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(書評)
ぼくとチェルノブイリのこどもたちの5年間 (ノンフィクション・隣人たちの哲学) [単行本]
菅谷 昭 (著)
http://www.amazon.co.jp/%E3%81%BC%E3%81%8F%E3%81%A8%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%8E%E3%83%96%E3%82%A4%E3%83%AA%E3%81%AE%E3%81%93%E3%81%A9%E3%82%82%E3%81%9F%E3%81%A1%E3%81%AE5%E5%B9%B4%E9%96%93-%E3%83%8E%E3%83%B3%E3%83%95%E3%82%A3%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%83%BB%E9%9A%A3%E4%BA%BA%E3%81%9F%E3%81%A1%E3%81%AE%E5%93%B2%E5%AD%A6-%E8%8F%85%E8%B0%B7-%E6%98%AD/dp/459106834X/ref=cm_cr-mr-title
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5つ星のうち 5.0
チェルノブイリ原発事故後、ベラルーシの小児甲状腺癌は、60倍に増加した, 2005/4/26
By 西岡昌紀 -(2005年4月26日)
チェルノブイリ原発事故(1986年4月26日)から、19年の時が流れた。この原発事故によって放出された放射能の総量は、それ以前に、地球上で行はれた全ての核実験が大気中に放出した放射能の総量とほぼ一致すると言ふ報道が有る。(その3分の1と言ふ主張も有るが、いずれにしても、大変な量の放射能が放出された事には変はりが無い。)その放射能は、世界中に拡散したが、中でも、高濃度の汚染にさらされたのは、当然の事ながら、チェルノブイリに最も近いベラルーシやウクライナの汚染地域であった。この結果、ベラルーシでは、広い地域が放射能で汚染され、その結果、そうした放射能汚染による医学的被害が、今も、拡大しつつある。この本に依れば、例えば、ベラルーシの子供(0~15歳未満)たちの間では、事故後10年間の甲状腺癌の患者数が、何と60倍(!)にまで増えたと言ふ。(本書10ページ)原発事故と言ふ物が、いかに大きな惨禍をもたらすかをこの数字は、物語って居る。--この本は、そのベラルーシで、小児の甲状腺癌の治療に身を捧げた外科医、菅谷昭(すげたにあきら)氏の回想である。本文の大部分は、菅谷医師が治療したベラルーシの子供達の素顔の紹介に割かれているが、それを読むと、この悲惨な状況の中でも、ベラルーシの子供達が、強く、希望を持って生きて居る事に驚き、感動せずには居られない。素晴らしい本である。この本を全ての人にお薦めする。
(西岡昌紀・内科医/チェルノブイリ原発事故から19年目の日に)
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