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大飯原発:再稼働で説明会開く 町民から不安の声相次ぐ
http://mainichi.jp/select/news/20120427k0000m040094000c.html
毎日新聞 2012年04月26日 21時44分(最終更新 04月27日 00時30分)
定期検査のため停止している関西電力大飯原発3、4号機の再稼働問題で、立地自治体の福井県おおい町は26日夜、町民向けの説明会を同町総合運動公園体育館で開いた。町民約8800人のうち546人が出席し、柳沢光美副経済産業相らが再稼働の安全性と必要性について説明。住民からは安全性に対する不安の声も相次いだ。
原発再稼働を巡り政府が住民に直接説明するのは初めて。再稼働の可否を判断するにあたり、住民が政府から直接説明を聞く必要があるとして、町が要望していた。
説明会への参加は安全確保を理由に町民に限り、会場に金属探知ゲートを設けるなど厳重な警戒が敷かれた。
説明会で、ある男性は事故時の拠点となる免震事務棟が未完成であることに触れ、「建ててから再稼働の話をしてもらいたい。原発が動かないことによる雇用問題にも緊急対策をしてほしい」と求めた。別の男性は「この地域は地震と無縁ではない。想定以上の揺れが来たらどうなるのか。大飯原発の下に活断層があるのかどうかの検証なくして再稼働はありえず、あまりに拙速すぎるのではないか」と指摘した。
また、無職の男性(55)は取材に「周辺自治体の了解なく再稼働させたら、『加害者』の立場になる。『そんなに原発マネーがほしいか』と言われたくない」と話した。
時岡忍町長は終了後、「私自身としては安全を大前提に(再)稼働できればと思う」と従来の主張を改めて述べたが、町としての判断については、「住民の理解が得られたかどうかは議会の意見を聴いて判断したい」などと話すにとどめた。
同原発3、4号機を巡っては、野田佳彦首相と関係3閣僚が今月13日、政府の決めた「安全性の判断基準」を満たしていると確認し、夏場の電力不足緩和のためにも再稼働が必要と結論付けた。翌14日、枝野幸男経産相が福井県を訪れ、西川一誠知事と時岡町長に再稼働を要請した。【松野和生、安藤大介、大久保昂、安部拓輝】
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