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大飯再稼働:仙谷氏説明に民主議員から異論相次ぐ
http://www.asyura2.com/12/genpatu22/msg/889.html
投稿者 地には平和を 日時 2012 年 4 月 17 日 23:23:31: inzCOfyMQ6IpM
 

大飯再稼働:仙谷氏説明に民主議員から異論相次ぐ
http://mainichi.jp/select/news/20120418k0000m010131000c.html
毎日新聞 2012年04月17日 22時29分(最終更新 04月17日 22時43分)

 関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働問題で、民主党は17日、党内向けに政府の判断内容を説明する会合を国会内で開いた。

再稼働を「妥当」と判断した関係閣僚会合にオブザーバー参加していた仙谷由人政調会長代行が出席して経緯を説明したが、慎重派の議員から「政府は再稼働を急ぎすぎている」などの異論が相次いだ。

 説明会は、党の経済産業部門会議、エネルギープロジェクトチーム(PT)、原発事故収束対策PTの合同会議として開催。

エネルギーPTの大畠章宏座長が「PTでは夏の電力需給を検討し、安全性の確認された原発は政府の責任で稼働させるべきだ、との結論に至った」とあいさつした。

しかしその直後に、原発事故PTの荒井聡座長が「原発PTでは、再稼働は『時期尚早』という結論を出した。

津波対策さえすればシビアアクシデント(過酷事故)が生じない、というのは『第二の安全神話』だ」とあいさつ。冒頭から党内対立が表面化した。

 会議では、仙谷氏が政府の取り組み内容や安全対策などを説明した上で、「再稼働は行政執行の問題だ。対応は一任されている」と述べ、再稼働判断は党の事前審査の対象ではないと強調した。

その後の質疑では「信用できない原子力安全・保安院が作った基準で再稼働させるのはとても納得できない。

今年の8月を(原発ゼロで)乗り越えたら『原発はいらない』となるのを恐れて再稼働を急いでいるのではないか」と指摘する発言や、「政府の会議に入っていた仙谷氏が党の意見を代表しているわけではない」との反発が続出。

「政府と国会の両事故調査委員会の原因究明を待つべきだ」と求める声もあった。

 1時間半たっても発言が途切れなかったため説明会を「第1回」として次回会合を開くことで打ち切った。

【小倉祥徳、木下訓明】
 

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コメント
 
01. 2012年4月17日 23:51:17 : oNqclzIefs
民主党は仙石の首を〆なければ有権者振り向いてくれないだろう、裏切り者の首を刈るか座して死を待つかだ、時間は無い。

02. 2012年4月18日 01:22:57 : bpElMN1HS6
原発再稼働に関しては小沢裁判の終結のタイミングが一つのポイントかもしれないな。少なくとも電力会社はそう考えているフシが覗える。今の民主党執行部を中心とする政治には良くも悪くも(電力会社を含む)財界主導の戦後政治の縮図が詰まっている。それを続けられるかどうか、ある意味戦前までの体制が水面下で生き続けられるかどうか瀬戸際に来ているといったところだろう。

03. 2012年4月18日 07:04:30 : dNK0iYzPhs
オブザーバーが一番偉い政権w

04. 2012年4月18日 08:22:49 : yxWK02N3A2
今朝7時のNHKニュースがこの会合を報じていた。
弾性キャスタが開口一番「会合では再稼動に理解をみせました」と語り再稼動に賛成する近藤議員に語らせていた。流石にこれでは正確な報道では無いと考えたか、キャスタは「再稼動に疑問を呈する議論もありました」と続けた。そして川内議員に語らせていた。川内議員いわく「会合では再稼動反対が大勢を占めていた」と。

こうしてさりげなく報道に「偏向」を紛れ込ませる。その上で、図図しくも国民から視聴料金を毟り取ろうとしている。なにやらパンフレットを持った中年おっさんが「NHKです。受信機の有無を確認してます」と玄関のチャイムを次々と押しながら歩き回っている。


05. 2012年4月18日 12:55:29 : MOmQ35pfqw
再稼働を決めた会議の議事録を作製していない!
ってことですよ。
3.11後の会議録がないことを追求されたのはほんの数か月前のはず!

