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(書評)
チェルノブイリ報告 (岩波新書) [新書]
広河 隆一 (著)
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5つ星のうち 5.0
その日の出来事が、一人一人の人生の一部であった事を知る為に, 2005/8/6
By 西岡昌紀 -(2005年8月6日)
素晴らしい本である。この本は、パレスチナ問題に関する著書などで知られたフォトジャーナリストの広河隆一氏が、チェルノブイリ原発事故後の現地を訪れ、出会った人々の肉声と、現地で撮影した写真をまとめた、価値有る一書である。この本を読んで痛感させられる事は、チェルノブイリ原発事故も、広島と長崎の原爆と同様、つまる処、個人の人生の集積であると言ふ事である。広島の被爆者の体験が一人一人の体験であり、一人一人の人生と不可分であるのと同様、チェルノブイリ原発事故も、一人一人の人生と不可分の出来事であった事を、この本は教えてくれる。広河氏のこの本には、そうした視点が有る。その事を忘れて、「環境問題」を語る事も、戦争と歴史を語る事も、共に空しい事を、私は、この本から、教えられた。地球上最大の環境問題である放射能汚染について考える為に、そして、広島と長崎で起きた事の意味をより深く考える為に、この本が、永く読み継がれる事を願ふ。
(西岡昌紀・内科医/広島に原爆が投下されて60年目の日に)
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