原発「むりやり」再稼働　オフレコ・メモを公開する 枝野「おおむね安全」大臣と、仙谷の陰謀
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/32356
2012年04月24日（火）週刊現代　：現代ビジネス

■「応急措置」で再稼働へ

会見では「再稼働を急いでいるわけではない」と発言しているが、オフレコ懇談で真意を明かしていた〔PHOTO〕gettyimages
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　原子力安全委員会が関西電力・大飯原発のストレステストの一次評価の結果を「了承」して以降、野田佳彦首相、枝野幸男経産相を中心とする4閣僚は繰り返し会議を開き、関西電力の工程表を「おおむね適合」と認定、「再稼働」を既成事実化してしまった。

　あとは枝野氏が地元に足を運んで「理解」を求め、5月にも再稼働に踏みきる見通しだという。

　あれだけの歴史的事故を起こしておいて、小手先の「安全評価」「審査」「確認手続き」で再稼働に踏み切ろうとしているのだから、国民が恐怖感を抱くのは当然だろう。

「ストレステストは、まったく不十分です。たとえば、水素漏出対策はほとんどないに等しい。水素は他の分子に比べて小さいから、少しの隙間でも漏れやすいんです。溶接部分などで腐食が進行しているところに、巨大な地震動が来たり、ガスケット(固定用シール)の材質が劣化してダメになったり、高温高圧でフランジ(継ぎ目)にひずみが生まれることも考えられる。

　また、送電鉄塔が倒れてしまった場合、どうするのかという備えもない。そのあたりを、何度国会で質問してもまともな答えが返ってこないんです」(元原子力技術者の吉井英勝代議士)

　この水素漏出の問題以外にも、大飯原発ではフィルター付ベント装置や免震重要棟が設置されておらず、いま慌てて準備を進めているが、完成するのは早くても'15年度以降になるという。

　それ以外に、数十mの津波に耐える防潮堤や、恒久的な非常用電源の問題も心配されている。しかし原子力安全・保安院、原子力安全委員会、経産省という「原子力ムラ」の面々は、それらの問題に「応急措置」を施しているから問題ないとして、再稼働を強行しようとしている。

　NGO「e-みらい構想」代表・長谷川羽衣子さんは避難計画の不備も指摘している。

「とくに京都北部の方が言っているんですが、事故発生の際の、避難経路が確立されていないんです。細い道が一本しかないというルートばかりで、皆さん車で逃げるだろうし、もしものときは大渋滞になってしまう。ストレステストの評価も福島原発以前の基準でやっていますし、納得がいきません。

　今後、枝野さんが福井入りする話が出ていますから、そのときは抗議行動に行くことを考えています。県庁をヒューマン占有したりとか、ロビーに座って無言で、非暴力抗議行動をするとか。

　いまも国民の多くが、原発を止めたら電力が足りなくなると思っていますが、ドイツでは節電すれば原発一基分の電力が浮くという考え方がある。環境省はなぜ、そういうことをもっと打ち出さないのか疑問です」

■チーム仙谷が動いている

連日のように開かれる関係閣僚会議に、なぜか同席している仙谷氏。枝野氏をスポークスマンのように使い、背後で操る〔PHOTO〕gettyimages
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　今回出された「暫定安全基準」を「十分だ」と評価した福井県の「原子力安全専門委員会」委員長の中川英之・福井大学名誉教授に、本誌はその見解を細かく聞いた。

　中川氏は工学部長時代、福井大に原子力を専攻する学科を作った中心人物だ。

「大飯再稼働の安全基準は3つあり、1番目の緊急対策や応急対策は、だいたいクリアしている。2番目も原子力安全・保安院が妥当と認め、原子力安全委員会も検査そのものは妥当と認めている。

　3番目が問題ですよね。これは技術基準の前倒しと言われていますけど、30項目、いずれきちっと満足する必要があります(現在はできていない)。免震重要棟は作るのにそれなりに時間がかかるというのがあります。それに代替するものをどうするか。

　また大飯の場合、格納容器が非常に大きいので、水素が充満する可能性は低いんですが、(水素漏出の)対策をどうするか。それから電源。将来的には空冷式の大型ディーゼル発電機を設置する計画になっているんですが、(完成までに)かなり時間はかかる。3~4年はかかるんですね。その間の代わりになるものは設置できているんですが。

