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美浜原発40年超運転妥当か検査 2号機、福島事故後初の判断
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/nuclearpower/34364.html
2012年4月23日午後6時17分 福井新聞
7月25日に運転開始から40年を迎える関西電力美浜原発2号機(加圧水型軽水炉、出力50万キロワット、福井県美浜町)について経済産業省原子力安全・保安院は23日、関電が運転継続に向けて提出した高経年化技術評価と長期保守管理方針が妥当かどうかを調べる立ち入り検査を始めた。25日まで関係書類や設備、機器をチェックする。東京電力福島第1原発事故後、国が40年超運転を判断するのは初めてとなる。(竹内史幸)
政府は運転期間を原則40年に制限する一方、基準を満たせば最長20年延長できるとの方針を打ち出し、原子炉等規制法改正案を国会に提出。ただ、審議は全く進んでおらず、成立の見通しは立っていない。運転延長を認める具体的な基準も不明で、現行制度のまま手続きが進む形となる。
原子力規制庁の発足も大幅にずれ込む見通しの中、保安院が審査に当たる。
関電は昨年7月、今後20年延長したと仮定して機器や構造物の健全性を確認した高経年化技術評価と、今後10年間に追加すべき保全策をまとめた長期保守管理方針を保安院に提出した。
保安院は今月13日、美浜2号機の運転延長申請について、専門家でつくる意見聴取会を再開している。立ち入り検査の冒頭、保安院の石垣宏毅高経年化対策室長は「福島の事故(対応)で保安院の美浜2号機の高経年化評価が若干遅れている」と説明した。
石垣室長が「法律的に妥当か審査を進め、3日間一つ一つ丁寧に確認したい」と述べたのに対し、美浜原発の片岡秀郎所長は「規制の枠組みにとらわれることなく、安全性向上対策を自主的かつ継続的に進める」とした上で「しっかり説明責任を果たしたい」と強調した。
40年超運転が認められれば、県内では日本原電敦賀原発1号機、関電美浜1号機に続き3基目となる。関電の八木誠社長は1月、「国から技術的に問題ないと了解が得られればプラントとして有効活用したい」と運転継続に意欲を示していた。
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