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「原発は悪者なのか」 再稼働めぐり福井・おおい町で住民説明会 脱原発に不満相次ぐ
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120426/dst12042623430011-n1.htm
2012.4.26 23:41 産経新聞
「原発は“悪者”なのか」−。26日夜、関西電力大飯原発3、4号機の再稼働をめぐり開催された地元・福井県おおい町での住民説明会。原発の足元で長年暮らしてきた町民たちは、原発再稼働への期待や不安を国側にぶつける一方、電力消費地の関西圏で高まる「脱原発」の声への不満を相次いで訴え、国への対応を強く求めた。
説明会への参加は、事前に申し込んだ町民と報道関係者に限られた。開始1時間前ごろから、住民を乗せたシャトルバスが続々と到着。入り口に設置されたエックス線機器で手荷物検査を受けて会場入りした。
説明会では冒頭、柳沢光美経済産業副大臣がこの日、大飯原発3、4号機を視察し、福島第1原発を襲った地震や津波がきても、同原発が燃料損傷に至らない、などと同原発の安全性について説明。その上で今夏の深刻な電力不足を回避するため地元住民に原発再稼働への協力を改めて要請した。
一方、住民からの意見で目立ったのは橋下徹大阪市長などが打ち出す「脱原発依存」への不満だった。
女性住民は「電力供給地と消費地に温度差があり、今の議論では供給地が悪者にされ、原発再稼働に反対しないといけないような雰囲気がある」といらだちを募らせた。男性住民も「原発は迷惑施設なのか。小さな町の声は関西の大きな声の荒波に押し流されてしまう」と不満を口にし、「(双方の)協調の絆が保たれるよう、国の責任で対応してほしい」と訴えた。
このほか、原発停止に伴う失業対策を訴える声も。大飯原発の定期検査で設備の保全作業を行ってきた建築業、武永武志さん(54)は「この地域の大半は、原子力発電所の関連で働いており、止まったままなら仕事もないため、稼働させないといけない」と早期再稼働を望んだ。
一方、パートの男性(67)は「これだけの雇用が創出される原発はやはり必要だと思うが、安全が第一。原発から4キロしか離れていないのに、原発に関する断片的な情報しか入ってこない」と話し、地元での情報伝達のあり方に不満を漏らした。
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