　それから、施設を動かすソフト面。人の教育とか、マニュアルをきちんとしていくべきだと思っています。私としては、現状でそれらの対策は十分だと思いますが、事故時に安全な方向にちゃんと生きて動いているということが確信できれば、安全性が担保できていると言えると思います」

　免震棟、大型発電機などの設置には数年かかる。それまでの応急対策を施しているというのだが、これらの対策で百パーセントの安全が保障されるのか。「おおむね安全」で、再稼働に踏み切って大丈夫なのか。

　不安だらけの大飯原発再稼働を牽引するのは、政府・民主党の「5人組」と言われる勢力だ。枝野氏に加え仙谷由人政調会長代行、古川元久国家戦略相、斎藤勁官房副長官、細野豪志原発事故担当相の5人。

　なかでも仙谷氏が中心人物で、「チーム仙谷」と呼ばれることもある。枝野氏は、仙谷氏の意向に従う形で発言・行動しているという。

　4月9日深夜、枝野氏が新聞各紙の担当記者と行ったオフレコ懇談のメモを本誌は入手した。

「大飯原発では大きな地震や津波で外部電源が喪失する事態になっても、炉心溶融には至らないということを、二重、三重、四重に安全性を確認しているところ。

　昨年3月11日までの考え方であれば、これで終わっていたと思う。しかし、安全性は確認されるがさらにそれを高めるという観点から、免震重要棟の建設やベント管にフィルターを付ける工事を行う。フィルターに関しては(大飯は)福島と原子炉のタイプが違う。基本的にはベント(原子炉内圧力の排出)に至るようなことは重大な事故でも考えられない。福島とは全く違うタイプの原子炉だ。(フィルターを)使うことはほとんど想定できないけど、用意しておく。念には念を入れてということで、計画させた。免震重要棟も、さらに万全を期すというか、なくても大丈夫だろうけど、作るように関電に指示した」

　枝野氏の真意は、このオフレコメモを見れば、明らかだ。

■「電力不足」は本当か

　枝野氏、仙谷氏らはなぜ再稼働へ向け、突っ走り始めたのか。

　ある民主党中堅議員が、絶対匿名を条件にこう話す。

「5人組が再稼働を急ぐのは、経団連を中心とした財界の意向が強く反映している。なかでももっとも熱心に活動しているのが仙谷さんだ。

　仙谷氏はなぜか、政府の関係閣僚会議にオブザーバーとして出席している。あれは議論の流れが再稼働から逸れないように、監視しているんでしょう。特に発言が二転三転する枝野氏に目を光らせている。人権派の弁護士だった仙谷氏が原発再稼働に動いているのは、現政権内で、財界とまともに話がつけられるのはオレしかいない、という自負があるから。政権をウラで支えているのはオレだということでしょう。

　仙谷氏はこれまで、公務員制度改革を手がけたり、鳩山政権では首相に代わってダボス会議に出席するなどして権力を誇示しようとした。昨年の代表選出馬は断念したが、小沢氏の力が失墜したいま、党内最高実力者の地位を固めつつあるんです」

　国民からすれば、また仙谷氏か!という印象だが、ほかに人がいないのが現在の民主党。

　仙谷氏は、党内の「東電・電力改革プロジェクトチーム(PT)」の会長を務めているが、初会合が開かれたのは多くの議員が地元に戻っている2月24日の金曜日だった。結局、側近議員をPTの幹部に据えて主導権を握ってしまっている。

　PTの事務局長・大塚耕平氏は日銀出身で、参院愛知選挙区選出。中部電力労組からパーティ券を買ってもらっていたことが判明している。事務局次長の小川淳也氏、玉木雄一郎氏はともに香川県選出の若手代議士で、元キャリア官僚。選挙区が近い仙谷氏の側近として知られる。

　党内にはもともと原発再稼働に反対する「原発事故収束対策PT」と、推進派の「エネルギーPT」の二つの議連があったが、仙谷氏が「東電・電力改革PT」を立ち上げたことで再稼働派が優勢という勢力図になった。

「仙谷氏は今年1月末、東電のメインバンクである三井住友FGの奥正之会長ら、メガバンクのトップと密かに会談したことがわかっていますが、東電への融資の見返りとして、メガバンク側から『原発の再稼働と、電力料金の値上げ』を条件として突きつけられたという。銀行側は、再稼働と値上げなしでは東電の経営再建はあり得ないと考えているんでしょう。東電が倒産すれば、当然融資も社債も焦げ付くわけですから、銀行側としてはそうならないための保険をかけたわけです」(別の民主党代議士)

