

再び現実を直視できるようになるには、自己洗脳の度合いにもよるが、
周囲で病気が多発するか、
わが子や自分が病気になるか、死の直前か、
現在の日本国が崩壊して、情報が表に出てくるか、
いずれにしても再び直視することは脱洗脳であり、大変な道のりとなるだろう。

とことん訴え続け、裁判で東電や全国の電力事業社から補償金を取り、
現体制をぶっつぶすという最初の目標を失わず、
ぶれず、
皆で盛り上がるならまだしも、

オトナの理屈で
子どもにセシウム入りの肉を喰わせるなんて
震災から１年経って
不勉強というか、みなさんの言うととおり、
バカです。

早く目を覚まし
未来を見据えてください！

３０さん、
そうですか、岡山は低線量だったと。。私は線量計持ってないので知らなかったよ。
まぁ、ベストとはいわないけどベターのとこに逃げたってことかな。。逃げるときの私の考えはチェルノを参考に７００Kmは最低離れるってことだった。住みやすさは福岡とか情報もあったが福岡あたりまで行ってしまうと玄海が目の前過ぎるしね。まぁ玄海が爆発すればまともな風向きだから岡山もアウトだけどね。

岡山が低線量なのは「陸地が石で出来上がっているからと思う」より、こちらに住んでみると実は岡山は「晴れの国」と言われるとおり雨が少なく、さらに市内は自転車で市内全域を何の苦もなく走り回れるほど真っ平らな平野みたいな地形だから、山に当たった雲の降雨みたいなホットスポットが出来にくい条件があったのかと思ってるよ。ただ北部は低山だが山域があって鳥取との県境に大山があるので、そこら地域は大山にぶつかった降雪で汚れて居る可能性があるので、蒜山高原というジャージー牛で有名な岡山の酪農高原レジャーアリアの現地牛乳（高価）などは使いたいと思ったが結局は避けた。また北部の農産物も同じ理由で出来るだけ避けているよ。山域のは吹きだまりあるから危ないからね。

ちなみに移り住むことを計画したとき、岡山はまったく未知の土地で人生再出発を覚悟のうえだったから、当然不動産などにも知り合いはいなくて何十件もネットの飛び込みと、そこで得た物件の環境をGoogleEarthとストリートビューで徹底的に調べて決めたのだけど、そんなアパート探しのときある不動産屋と話していたらどうもその担当者の岡山の物件と環境が詳しくないので聞いたら当人曰く昨年「子供も小さいので心配だから７月に千葉から家族ともども避難してきたばかりで、未知の土地で幸いなんとか見つけた仕事なんです。そんなわけで案内が上手くできなくてすみません」とのことだった。岡山の飲み屋などで話し聞くと身の回りに私と同様逃げ出して来た人がよく居るらしいよ。マスゴミが報道しないだけだよ。

>>34

３４さん、
直視したくない者の精神的推移はまったくそのとおり。人間の救いがたい愚かさの縮図がそうい者たちに見事に現れているわけだね。

ただ岡山の弱点は真っ平らな市内全域標高が極めて低く（１〜７ｍ）なので、市内に住んで居て大津波が来たら岡山駅前と岡山城周辺（標高１５〜２０ｍ）と市内に島状ある岡山護国神社の小山（標高１００〜１３０ｍ）くらいと、身近な５階建てくらいのビル（岡山は大都会だけど地方都市なので駅周辺から離れるとこれも数は多くない）しか逃げ場がないから身近な逃げ場を普段から狙いつけておくしかないね。ただ岡山は内海のうえさらに児島半島の内側の小さい海面が岡山市内が面してる海（波がほとんど無い無さ過ぎ　笑）だからダイレクト大津波は来にくい感じはするけどね。リアス式の危険とはちと違うと思う。あと弱点は果物は全国有数のうまさだけど、食事のうまさがいまいちだよ　苦笑　とくにそば屋と和食丼物屋はまったくといっていいほど無いからそばが好きな者はストレスがたまる　笑　焼き鳥好きなものは最高だ。街中岡山地鶏の焼き鳥屋だ　笑　あと個人店など町並みもセンスあるし市民レベルで底辺の文化性は高い（小さなカフェなどでも展覧会などよく行っている）からアート志向の人などには心地良いかもしれないね。

メディアの報道も正しいと思うでしょう。

疑問を持つ必要なく
成功してきたのだから。

ということ。
当たり前といえば当たり前。
人間とはそういうもの。
慣性の法則とも言う。
わかる？

あんたが慶応の調査した奴等と同じようなレベルってことはよくわかったよ

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内部被曝通信　福島・浜通りから〜子どもの内部被曝を調べるのは難しい

この原稿は朝日新聞の医療サイト「アピタル」より転載です。
www.asahi.com/apital/

南相馬市立総合病院
非常勤内科医　　坪倉　正治

2012年4月30日　ＭＲＩＣ by 医療ガバナンス学会　発行　　http://medg.jp
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子供の方が大人に比べて放射線による感受性が高い。これは皆さん既にご存知のことだと思います。小さい子供の内部被曝の程度がいかほどなのか。検出されるとしても出来るだけ少なくあってほしい。我々医療者もそう思っています。しかしながら、今現在小さい子供に対する内部被曝検査には、大きな問題があります。体の小さい子供達を正確に計測できないという問題です。

