http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/164.html
Tweet |
原発の再稼動は誰のため?・・・くるくる変わる枝野クンの発言
http://haru55.blogspot.jp/2012/04/blog-post_21.html
2012年4月21日 政経徒然草
枝野経済産業大臣の発言は矛盾だらけだ。
一昨日も「大飯原発以外の原発は原子力規制庁が出来てからでないと再稼動は無理だろう」というような趣旨の発言をしたそうだ。
だったら何故、大飯原発だけは容認できるのか。
あれこれと言い訳をするだろうが、国に基本となる理念がないままで、再稼動を認めることは他の原発の再稼動を安易に認めることにも繋がり、とても容認できるものではない。
では、基本となる理念とは何か?
原発は本当に必要なのか。
「国民の生命と生活と安全を守る」ということは、どういうことなのか。
原発問題で言えば、この二つであろう。
これらは、防衛問題とも共通する部分がある。
沖縄のアメリカ軍基地は、本当に必要なのか。
「国民の生命と生活と安全を守る」ために、日本の防衛はどうあるべきなのか。
政治は誰のためにあるのか?
ということである。
今まで、誰もが「当たり前」と思ってきたことを根本から見直す時期にきているように思えてならない。
一旦、原発で過酷な事故が起きた場合には 「国民の生命と生活と安全を守る」ことができないことは福島の原発事故をみれば明らかである。その影響は今後、数十年、数百年、・・・万年にも及ぶ。
福島の原発事故は、表現が妥当かどうかは別として、福島に原爆が落とされたと考えるとわかりやすい。広島、長崎で被爆された多くの人たちは、今尚、後遺症で苦しんでおられる。
それと同じようなことが、絶対に起きないとは言い切れない。
原発の再稼動問題にしろ、防衛の問題にしろ
「守るべきは誰なのか」
「守るためには何をすべきか」
が最優先で検討されなければならない。
守るべきは
「財界」と「電力業界」と「官僚組織」
守るためには
「原発の再稼動推進」
ということを声高に叫ぶ政治家がいるようだが「福島原発事故の被災者の声」を余りにも軽く聞いてはいないのか。皆さんが失ったものは、物質的な面に限らず精神的な面においても大きい。
大飯原発は福島第1原発と較べると原子炉が格段に新しいから大丈夫だという人もいるようだが、逆に新しいから、一旦事故が起きた場合の影響は福島以上に大きい。(原爆と同じ)
「心穏やかに生活できる環境」を考えた場合、「原発は要らない」と思うのは私だけであろうか・・・。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 原発・フッ素23掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。