　一方、民主党議員のなかには、表立って再稼働に反対しにくいという事情もある。

「党内には電力労組から支援を受けて当選している議員が数多くいます。

　私自身はやっていませんが、民主党の議員のなかには、選挙の際、労組に、『原発を推進します』という念書を書かされたという者がいる。実際に書いたという議員から聞いたことがあります。次の選挙のことを考えると、『再稼働反対』を大声では言いにくいでしょう」(前出・中堅代議士)

　地元のおおい町長や、福井県知事も、現段階で再稼働には明確に反対の意思表示をしていない。

　今後、枝野氏の訪問など段取りを踏めば、再稼働容認へ傾く可能性が高い。

「関西電力は、今夏20%近く電力が不足する可能性があると報告していますが、実は原発が止まる前から、関電は発電力が不足し、北陸電力や四国電力から融通してもらっていたんです」(全国紙関西駐在記者)

　オフレコ懇談では、枝野氏すら「関西電力の報告した数字はもっと精査する必要がある」と話している。

　再稼働を主張する大新聞、メディアも多いが、事故が起きたとき、どう責任を取るのか。「おおむね」でなく「絶対」安全が確認されない限り、再稼働すべきでない。それがフクシマ以降の国民のコンセンサスだろう。

「週刊現代」2012年4月28日号より

コメント
01. S.T 2012年4月24日 09:50:15 : TNEHs1z1b5edM : vv7Ia4kE5x 原発ばかリ目を向けて、地元など住民に対する安全配慮など一切無い事が原発事故でハッキリした。 巻き散らかした放射能を「無主物」と判決を出したり、多くの被災住民を避難させないで一部のみとか、甚大な量の放射能を未だに撒き散らかしているにも関わらず国民よりも原発とカネを選択した。 住民の原発事故に対する「ストレス検証」は行われていないだろう。 ところで天気図など雲の動きをヤフーの動画で見ていると、福井県あたりの雲の流れが長野県から関東地方まで連なって流れています。 万が一爆発臨界事故でも起こせば、近畿から東半分の日本は住めなくなる可能性も考えられます。 こうまでして原発稼働を急がせるのは何かある。 岩国の科学プラントでの事故で、劣化ウランが表に出て来たけど、そのプラントの近くに米軍基地と自衛隊基地があるので、まさかとは思うが劣化ウランから劣化ウラン弾を米軍は製造していないだろうか？ 福井県の原発も隣の京都府に自衛隊舞鶴基地がありますね。 妙に引っ掛かります。
02. 2012年4月24日 11:06:27 : o1qX2pxyX6 西海岸にプルトニウムをぶっかけられたアメリカが、性懲りもなく再稼働のプレッシャーをかけているのでしょうか？
03. 2012年4月24日 12:01:57 : rWmc8odQao 深尾葉子氏 「（猪瀬副知事と橋下市長　「再稼働は不適切」） 大阪春の陣。こればっかりはお二人になんとしてもゴリ押しで頑張ってもらいたい」 https://twitter.com/#!/shenwei/status/194584881689395200 「剛腕」活用法ですな。実際のところ、政治には度胸と根性が必要なようです。頭が良くても心がヘナチョコでは使い物にならないと。
04. 恵也 2012年4月24日 13:47:00 : cdRlA.6W79UEw : 0ZBDnQeSxc >>　フィルターに関しては(大飯は)福島と原子炉のタイプが違う。基本的には >>　ベント(原子炉内圧力の排出)に至るようなことは重大な事故でも考えられない。 バカとしかいえない。 スリーマイル事故では、日本人はまじめで優秀だからアメリカと同じようなことはないとか チェルノブイリ事故では、黒鉛炉で安全性に問題があり日本と違うとかいい訳には困らん。 問題は原子炉に莫大な量の死の灰が溜まってること。 永遠に社会から隔離するなんて「人間には不可能なこと」くらい悟れないのかね。 >>　5人組が再稼働を急ぐのは、経団連を中心とした財界の意向が強く反映している。 財界でも原発で大儲けしてる連中が、経団連の幹部を独占してるため。 原発メーカーの三菱重工、日立、東芝や、土建会社の鹿島建設など日本の トップ企業がメジロ押しだ。 税金と電気代にたかる蛆虫会社が、東電を潰すと大赤字になるので再稼動 を行って東電を生き残らせようとしてるの。 今の状態で１機4000億円という原発が動かなければ、東電には生き残る チャンスはない。 >>01　劣化ウランから劣化ウラン弾を米軍は製造していないだろうか？ 劣化ウランは弾頭にも使われてますが、非常に重いので重心調整のための 重石に使われてます。飛行機や建設機械にもたくさん使われてる。