そもそもホールボディーカウンターは、原発で従事できるような大人を対象にしており、小さい子供用には作られていません。当院の例で言いますと、キャンベラ社製ファストスキャンでは、130cmぐらいを下回ると途端に、カリウムの定量性が怪しくなります。説明書でも4歳以上は計測できますと書かれていますが、大人と同じぐらいの精度で計れているようには思えません。体の大きい小学生や中学生ぐらいなら全く問題ありませんが、乳児などはとてもじゃないですが計測できません。小さい子供に関しては、かなり大雑把にしか検出できないというのが現状です。

では、他の方法が無いのか？　あります。その代表は尿検査です。しかしながら、尿検査にも大きな問題点が2つあります。1つ目は、朝の尿と夜の尿で濃さが違うということです。当然ですが、尿の濃さが倍になれば、例えばセシウムは倍の濃度で検出されます。そのときの尿の濃さに結果が左右されすぎてしまうのです。体内の放射能量と、尿中の放射能濃度が明確な比例関係に無い。計測の意味が全くない訳では決してありませんが、大雑把なスクリーニングの意味合いが強くなります。

2つ目は尿の量です。出来れば細かく尿中のセシウム量を計測したい。と考える訳ですが、その場合ある程度の尿量（少なくとも数百cc）が必要になります。しかしながら、これは大きな矛盾を抱えてしまっています。今困っているのは、体の小さい小児をホールボディーカウンターで計測できないことです。その体の小さい小児から、より多くの尿をためなければならないのです。体が大きくて、尿が十分ためることが出来る方の場合、尿をためられるかどうかは問題になりません。そのままホールボディーカウンターで計測すれば良いだけなのですから。

1歳では、20mlためるのも厳しいでしょう。実際、20mlでもきつい、10mlしか採れないが、何とか計測してほしいと頼まれたこともあります。値は出すことは出来るかもしれませんが、正確性には欠けます。

それに加えて、そもそも小さい子供は、大人より代謝速度が早いため、体内の絶対量が大人に比べて少ない傾向があります。より少ない量を計測しなければならないのに、体が小さいため、計測自体が困難になってしまうのです。

今あり得る方法は、3つです。１つ目は、上記の尿検査またはホールボディーカウンターで、ある程度大雑把ではあるが、それには目をつぶって計測を続けるという方法です。尿検査は体内の放射能量と関連性が無く、計測はしないと発表した機関もありましたが、尿検査が大雑把だからといって全く意味が無いとは思いません。何も計らないよりはましです。

2つ目は、子供の代わりに母親を計測するという方法です。母親から内部被曝が検出されない場合、同じような生活をしている子供は、母親よりもさらに代謝が早く、食品摂取量も少ないので、放射能が検出されるとしてもさらに少ないだろうと考える方法です。一般的にはこの考え方が用いられていますが、実際の子供を計測していないという難点があります。

3つ目は、母親と一緒にホールボディーカウンターに入ってもらう方法です。メーカーはこれを推奨しています。母親と子供を一緒に計測したものから、母親の値を引き算するというものです。当院でも何度も試しましたが、正直なところ２人一緒に計ったカリウム量と、母親のみのカリウム量が体重に見合った値として検出されるかは微妙です。とり得る一つの方法だとは思いますが、小児の放射能量が正確に計れている印象もありません。やはりこれでも大雑把になります。

4つ目は、まだ実現していませんが、小児用の特別製ホールボディーカウンターを作る方法です。レストランで出てくる，小児用の椅子のような器械が作るわけです。ウクライナの技術者は作れますと言っていましたが、まだ現実にはなっていません。

今回は、小児測定時の問題点を紹介しました。最善の方法がどれかはわかりませんが、いずれにせよ、注意しながら継続的にチェックし、少なくとも大量の内部被曝をしていないことを確認して行くことが重要と考えています。

写真は大野病院から持ってきた、富士電機製のWBCです。
去年の8月から1カ月半、2500人の子供達を計測してくれました。

*文中の写真はこちらのサイトよりご覧ください。
↓↓
https://aspara.asahi.com/blog/hamadori/entry/a7PfLKgpca

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皆様からのご寄附をお待ちしております！！出産の際に不幸にしてお亡くなりになった方のご家族を支援する募金活動を行っています。三人のご遺族に募金をお渡しすることができました。引き続き活動してまいります。
周産期医療の崩壊をくい止める会より　http://perinate.umin.jp/
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配信・解除依頼は　info@medg.jp　までメールをお送りください。手続きに数日要することがありますので、ご了承ください。
今回の記事は転送歓迎します。その際にはＭＲＩＣの記事である旨ご紹介いただけましたら幸いです。
ＭＲＩC by 医療ガバナンス学会　http://medg.jp
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汚染地域に人が住んでいる事が間違いだ！

もちろんその地域の住人は不満もあるだろうが
放射線汚染とはそれくらい責任（お金、不満）のかかる事なのです。

「鼻血が出ます。下痢がとまりません」→「ストレスですね」

馬鹿野郎！！そのストレスが放射能なんだよ！！

セシュ〜ム〜

わざわざ放射能入り牛を買ってくれ、食べてくれ〜なんて言うなよ！　笑

もし、黄砂の影響なら春に西日本は勿論、日本中黄砂が降ってるから、岡山も岡山以外も線量高くなる筈だが？

黄砂が原因というよりも、花崗岩等の影響のような気がするがね。

引用スタート：関西や中国地方は放射性同位元素を多く含む
花崗岩地帯が多いので　大地からのガンマ線の量が多く、
逆に関東平野は火山灰地のためガンマ線の量は少なくなっています。