責任追及逃れの議事録無!
これが政権与党のすることか?
法律無視もはなはだしい


06. 2012年4月18日 13:28:48 : oD8wdutzaA
原発再稼働で問われる立地自治体首長の資格

福井県でも原発マネー還流2012年4月16日

 関西電力大飯原子力発電所(福井県おおい町)3、4号機の再稼働に向けた動きが最終段階に入ろうとしている。
 またしても立地自治体の首長だけに注目が集まる状況だが、福井県の知事やおおい町の町長に原発の是非を判断する資格があるとは思えない。
 九電玄海原発(佐賀県玄海町)や川内原発(鹿児島県薩摩川内市)のケース同様、福井県でも原発マネーが首長らに還流しているからである。
 改めて西川一誠福井県知事の政治資金と原発マネーの関係について調べてみたが、浮かび上がったのは、やはり原発マネー還流の構図だった。
(写真は大飯原発。福井県庁ホームページより)

旧自治省出身の知事たち
 福井・西川一誠、佐賀・古川康、鹿児島・伊藤祐一郎。3人の県知事に共通しているのは、大学卒業後に入省したのが旧自治省(現・総務省)だったことだ。
 旧自治省といえば、明治期から終戦まで巨大な権限を有し"官庁の中の官庁"と言われた旧内務省の流れを汲んでおり、ことのほか「お上意識」の強い役所だった。そのせいか、3人とも霞ヶ関の意向を重視し、経済界に配慮した姿勢ばかりが目立つ。
 
 そのぞれの県に立地する原発をめぐる国との駆け引きにおいて役人上がりのしたたかさを見せる一方、真意が早期の「再稼働」にあることを隠そうともしない。
 もともと国民の暮らしや少数意見を大切にするという思考法を持ち合わせていないうえ、知事選を含めた政治資金の出所を見れば、彼ら自体が"原子力ムラ"の住人であることが一目瞭然となる。
 政党支部を持たない首長にとって、カネを捻出する方法は個人献金か「政治資金パーティー」ということになるが、頼みは地元の経済界。西川福井県知事の場合も、その傾向は顕著だった。

知事の政治活動支える経済界
 西川知事は、旧自治省官僚から福井県副知事を経て平成15年に知事に初当選。平成19年、同23年と当選を重ね3期目を迎えているが、選挙を含めた政治活動全般を支えているのは、地元経済界が提供する政治資金である。
 
 平成18年、地元経済界が中心となって政治団体「福井経済産業政治連盟」が設立される。同団体はこの年、3回の政治資金パーティーを開催し、合計約8,300万円を集めているが、そのうち3,000万円が翌19年に西川知事の支援団体「西川一誠後援会」へ寄附されていた。
 平成19年の同後援会の収入は約3,900万円で、福井経済産業政治連盟からの3,000万円だけで知事側政治資金の8割近くを占めていたことになる。

 その福井経済産業政治連盟が開催した平成18年の政治資金パーティーの開催状況は次の通りだ。

・「福井経済産業政治連盟設立記念の集い」→収入1,742万円 対価の支払をした者295人 
・「経済産業活性化フォーラム」→収入4,693万9,475円 対価の支払をした者583人 
・「関西連携フォーラム」→収入1,890万円 対価の支払をした者104人 
 
 収入額をそれぞれのパーティーにおける"対価の支払をした者"の数で割ると、1社(あるいは1人)平均は、「設立記念の集い」が59,000円、「活性化フォーラム」が80,500円、「関西連携フォーラム」に至っては180,000円となる。
 "広く薄く"ではなく、少ない企業(あるいは個人)からまとまった政治資金の提供を受けた形だ。