05. 2012年4月24日 13:47:03 : cuTOQmvrMg 「地震の問題について時間をかけて議論することが必要」――福井県民からの声「ちょっと待って再稼働！」3 投稿日 - 2012-04-24 10:16 【Ustream中継録画】4夜連続「原発どうする？」福井県民、ホンネを語る会（第2夜） こんにちは、福井アクションセンター駐在の高田です。 福井県の大飯原発の再稼働を巡る動きがあわただしくなっています。 福井県民は、原発再稼働に納得しているわけではありません。 聞いてくれないなら、と自ら声をあげる福井県民のメッセージを、このブログで数回にわたってご紹介していきます。 ３人目は、福井県美浜町の松下照幸さん。 その名の通りエメラルドグリーンの美しいビーチ水晶浜をもつ美浜町。 稼動40年級の古い原発をもつ町でもあります。 松下さんは、美浜町で40年に渡り原発問題に地元から取り組んでこられました。 原発立地地域で原発に異議の声を上げること――ぜひ、松下さん出演のUstream中継録画もご覧ください。 【Ustream中継録画】2012/04/18 再稼動問題イチから勉強会（主催 e-shift) Q なぜ再稼動に反対なのですか？ A. 立地地域に住み、原発の負の面を嫌と言うほど見せつけられてきました。 作業員のガン死、事故・トラブルの続出と風評被害、反対する者への徹底的な排除、嫌がらせ、等々です。 民主・自主・公開とはほど遠い現実でした。 特に、私の住む地域の若い電力作業員が白血病で亡くなったことが、大きな転換点でした。 亡くなる直前に関電病院へ移り、そこで息を引き取ったことを知りました。 すごいシステムだと驚いたことを思い出します。 再稼働については、地震の問題について時間をかけて議論することです。 広く意見を求めるプロセスが欠かせないと考えています。 現時点で知られている起震断層以外に伏在している断層の可能性はないかなど、徹底して調べることが再稼働の大前提です。 常識的なことですが、福島事故を引き起こしたとさえ言える原子力安全・保安院を解体し、批判的な研究者を交えた新たな組織体制を創り、国民の信頼を取り戻すことが、再稼働の着実な一歩であると思っています。 ――――― 【松下照幸（まつした　てるゆき）さん】 福井県三方郡美浜町在住。（株）森と暮らすどんぐり倶楽部取締役。過去40年にわたり、美浜町および福井県の原発問題に取り組む。一般企業勤務を経て美浜町議会議員を務め、美浜町で原発から自然エネルギーへの転換を呼び掛けている。近々ドイツに視察に行く予定。 http://www.greenpeace.org/japan/ja/news/blog/staff/3/blog/40086/ 「福島の現状を『福井県』に置き換えるといてもたってもいられなくなった」――福井県民からの声「ちょっと待って再稼働！」2 投稿日 - 2012-04-23 16:40 【ビデオ】2012.4.22(sun)エネパレPresents アースデイパレード こんにちは、福井アクションセンター駐在の高田です。 福井県の大飯原発の再稼働を巡る動きがあわただしくなっています。 福井県民は、原発再稼働に納得しているわけではありません。 聞いてくれないなら、と自ら声をあげる福井県民のメッセージを、このブログで数回にわたってご紹介していきます。 お二人目は、福井県永平寺町のレゲエシンガーNATERこと前川宙之（24歳）さん。 4月21・22日に代々木公園で行われたアースデイ東京とアースデイパレードでも、福井県民として「ちょっとまって、再稼働！」を訴えました。 Q なぜ再稼動に反対なのですか？ A. 自分の故郷 福井県は、全国でも最多の原発を所持している原発銀座であり、それによって関西に電力を供給している。 原発反対の意識を持ち始めたのは3.11の震災からである。 その当時、自分は福井県を離れ、神奈川県は横浜市に拠点を置いて音楽活動をしており震災当日は渋谷にいた。 当然激しい揺れを感じ、（棚の荷物が落ちるほど）人生で一番の「地震の恐怖」を感じた。 すぐに横浜にあるアパートに帰ろうと渋谷駅に向かうと、電車が止まっており周りには帰宅難民となった人々が溢れかえっていた。 深夜になりやっと電車が動き出したのと同時に電車に飛び乗り、やっとの思いで帰宅。 自分のアパートには テレビがないため、ネットなどで震災の情報を集めた。 最初は津波のニュースなどだったが、そこから「福島の原発が危ない」という情報を知った。 自分が原発に関して危機感を持ったのはそこからだった。 調べれば調べるほどに不安になってくる。 「メルトダウン」「メルトスルー」という言葉がツイッターでは飛び交っていた。 その当時の仕事はピザのデリバリーをしていた。 恐怖からマスクもしたし、雨が降っている日などは「なぜ、寿命を縮めながらも仕事をしなければならないのだろう」と思っていた。 だが、政府から公開される情報は徐々に少なくなっていく。 疑問を感じた。 ネット上では「日本は終わった」「レベル７」などと騒がれている。 にも関わらず、避難命令なども出さない。 政府がいち早くやったこと、それは「情報規制」だった。 「原発利権」 そんなモノの為に、テレビも新聞も正しい情報を流さない。 だが、今の世の中はネットというものがある。 それが「正しい情報」か、「間違った情報」なのかを見極めるのは自分しかいない。 すると２つの意見に分かれた。 「原発肯定派」と「原発反対派」だ。 もちろんそれぞれの意見はあるだろう。 だが、お金と人の命を天秤にかけたとき大事なのは「命」だ。 もし、自分の子供が放射性物質の影響を受けて生まれたらどういう気持ちになるだろうか？ もし、原発事故が起きて自分の故郷が住めない土地になったらどういう気持ちになるだろうか？ 福島の現状を「福井県」に置き換えるといてもたってもいられなくなった。 自分が「反対派」になったのはこれが理由である。 自分は生まれ育った福井を愛している。 大事な自然を守りたい。 原発がなければ、たとえ災害が起きようと復興する事はできるだろう。 だが、事故が起きてしまえば人の手には負えな い。 それは、今の福島が物語っている。 自分に子供が出来た時に「福井が好きだ」と言ってもらいたい。 その為に自分ができることは何か？ 考えた結果が「反原発」である。 ――――― 【NATER（前川宙之）さん】 福井県永平寺町在住。レゲエシンガー（歌手）。 地元のクラブイベントをきっかけに2003年から音楽活動をはじめ、現在はNATERとして福井県を中心に精力的にライブを行う。2010年RAGGA CUP（ラガ カップ）グランド・チャンピオン。 3.11の震災をきっかけに原発問題に関心を寄せ、音楽を通して原発反対のメッセージも伝えている。 http://www.greenpeace.org/japan/ja/news/blog/staff/2/blog/40084/
06. 2012年4月24日 15:58:00 : rWmc8odQao 花咲宏基氏 「原子力ムラの2つの独法の資料を見ています。正さなければならないことがでているので、党の行改調査会にも報告し、調査会としてそれらの独法に改善を要求していきたい。今は、資料を読み、シロアリを見つけ出す作業をしています。それにしても、資料を読めば読む程、怒りが込み上げてくる。」 https://twitter.com/#!/hanasakihiroki/status/194548049442373632 なんか地味だけど正しいことをやってる方もいます。根気強くがんばってほしいものです。
07. 2012年4月24日 23:42:11 : keldem4r6M 国民に出来ること 民主党を支持しないことだけ
08. 2012年4月25日 05:52:30 : UdnbZIsjtM 自民党もね。
09. 2012年4月25日 16:36:26 : wF1paiaQBQ ＞１さん 事故れば、東日本の汚染が凄まじい。 野田政権、原発運転再開の必要性があると判断。ただし、運転再開の是非については、地元などの理解を得た上で改めて協議。 http://portirland.blogspot.com/2012/04/blog-post_6781.html 100km圏内 http://1.bp.blogspot.com/-dofAVK7R_SU/T4Zwa_N2VZI/AAAAAAAAAkk/PM_XkcEgGG4/s640/%E5%A4%A7%E9%98%AA%EF%BC%88%EF%BC%92%EF%BC%89.png

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