 この年、福井経済産業政治連盟から20万円以上のパーティー件を購入した企業は30社ほどになるが、翌年に知事選を控えた平成22年になると、同じような顔ぶれの企業が、直接「西川一誠後援会」主催の政治資金パーティーでパー券を購入する形に変わっている。
 同後援会の平成22年の政治資金パーティーの開催状況は次のようになる。

・「西川一誠知事と語る新春の集い」→収入1,289万6,000円 対価の支払をした者629人 
・「西川一誠知事と福井の未来を語る集い」→収入5,594万5,790円 対価の支払をした者591人
 
 「未来を語る集い」では、1社(あるいは1人)あたりの購入額が「新春の集い」の5倍近くになっており、無理なカネ集めだったことがうかがえる。

原発銀座
 "原発銀座"と言われるように、福井県には原子力施設が集中している。
・関西電力 大飯発電所1、2、3、4号機
・関西電力 美浜発電所1、2、3号機
・関西電力 高浜発電所1、2、3、4号機
・日本原子力発電(株)敦賀発電所1,2号機
・日本原子力研究開発機構 新型転換炉ふげん発電所
・日本原子力研究開発機構 高速増殖原型炉もんじゅ
 
 これだけあれば、県内の多くの企業が、関電や日本原子力発電、原子力研究開発機構から仕事をもらうほか、電源立地地域対策交付金を原資とした事業に絡む機会も増える。そうして得た利益は、知事や地元政界に流れ、原発マネー還流の構図が築き上げられる。

原発マネー還流
 原発マネー還流の仕組みを端的に表しているケースがある。
 福井県を代表する商社「三谷商事」(本社・福井市)は、平成18年に福井経済産業政治連盟が開催した「経済産業活性化フォーラム」と、平成22年に西川一誠後援会が開いた「西川一誠知事と語る会」にそれぞれ150万円を支出している。
 
 一方、福井県は平成20年度から「電源立地地域対策交付金」を利用して、県内の高校に教育の一環としてパソコン・ネットワークの整備を始めている。
 そして前出の三谷商事は、この一連の事業において、平成20度に24件・約1億2,000万円を、21年度には34件・約2億円分の仕事を受注していたのである。

 また、福井経済産業政治連盟と西川一誠後援会の政治資金パーティーで、パーティー券計90万円分を購入した地場ゼネコン坂川建設(本社・福井市)は、平成21年に中学校の大規模改造工事を約2億5,000万円で受注している。
 この他にも同じようなケースが散見されるが、西川知事の政治活動を支えているのが、"還流した原発マネー"と言っても過言ではあるまい。

 佐賀、鹿児島、そして福井。原発立地県の知事を支えているのが原発マネーで潤う経済界であることは疑う余地がなく、彼らが経済界に逆らって原発を止めるという選択をするとは思えない。

 これまで度々報じてきたが、全国の原発の背景には原発マネーに汚染された政治家たちの姿がある。この状況のなかで、原発再稼働に関してなお原発立地自治体の政治家の意向だけが尊重されるのは、明らかに大多数の国民を無視した暴挙である。

 国民的な議論の場を設けた上で、より多くの自治体に再稼働を判断する権限が与えられない限り、原発を動かしてはならない。

http://hunter-investigate.jp/news/2012/04/post-194.html


07. 2012年4月19日 19:28:01 : VXyecWHd2Q
もはや原発安全論も、制御可能論も、なくては困る論も、経済的である論、エトセトラ論は全部破綻している。脳みそがある人間にはわかるはずだ。

ところがまたここにきて、福井大学の亜流の御用学者共(スケールが小さくなって国の御用を承るのではなく福井県の御用を承る御用学者)が原発は制御できると言いだした。学者と名乗りながら論理性は全く持たない連中と見える。

地方の時代などと言うが、地方にもろくな人間がおらんようだ。先は暗い。


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